旧愚だくさんブログ

愚だくさんブログ過去記事蔵です。

昨日、買った本

2007年05月27日 | 本と雑誌

「天帝妖狐」 乙一
「逃れの街」 北方謙三
「深追い」 横山秀夫
「フェイク」 楡周平
「夜中の薔薇」 向田邦子

が!しかし、乙一と北方謙三は下子カメが買った。
い・・いつの間に、こんな本を読む様になったのだろ・・・しかも、乙一の方は既に読み終えた様子だし。

ミステリー好きのカメなれど、或る意味、子供の成長もミステリーだわなぁ・・。


ワイルド・クック12年

2007年05月25日 | 人間じゃない家族

烏骨鶏のクックちゃんを初めて見た時から感じてた。

「勝気そうな目がワイルド・ターキーの七面鳥ソックリだぁ!」・・・と。

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右写真はピンボケになってしまったけど、どーです!激似でしょ?

ワイルド・ターキー・・・好きな酒ですね。
ショット・バーでは、甘ったるいカクテルは無視で、ひたすらターキー12年ものをストレートで頂くカメ。
(バーテンさんに訊いた処、写真のFREEDOMはどうも駄物らしい)

12年ものを舐めながら、深い味わいと馥郁たる香を楽しむ時に、心から「酒呑みで良かった~♪」と思う。
我が強靭な肝臓に感謝!


おいしい薬

2007年05月22日 | 人間じゃない家族

ワクチン接種の為、ジュピターを病院に。

院長ドクターと話をしながら、
「アフガンハウンドを飼うからには、如何にもアフガン!ってな風貌にしたい!美しい長毛にしたい!」
と言ったところ・・・
「うーん・・・その気持ち、分かるんだけどさぁ・・・でも、大変だよ!」
「・・・・・。」
「この状態から後半月後には、毛が伸びきっていると思うけど、そうなったら日々毛玉との闘いだからね。」
「・・・・・。」
「今くらいに短く刈り込んだ今が、一番楽だと思うよ。」
「・・・・・。」
「兎に角、大変!」
「・・・・・。」
「あまりに手入れが大変なので、カメさん、真冬に刈り込みたくなったりするかも!ワハハハ!」
「・・・・・。」

ってな感じで、終始「何だかなぁ・・・」のカメ。

眠くてたまらないので、続きは明日。m(_ _)m

翌日、追記

二日間に渡って書く程の事でもないわな。

↑この院長ドクターは楽しい人で爬虫類オタ。
上記だけでも充分に饒舌なのに、患者(?)が爬虫類になるとこれより更に饒舌になるのだ。

・・・で、前回貰ったフィラリアの錠剤を飲ませるのに苦労した話をしたら、クッキー状の薬に替えてくれた。

070523_20230001 ハハッ!ちゃんと骨の形してる!

この「至れり尽くせり感」は、まさしく「お犬様!」だわね~。


剃髪

2007年05月16日 | 人間じゃない家族

昨日、動物病院に併設されたトリミング室にて、ジュピター、丸刈り。

ロング・コートはアフガンハウンドの命。
なので、何とか温存出来ないかと、未練がましくトリマーさんに訴えてみたところ・・・

「随分と毛玉が出来てますからねぇ。毛玉が出来ると通気性が悪くなるので、その部分が皮膚病に罹ってる場合があります。それと、ブラッシングの度に毛玉に引っ張られる皮膚が赤くただれ、そこから皮膚病になる場合もあるのです。なので、皮膚病を発見する意味でも一度刈り込んだ方が良いと思います」

との説明。
な~る!コッチは犬に関しちゃド素人なもので、毛玉→通気性までは思い至らなんだ。

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で、左写真の姿に。
参照までに、3日前に撮った右側写真を。

本人ならぬ本犬も自分のショボくれた姿を自覚してか、実に情けない顔をしている。
耳の毛がセーフだったのが唯一の救い処。

ま、過去はリセットして、再出発と言うことで・・・。(笑)

ちなみに皮膚病は無かったものの、3ミリはありそな大きなダニが5匹も巣食ってた!
ヒョエ~~~!

またまたちなみに、ジュピターの耳毛をクシャクシャってすると、RollingStonesのキース・リチャーズになりやす。
白っぽい毛のアフガンの耳毛をクシャクシャっとやるとモロ、ロッド・スチュアート!(何処かのサイトに、そーゆーアフガンの写真が載ってた)
ROCKな犬で嬉しいっす。


アンチョコ本、見つけた!

2007年05月12日 | 本と雑誌
知っておきたい日本の仏教 知っておきたい日本の仏教
価格:¥ 500(税込)
発売日:2006-07

これって良い!すご~く簡潔に完結(笑)してる。
最近は、時間が出来るとチマチマと読んでいる本。

この本の冒頭にて、著者が
「今回、仏教に関する身近な疑問にすべて答える本をまとめてみた。葬式のしきたり、お寺のつくりや仏具の意味など、今さら恥ずかしくて人に聞けない、といった細かいことを一つ一つ解説していった。」
と書いている。

今さら恥ずかしくて、人に聞けない、のは寺族の方だよなぁ・・・マジで。
しかし、仏事のあれこれを聞かれてしまうのが寺院の立場・・って、そりゃトーゼンなのだが、突然掛かって来た電話にて、まるで予想だにせぬ疑問を投げかけられると、返答に窮する事もしばしば。
それも、真言宗も曹洞宗も浄土宗もごちゃ混ぜにした上で「私は仏教徒」と考えてらっしゃる方が少なくないから、真言寺院にとって全く見当違いの質問をされる事も少なからずなのだ。
例えば「そちらでは座禅を組ませて貰えますか?」との問い合わせが来れば(ウチに来るのは、このパターンが多い)、座禅は禅宗のものであって真言宗には阿字観と言う座禅に似たものがある、を即座に回答して差し上げるのが寺庭に出来るささやかな布教であると思う。
しかし、中々ねぇ・・・。
以前には「真言宗には、南無妙法蓮華経や南無阿弥陀仏に代わるものがありますか?」と聞かれ、大いに面食らった。
だって、真言宗では南無妙法蓮華経と何度も何度も唱える様な「御題目」はやらない・・・しかし、だからと言って無いとは言い切れないし、無いとは言いたくない。
で、調べる為の猶予時間を貰って副住職に聞いたところ、「それは、南無大師遍照金剛に当たるね」・・・で、そうお答えした。まったく、冷や汗ものだぜ~。

この本は在家の方々と言うよりは寺族が読んで納得のアンチョコ本だと思う。
出来れば在家の方々は読まれぬ様に・・・なんてね。


真言宗礼賛!

2007年05月10日 | 仏教・仏像

栃木県立博物館にて開催中の「慈覚大師円仁とその名宝」展に行って来た。

070510_12020001 すごーく良かったのだけど・・・
かなり完成度の高い企画展だとは思うのだけど・・・

何かが足りない。

仏教関連の展覧会で抱くガツンとした思いや、「この御像(または仏画)に会えただけでも来た甲斐があった」との思いが湧いて来ないのだ、どうしても。
全てが平たく、無難にまとまってる感じ。

はて?・・・と思いながら全てを観覧して博物館を後にした。
物足りない思いでいながらも丁寧に観覧したので、出た時は既に13時近かった。

なので、大好きなカフェに寄って一人ランチ。

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中庭のプールの青・・・プールに覆い掛かる様に茂る木のさざめき・・・そして、丁寧に淹れられた絶品のコーヒー。

目と耳と口とで至福の時を過ごし、その後は母の日の買い物をして帰宅した。

・・・で、観て来た展覧会に付いて住職(住職は観覧済み)と話すうちに気が付いた。

企画展の焦点がぼやけて感じたのは、それが天台宗だったから!・・・じゃないかと。

元来、金剛界・胎蔵界の両部で構成されるべく密教曼陀羅に「蘇悉地」などと言う妙なものを加えて三部構成としたり、密教の中心御仏である大日如来に対して「大日如来と釈迦如来は本来一体仏である」と解釈し、挙句には「顕教と密教は同等である」とまで言い放ってしまうくらいに「何でもアリ」が天台宗なのだ。
天台密教、キャパ広すぎ!・・・そんでもって、行き着く先は浄土思想だものなぁ。

それに引き換え、真言宗はと言えば「空海に始まり空海に終る」。
真言宗=空海。
超人的な空海を超える僧侶は輩出する筈もなく、真言宗は真言宗内で各派に分かれはしても、天台宗の様に新仏教の立ち上げは無かった。
密教を、原典(原点)に忠実なままトコトン突き詰めたのが真言宗・・・だと思ってる。

なので、この道18年(わお!)のカメは、やはりウェルカム宗派・天台宗に、どうしても空疎感を抱いてしまうのだわなぁ・・・きっと。

例えそれが身贔屓であろうとね。(笑)


損な役回り

2007年05月08日 | 人間じゃない家族

拒食症の亀ノロさんの口を無理矢理こじ開けては、餌を押し込み(※1)、逃げ回るクックちゃんを捕獲(!)して無理矢理抱きかかえてはノミ・ダニ取り粉を体中に擦り込む。

そんな事をするカメは、ノロさんやクックちゃんから「イヤな事をする人」と認識されているらしい。

そして今日、ジュピターの口を無理矢理こじ開けてフィラリアの錠剤を飲ませた。
いやぁ~、嫌がる事ったら!
これから先、月に一度はこの儀式(!)をせにゃならぬし、犬の嫌いなシャンプーもしなきゃならない。

これで、ジュピターからも「イヤな事をする人」と位置付けられるな、きっと。

誰よりも一番に手を掛けてるのがカメなのになぁ・・・。
何だか、損な役回り。

※1 これを強制給餌と言って、爬虫類愛好家の間では頻繁に出て来る単語。
つまり、爬虫類は拒食に陥りやすく、その中にはノロさんの様に絶命するまで食べないのも少なくない。
爬虫類の拒食は動物学者にとっても謎なのだそーな。
昨日、ジュピターが行った動物病院にノロさんがお世話になっていた頃、ノロさんへの強制給餌の話を聞いた爬虫類おたくの院長が、
「カメさんって、ノロからイヤな事をする人って認識されてるよね~、きっと!ウヒャヒャヒャ~!」
と大笑いした。(笑い事かっての)


ようこそ、ジュピター!

2007年05月07日 | 人間じゃない家族

とうとうアフガンハウンド犬がやって来た。

紆余曲折を経て、混色のドミノと黒いブラック・タンの姉妹のうちブラック・タンがウチの子に・・・。
しかし、パッと見はブラックでも、実に色々な色の毛が混ざっている。
なので「まるで木星みたい!」から命名「ジュピター」。

070507_17480001 ジュピターを引き取った足で動物病院に連れて行き、簡単な健康チェック、フィラリア検査、トリミングの打ち合わせなどをして帰宅した。

走行中の車で大人しくし、病院で採血されてもビクンと身体を震わせただけでちゃんと耐え、待合室の他の犬には目もくれずひたすら孤高の犬状態。
どんな場面でも落ち着き払ってる。
流石は大型犬。犬の貴公子。

ただ、獣医さんの話によれば飼育が難しい犬種だそうで・・・。
「良質な毛並みとサラブレットの様に繊細な骨格を維持する為にも、餌は高品質なものをあげて下さい」なんて言われてしまった。

とりあえずは、新しい環境に慣れた頃の1週間後にトリミングして貰う予定。
ずっと構われなかったせいで毛はボサボサ、毛玉だらけ・・・なので、全ての毛総入れ替えの為に丸刈りにされてしまうらしい。
うわぁ~!可哀想~!

来週は、ヌードのジュピター写真を後悔・・おっと、公開か。
ハッキリ言ってコート(長い毛)の無いアフガンハウンドは間抜け。(笑)
でも、利発さに似合った容姿にする為、少しの間だけ我慢しなくちゃね。