旧愚だくさんブログ

愚だくさんブログ過去記事蔵です。

こんな足尾もアリ?

2011年02月19日 | カメ的世界遺産・足尾

過日、偶然耳にしてしまった渓流釣り好き連中の会話・・・
「3月解禁前に下見に行くか」
「松木沢、餅ヶ瀬なんてどうです?」

ムムム!松木沢に餅ヶ瀬?!
そりゃ足尾でんがな!

そう聞いちゃ黙っちゃいられない!
「あたしも連れてって!」
と強引に割り込んだカメ。

「だってカメちゃん、道なき道を行くんだよ、怖いよ、大丈夫なの?」
「だからこそ行きたい!何時もとは違う足尾が見たい!」
と、駄々をこねてメンバーにしてもらった。

・・って、強引すぎるだろ。

そして、本日出発。

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↑途中の湿原でひと休み。
物音ひとつしない静謐な世界。
そして、あたり一面が清浄で凛とした空気に満ち満ちていた。

此処は、龍神伝説を始めとする幾つかの伝説が伝えられているんだよね・・・そのせいか、神々しさすら感じたよ。

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↑あ~~~
何て気持ち良いのだろ~~~

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↑遂に来た・・・此処が地図になき道の入り口。

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↑おおっ!昭和63年12月と言ったら、昭和の終末期じゃないの!
それにしても「通るな」ではなく「注意して通行して下さい」なる言い方がお役所らしいと言うか・・。

途中、アイスバーンにタイヤを取られること数回。
そのうち1回は崖下転落か!ってなもので、
「ああっ!私はコイツ等と心中すんのか!」
と、マジで覚悟を決めたで。
「きっと、“美熟女をめぐる痴情のもつれの果て”と、マスコミは書き立てるであろう」
そんなことまで考えてた。

しかし、憎まれっ子何とやら・・で、無事に足尾に到着。
松木沢と餅ヶ瀬の下見も済んで
「メシでも食うか~」
の運びになり、向かった先は小滝。

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↑おお♪我が愛する小滝♪

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↑そして、小滝の東屋にて次々と取り出されるアウトドア用品

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↑作ってくれたのは、何とアツアツのラーメン!
感動ものの美味しさ!
途中のコンビニで買ったおにぎりとインスタントラーメンの簡素な食事だったけど、マジで美味かった。

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↑食後、目の前の石垣に駆け寄った連中。
一体何をするのかと思ったら・・・何と、おもむろに登り始めた(呆
「そこに手を掛けて、足はそっちに掛けた方がイイよ」
などと教え合い、どうやら滝登りの訓練らしい・・(汗
小滝選鉱所跡の石垣でロッククライミング・・・自分の中には皆無だった選択肢。
凄いね、来るメンバーの趣旨が違うと、足尾がこうも違って来るのものかと、感慨ひとしおだった。

ちなみに、連中には赤レンガ遺構は目に入らないらしい。
ってことは、赤レンガと鍰レンガの違いも、イギリス積とフランス積の違いも、全く眼中にないのだ。
し・・信じられない。

小滝を去る頃は日も暮れかけようとしていたので(四方を山に囲まれた小滝の日暮れは早い)、帰りはダートな道を引き返さずに一般道を走り抜けて行った。
それから、途中で連中の溜まり場に寄ってお茶して行った。

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↑いちじくのケーキ
甘さ控え目で美味しかった~
それにしても、昼食とのギャップが大きいね(笑

そんなこんなで、何時もと違った足尾を堪能出来て、カメ大満足。
図々しく仲間に入って良かった~


<足尾組の皆さまにお知らせ>
「小滝の里碑」の真下に降りられるルートを教わりましたので、今度是非挑戦しましょう!
オー!


ミッキー・ローク

2011年02月09日 | 映画

「アイアンマンⅡ」を観てからと言うもの、この人にハマっておりまして・・・

そう言や、20歳そこそこの頃にも伊達男・ミッキー・ロークが好きだったなぁ。
その後はミッキーのミの字もなく過ごして来て、四半世紀を過ぎた今になって衝撃の再会!

彼は・・・
彼は・・・
メチャメチャカッコ良くなっていた!
「アイアンマンⅡ」では、主役のロバート・ダウニー・Jrが霞んで見えるくらいの存在感を放っていたのだった! あひょさん、ゴメン

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↑「アイアンマンⅡ」でイワン・ヴァンコ役のローク

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↑伊達男時代のローク

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↑うーむ・・・今の方が断然カッコエエ♪

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↑セクシーって、こーゆーのを言うんじゃね?

ロークのこの変貌振りは、ボクシングで崩れた顔を整形→失敗に終わったからとする説、
幼少期に義父の虐待を受けて心が歪んだまま大人になったロークが、整った自分の顔を嫌うあまり、逆整形にて醜くなったとする説がある。

でもまー、どちらにせよカメ好みになったのだから、細かいことはエエわ~

しかし、困ったことが一つ。
ロークに似た雰囲気をまとった人が身近に居るんよ。
「アイアンマンⅡ」を観るまで気付かなかったけど・・・
ヨロヨロッと行かないように気を付けなくちゃ(汗

そう言や、昔は不倫ドラマのことを「よろめきドラマ」と呼んだんだよね。
笑っちゃう!

さてと、「ボクサー」を借りて来っか・・


そうだ京都、行こう

2011年02月09日 | カメ見聞録・国内編

子カメ達の受験も終わったことだし、この辺でひと息入れましょ♪
と、今月末に京都に行くことにした。

題して
「合格おめでとう&
お母さんお疲れさま ツアー」

JR東海「そうだ京都、行こう」のCMを見る度に
「京都!行きた~~~い!」
と叫びつつ畳の上でのた打ち回る子カメ達は大喜び。

そして、今回はお祝いと言うことで・・・
京都ブライトンホテル宿泊
のぞみグリーン席
「百足屋」で懐石料理
と、張り込みましたぜよ!

うひょひょ・・楽しみ~♪
寒いけど、元気に行って来よっ♪


モリのアサガオ

2011年02月02日 | 本と雑誌

「臨死!!江古田ちゃん」に続いて、またコミックを大人買い。

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「モリのアサガオ」
一見マイナーだけど、これが連載された時は人気で、今でも根強いファンが居るらしい。
つーか、郷田マモラが好き!って人が多いみたいね。


それにしても・・・・・
・・・・・・・
あの時、落選法務大臣・千葉景子が公開するまでもなく、この漫画には刑場の隅々まで描かれている。

死刑制度が語られる時、ボタンを押す看守の苦悩などが実話として取り上げられるが、何でこう一方的なのだろう。

「こんなに早く殺されるのなら、あと2~3人殺しておけば良かった」
と、忌々しそうな顔でつぶやきながら絞首ポイントに向かう死刑囚も居るのに・・・
その言葉だって看守は聞いているのに・・・
何故に「死ぬまで極悪人」の人間の姿は出さないかねぇ。


自分の恩師を惨殺した死刑囚は、2008年9月に刑を執行された。

後で話を聞いたところ、教誨師を呼ぶのを拒否し、無言を貫いて死んで行ったと言う。

自分は、ソイツの死に思うことは何もない。
しかし、ソイツが生きていない、この世に存在しない、ってことでこんなに気が晴れ晴れするとは思わなかった。


しかし、だからって死刑制度に全面賛成ってわけじゃない。
死刑制度には賛成だが、死刑には反対だ。
矛盾した言い方だけど、裁判には誤りが付き物で、特に検察主導の歪んだ司法の日本での冤罪件数は想像以上に多く、無実の罪を叫びながら死刑執行された死刑囚のことを思うと、何ともやり切れない。
最近では久間三千年さんの例があり、久間さんはもう還らない・・・


それとさ、罪人をどう裁くかは、最早、各国の文化の相違と同じだと思う。
いちいち他国に干渉されることはないと、強く思う。

死刑は野蛮?
何のこっちゃ?