旧愚だくさんブログ

愚だくさんブログ過去記事蔵です。

欲しくないけど読みたい

2014年07月04日 | 本と雑誌

出たっ!守護霊シリーズ!

小保方晴子さん守護霊インタビュー それでも「STAP細胞」は存在する (OR books) 小保方晴子さん守護霊インタビュー それでも「STAP細胞」は存在する (OR books)
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2014-04-18


おぼちゃんの守護霊って、一体どんなの?
気になるな~
気になるな~~
気になるな~~~

お買い求めになった方、貸して下さいっ!
↑買う気なしwwwww


フルマラソン・角田光代

2014年04月30日 | 本と雑誌

先のブログの続き。


西原さんのブログの後で角田光代さんのブログを見たら、な~んと!ロッテルダムまで行ってフルマラソンじゃあ~りま温泉!

ぴょんぴょん舎の盛岡冷麺に続きマラソン。
好きな作家さんが立て続けに好きなものブログを展開してくれたこの嬉しさ♪
弱小市民はこんくらいのことでエラく幸せになれる。


そう言や、西原理恵子も角田光代もおんなじくらいの歳だった・・・自分と。


でも、角田さんは4時間26分16秒フィニッシュ。
自己新記録だって。
エエなぁ。
自分も次回のフル出場ではサブ5で自己新作りたいなぁ。

つーか、
千葉アクアラインマラソン、当選してるとエエなぁ・・・・・
奈良マラソン2014、無事にエントリー出来るとエエなぁ・・・・・


弱小市民に幸アレ!


盛岡冷麺・西原理恵子

2014年04月30日 | 本と雑誌

西原理恵子先生もこう仰っておる。


私が大好きなのは、岩手のピョンピョン舎の冷麺。
あの爆裂に美味い出汁、あのぷりぷりの麺。
あんな美味い冷麺ないですぜ、奥さん。



うほっ!嬉しい!
自分もぴょんぴょん舎の冷麺、大好きじゃ!


Photo_2


悪知恵

2014年01月19日 | 本と雑誌
スナックさいばら おんなのけものみち  ガチ激闘篇 (単行本) スナックさいばら おんなのけものみち  ガチ激闘篇 (単行本)
価格:¥ 840(税込)
発売日:2013-07-31

最近、サイバラさんの本4冊を読み終えたが、読み終える頃になってハタと気がついた。

「これは生きる悪知恵指南書で、歩く悪知恵の自分が読んでもしゃーないわな、面白かったけど」

「こんなんで鬼に金棒になっても困るし・・・」

と。
そこで、こうも思った、

「そーだ!真面目すぎて何時も貧乏くじを引いてしまうあの方にお貸ししよう!」

と。
居るのですわ、心根が優しいために何時も他人から良いようにされて泣いてばかりいる人が。
そんな彼女こそ、この本から悪知恵を授かるべき!

しかし、サイバラさんの話をしたら、

「私も大好きでコミックも本もぜーんぶ持ってるわよ」

だって。
う、うそっ!
それなのにイイ人やめられないのかぁ。

そりゃそーだよな。
自分が色々と悪知恵つけても一向に染まらないもんなぁ。
それどころか、悪知恵つけた時に

「うん、分かった!やってみる!私、頑張るね!」

って言うんだよ。
・・・・・・・。

だからさぁ、頑張らなくて良いんだって。
頑張っちゃうからイイ人になっちゃうんだって。


やっぱダメなのかなぁ。


スナックさいばら

2013年10月29日 | 本と雑誌

最近煮詰まっている。

走れないから心のデトックスが出来ない。

ストレスで癌になる日も遠からず、と思う。
いやマジ。

食いもんは美味くないし、酒も呑みたくない。
って、かなり重症だろ。


それなので、こんな本を注文してみた。

スナックさいばら おんなのけものみち    七転び八転び篇 スナックさいばら おんなのけものみち    七転び八転び篇
価格:¥ 840(税込)
発売日:2013-01-29
生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント (文春新書 868) 生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント (文春新書 868)
価格:¥ 840(税込)
発売日:2012-07-20


西原さんサイコー!

ところで、本当に酒がダメになった。
ひょっとすると一時のことかも知れぬが、もしかしたら永遠のことかも知れない。
呑もうとすると消化器が一揆を起こし、そこに呼吸器、循環器までが助太刀し、脳は孤立無援となる。

突然こうなってしまった。
何でかな。
一生分呑んだってことだろうか。

ランも酒もダメになった今、「スナックさいばら」以外行くところがなくなった。


封印された日本の離島

2013年07月03日 | 本と雑誌

彩図社さまが本を送って下さった。

Ritou

祝・文庫化!
「封印された日本の離島」
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

この本にはカメが毒ガス島こと大久野島に行った時の写真が掲載されておる。


例え負の遺産であろうと、国を挙げて造っただけに軍事遺産は見応え充分。
この本には魚釣島も竹島も紹介されているが、この2島にこそ現代の軍事設備を配置して欲しいぞ。
・・・やがて遺構となるのを楽しみにして。
↑そこかいっ!


古賀志山がくれたもの

2013年06月29日 | 本と雑誌

昨日走りに行ったら、久々Aさんにお会いした。

Aさんはこの本を教えて下さった方で、著者の池田先生と古賀志山の歴史を巡る登山を続けていらっしゃるそう。

Kogashi_book


「今日は先生と此処で待ち合わせて山に入る予定なんだ。もうちょっと待てば先生が見えるよ。待って会って行きなよ」
とAさん。

そうして待つこと10分くらいで先生が見えられ、とうとうお会いすることが叶った!

名刺まで頂戴してカメ大感激!

先生は現在、栃木県の古道を調査されているとか。
県内の古道と聞いて一番に思い浮かぶのが鹿沼市古峯山から足尾に抜ける「修験者の道」で、それは確か勝道上人が歩いた道だったか。
この調査が終われば著書としてお出しになるのだろう。
とても楽しみ!

そして、月に一度「古賀志町の歴史を学ぶ」をテーマにした古賀志塾を主宰されているようで檀用(とマラソン大会)が入らない限り参加しようと思う。


元気をくれ、人との出会いを与えてくれる古賀志山に感謝。


「村の女は眠れない」

2013年02月05日 | 本と雑誌

昔、新聞第一面の下段(広告枠)に、こんな写真集の広告が頻繁に出ていたのをご記憶だろうか。

「村の女は眠れない」

ネットなど未普及、AVどころかビニ本が究極のエロだった時代の写真集だったと思う。
まー、子供ながらにも
「オトナのお楽しみ本」
だと想像がつき、そしてまた村の女とエロの結びつきに違和感を覚え、しかし
「この違和感がオトナには良いのだろう」
ってところまで想像していた。 ←マセガキ

・・・で、何故か今、そう、たった今、その「村の女は眠れない」が頭に浮かんだ。
「あの写真集、まだ出版されてるんかいな?」
とネットで検索したら、この詩がヒットした。


村の女は眠れない

草野比佐男

 

女は腰を夫に預けて眠る
女は乳房を夫に預けて眠る
女は腰を夫にだかせて眠る
女は夫がそばにいることで安心して眠る

夫に腰をとられないと女は眠れない
夫に乳房をゆだねないと女は眠れない
夫に腰をもまれないと女は眠れない
夫のぬくもりにつつまれないと女は眠れない

村の女は眠れない
どんなに腕をのばしても夫に届かない
どんなに乳房が熱くみのっても夫に示かせない
どんなに腰を悶えさせても夫は応じない
夫が遠い飯場にいる女は眠れない

村の女は眠れない
眠れない夜ごとの夫への思いはつきない
沼のほとりの乾草小屋への記憶が遡って眠れない
あぐらの中に抱いて髪につく草くずを拾ってくれたぶきようで優しい指はここにはない
村の女は眠れない ひとりの夜は寒い

村の女は眠れない
納戸を内側から錠をおろしても眠れない
だれの侵入を防ぐのでもない
熟れきったからだが戸を蹴破ってふぶきの外にとびだすのをおそれて眠れない
眠れない女を眠らす方法は一つしかない
ぴったりとからだを押しつけて腕を乳房を腰を愛して安心させてやるほかはない
そうしないかぎり女は眠れない
村の女は眠れない

村の夫たちよ 帰ってこい
それぞれの飯場を棄ててまっしぐらに眠れない女を眠らすために帰ってこい
横柄な現場のボスに洟ひっかけて出稼ぎはよしたと宣言してこい
男にとって大切なのは稼いで金を送ることではない

女の夫たちよ 帰ってこい
一人のこらず帰ってこい
女が眠れない理由のみなもとを考えるために帰ってこい
女が眠れない高度経済成長の構造を知るために帰ってこい

帰ってこい 自分も眠るために帰ってこい
税金の督促状や農機具の領収書で目貼りした納戸で腹をすかしながら眠るために帰ってこい
胃の腑に怒りを装填するために帰ってこい
装填した怒りに眠れない女の火を移して気にくわない一切を吹っとばすために帰ってこい
女といっしょに満腹して眠れる日をとりもどすために帰ってこい
たたかうために帰ってこい

帰ってこい 帰ってこい
村の女は眠れない
夫が遠い飯場にいる女は眠れない
女が眠れない時代は許せない
許せない時代を許す心情の頽廃はいっそう許せない



正直びっくりした。
こんなに良い詩だったなんて。
こんなに反社会的だったなんて。
自分が無知なのは重々承知であるが、こんなにヘヴィな詩だとは思わなかった。
いや、それ以前に詩人が書いた詩だとすら知らなかった。

それにしても良い詩だなぁ。
梶井基次郎「檸檬」、中原中也「月夜のボタン」以来の感動。