で、先の記事で書いたTOTOだが、ボズ・スキャッグスのスタジオミュージシャンがバンド活動をするようになってから今日まで、何度もメンバーが入れ替わり、何枚ものアルバムが出された。
その何枚ものアルバムの中で一番好きなのが
Isolation
しかし、超がつくほどのヒット作となった「聖なる剣」の次に出たせいか、評価はケチョンケチョン。
そして、このアルバムから起用されたファーギー・フレデリクセンがその責めを負うかのようにして脱退してしまう。
ファーギー・フレデリクセン
TOTOを去っても最近まで音楽活動をしていたようだが、何と今年に入っての18日に癌によって帰らぬ人となってしまった。
享年62歳。
合掌
元YESのジョン・アンダーソン似の声を持つファーギー、自分や子カメたちは大好きだけどなぁ。
Isolationも派手さには欠けるが、曲のすべてがシャープで完成度が高いと思う。
サビ部分の盛り上がりに欠けるから曲の印象が薄くなりがちだが、聴けば聴くほど旋律の美しい曲揃い。
そして、捨て曲がない。
これが世界的低評価だなんて信じられない。
子カメたち曰く
「何でこのアルバムの良さが分からないの。世界の耳って幼稚だよね」
・・・・・笑
そして、TOTOにはファーギーよりも地味な存在、いや存在そのものを消されてしまったヴォーカリストが居る。
ジャン・ミシェル・バイロン
これはTOTO在籍時の画像だが、
「え?!こんな人がTOTO?!」
と疑ってしまうくらいに違和感ありあり。
実際、そのヴォーカルはTOTOのサウンドには合わなかったし、彼が在籍した時のこのアルバムはTOTOの黒歴史?
Past To Present
しかし、先のIsolationよろしく自分はジャン・ミシェル・バイロンが好きで、彼の持ち味が良く出ている
CanYouHearWhatI'mSaying
がメチャメチャ好きだ。
キレキレでスリリング、TOTOのすべての曲の中でイッチャン好きだ。
この春の来日、ヴォーカルはジャン・ミシェル・バイロンじゃないのは言うまでもなく(本当に言うまでもない)TOTOの名曲と言われるものを歌い上げて来たジョセフ・ウィリアムス。
そして、ギターのスティーブ・ルカサーを中心に2010年に再結成されたメンバーの名前がズラリと挙がっている。
唯一分からないのがドラムだけど、やっぱサイモン・フィリップスになるのかな。
何れにせよ楽しみ♪楽しみ♪