旧愚だくさんブログ

愚だくさんブログ過去記事蔵です。

忙中閑あり・・・?

2008年12月29日 | カメ見聞録・国内編

チョ~忙しいド年末ながら、大切な用事があって、上子カメと鉄道唱歌第一番の地まで。

折角なので、真言宗智山派東京別院愛宕山真福寺(「密教への道」講座の会場)にお参りし、直ぐ近くの愛宕神社もお参りして来た。

Cimg6522

↑真福寺。
ご本尊は薬師三尊像。
平安時代作と伝えられ厳しいお顔をなさった薬師様・・・とっても良いお像だと思うのだけど、何故かマイナー仏。
上子カメと一緒に香華を手向けながら、しっかりとお参りした。

Cimg6518

↑愛宕神社山道石段。
間垣平九郎が馬に乗ってこの石段を駆け上がり、それを見た家光公から「日本一の馬術の名人」と誉れを受けたと言う話で有名な石段・・・・は、恐ろしく急勾配!

Cimg6520

↑上から見下ろした石段。
見上げるよりも更に怖い!
高い所がダメダメなカメなんざ、思わず足がすくんでしまう・・・間垣平九郎の馬はエライ。 馬かいっ!

Cimg6521

↑愛宕神社本殿。
幕末、官軍の江戸総攻撃の前夜、勝海舟が西郷隆盛を連れてこの愛宕山に上り、江戸の街を見渡しながら、街が戦火に見舞われることの愚を説いたのだそう。

Cimg6524

お参りが済んだ頃、丁度昼時になったので、中華料理「新橋亭(しんきょうてい)」で昼ごはん。
此処の中華は美味いっす。

Cimg6525

↑料理も美味いが、桃まんも絶品!

Cimg6526

うめぇ~♪

それから銀座に出て、ソニプラや銀座ハンズで雑貨を買い、上子カメたっての希望でh&mに行き、三越2階のラデュレでお茶して、デパ地下で丹波の黒豆煮(思い切り値切った。笑)を買って帰った。

Cimg6529

↑やってみたかったラデュレのアフタヌーン・ティー。
何時も一人なので(2名以上じゃないと注文出来ない)この機会にね。

今日が、今年の買い物納め。
明日は、買い物ならぬ買出しで、正月料理の食材を買い込んで下ごしらえに取り掛かり、大掃除の仕上げをせねば。

いよいよですな~、2008年ラスト。


それぞれの年末

2008年12月27日 | 人間じゃない家族

↓昨日の雪。

Cimg651640small

今朝は寒かった。
凍て付く寒さとは、このことだわぁ。

↓元気に餌をねだるアマゴちゃん。

Cimg651040small

クサ亀の幼亀アマゴちゃん(命名は下子カメ)は、今年生まれたばかりで、まだ甲羅長5センチ足らず。
ペットショップで売られていた時は重度の皮膚病に罹っていたけど、薬浴&紫外線照射治療で見事完治、今は元気一杯。
お腹が空くと、こうしてシェルターから出て来て、ガン見して来る。
ベビーのあどけない目でガン見だぜよ、カワイイな~。

他の4匹の亀ズとアカハライモリは、只今順調に冬眠中。

アフガンハウンドのジュピター&烏骨鶏のクックちゃんの“毛皮(羽毛)組”も元気元気。
夏場よりは確実に食べる量が増え、寒さに備えてエネルギーと皮下脂肪を蓄えようと、身体が自然に働いている様子。
昨日、大掃除(トリミング。笑)を終えたジュピターは、サラサラのコートで、とても立派な犬然としている・・・が、あと何日持つやら。

計8匹のオカーサンであるカメは、今夜のレッスンが2008年エアロ納め
それじゃ、張り切って行って来るで!


光の思い出

2008年12月23日 | 仏教・仏像

正直に言うと、

イルミネーションが美しいとは思えない。 お愛想で「キレイですね」とは言うが

神戸ルミナリエ規模になれば「うわぁ~!」と感動するのかも知れないけど。(ルミナリエは、昼間見ただけ。勿論、点灯してない。笑)

この時期になると、個人のお宅の壁やら屋根やらが、トナカイや星で輝いているけど、一体何が楽しくてあんなことをするのか理解出来ない。 理解出来ないだけで否定する気はないよ
自分がそんな家の主なら、間違えなく帰宅恐怖症になるな。

人工照明系で、唯一美しいと感じるのはライトアップ。
しかし、清水寺と薬師寺限定ね。
姫路城なんか、ぜ~んぜん。

光の演出で素晴らしいのは、何と言っても兵庫県浄土寺の浄土堂だと思う。
この浄土堂には快慶作の阿弥陀三尊像が安置されており、中尊の阿弥陀如来立像は500メートル以上もある巨像。
阿弥陀如来、観音勢至両菩薩が背にするお堂の扉は全開するように出来ており、
日が傾き掛ける時刻にその扉を開け放つと、
西日が一斉に差込み、
三尊は光に包まれ、
金箔は施された御身は光り輝き、
今まさに極楽浄土から来迎に訪れた阿弥陀三尊の姿を、自分は観ている、そんな気持ちにさせるのだそう。
昔は、寺の周囲一帯は田んぼだったために、初夏の夕刻には西日と田んぼの水面で反射した光が差込んで、溢れかえるほどの光が阿弥陀三尊を取り巻いたと言う。

これほど巧妙な光の演出があろうか・・・。

H0000031078_2

約10年前にHNK学園仏教美術講座スクーリングで、この浄土寺を訪ねたことがあった。
「明日は晴れますように!西日が差しますように!」と、まるで子供みたいにホテルの部屋にてるてる坊主を吊るし、
(翌朝、誰ともなしに「ワタクシ、てるてる坊主を作っちゃいましたの。丁度持ってたハンカチが白かったもので。」と仰ると、「あら!私もよ!」「私も!私はティッシュで!」「あら、いやだ!みんなして子供みたいだわ!」と、朗らかに笑い合ったっけ)
西日の時間に間に合うようにバスが浄土寺に向かっている間、「どうか、もっと晴れて西日が差しますように!」と、これまた子供みたいに全員が必死で合掌したのを思い出す。
60歳から80歳過ぎの方々が殆どだったメンバーだのに、光を背にする阿弥陀三尊を拝したい一心で童心に返りまくりだった。
結局、西日が差すほどの天気にはなってくれず、ガッカリで終ったのだけど、「でも、これでまた来る楽しみが出来たってものよ」「そうよね!」と、驚くくらいに前向きだったなぁ。
仏像の魅力に取り憑かれ、仏像が好きで好きで、って人の集まりなので、仏像を前にするとホント子供のように純真になってしまう。
そんな方々との仏像三昧のスクーリングの旅は、どれも楽しかった、とってもとっても楽しかった。

明日はクリスマスイヴ→イルミネーションから、こんな素敵な思い出の中でしばし遊んでいた。


ヒミツの集い

2008年12月22日 | 音楽

【各自火薬持参で集合!】

何ともきな臭いヒミツの集いに行って来た。
新手の過激派、結成式か、
それとも黒羊の頭の司祭を取り囲み「エコエコアザラク」と恐ろしげな呪文を唱えるサバトか。

なーんつって。

081222_23180001

←コレよ、コレ!

山下達郎コンサ~トぉ~♪

火薬は、曲を盛り上げるためのクラッカー・・・お約束のところで、皆で一斉にパーン!と。

最後の最後の曲・・・「これから厳しい時代になるけど、皆、頑張って。僕も頑張るから。」のMCに続いた「YourEyes」のアカペラには、グッと込み上げるものがあって、柄にもなく涙ぐんでしまった。

今日と同じ会場(宇都宮文化会館)の達郎のチケットを取りながら、どうしても行けなくて、泣く泣く諦めたのが26年前。
今日やっと、その思いを果たすことが出来たって感じ。
今日のコンサートのMCにあった
「今から26年前、この宇都宮文化会館が出来て間もなくのコンサートで、初めて前売りチケット完売になったんです。」
のコンサートこそが、自分が行き損ねたコンサートだったのよぉ・・・。

そんなワケで、
栃さ~ん!この度は、無理を言ってチケットを譲って頂き、本当にありがとうございました。
43歳のカメと、19歳のカメとで、お礼を言います♪


二者面談

2008年12月20日 | カメ見聞録・レトロな街編

昨日は、午後3時から上子カメの二者面談で学校行き。

15分の面談に、往復2時間30分の時間を掛けて行くのだわ。
幸い、ヤツの高校がある栃木市は魅力的な街だから、
惚れて通えば千里も一里。長い田圃も一跨ぎ
でウキウキと出掛けるものの、もしそうじゃなかったら、きっとブチ切れていたことであろう。

午後3時なる中途半端な時間だと、その前後に散策ってのも難しく、運転中に写真を撮っただけで大人しく帰って来た・・・・・ってのはウソで、旧栃木署の解体工事が始まっていたので、ちょいとだけ・・。

Cimg648140small

↑思わず噴出した日本人形店の看板。

Cimg648340small

↑思い切りデコラティブな美容室の看板。

面談の帰りがけに、厚さ3センチもあろうかと言う大学一覧本を貰った。
最近はさ、こーゆう本を子供にじゃなく「親子に」配布するんだよね。(既に3冊貰った)
何つーかさ、勘弁してよぉ・・って感じ。
親が一々口出しするのは高校受験までで、大学となったら本人が選択して、本人の意思で親と話し合い(時に説得して)、本人の努力で合格を勝ち取るものでしょうが。
幾ら私大は経営があるとは言え、世の中がこんな風だからモンペアなんてのが育ってしまうんだよ。

てなワケで、面談で何を言われても「フフ~ン・・」って感じ。
元々、親子してそんなに高望みしているのでもないし。 大体、親がこんなだし
ちなみに、親戚で上子カメと同じ歳の子は東大理三に入る勢いで、高望みはしないものの肩身が狭いっす。


長い道のり

2008年12月17日 | 仏教・仏像

不調の中、
雨の中、
這いつくばって行って来ました、「密教への道」講座。

第4講座の本日のお題「胎蔵界曼荼羅」。

両界曼荼羅は何で両界なのか、
何で金剛界と胎蔵界に分かれているのか、
・・・が、漸く分かった貴重な講義だった。

今までは「そう言うものだ!」と、頭っから覚えていただけ。
「心臓に右心房・左心房があり、脳に右脳・左脳があるように、大切なものってのは左右一対になってるものなんかな~。」
な~んて自己解釈したりね・・・って、稚拙だなぁ。

ところで、丸一日ゲ~ゲ~やってたら、「うわっ!」と思うくらい肉がこけた。
尻の骨は出るし、肩の骨も出て、我ながら痛々しいお姿。
普通は嚥下して下に下にと下がって行くところを逆流するわけだから、嘔吐ってのは相当身体に堪えるんだわなぁ。
病気で痩せると、必ずリバウンドが来るから、そっちの方も恐ろしい。
それと同じようなことで、楽しいことが続くと同等の辛いことが来るのではないか、と恐れたりもする。

両界曼荼羅は、「智慧」を表す金剛界と「慈悲」を表す胎蔵界で一対を成すけど、凡人の心は「喜」と「哀」とが表裏一体となり、表と裏がくるくると回りながらも大した実りを獲得出来ずに、死に向かって行くのだろうね。


樋口宗孝の冥福を祈る!

2008年12月01日 | 音楽

LOUDNESSのドラマー、樋口宗孝が昨日死去。
同じく昨日、0系新幹線が最後の別れを告げた。
樋口49歳、0系44歳。40代は受難の歳か・・・。
新幹線は何れにせよ(当たり前だ)、未熟な小学児童の時にマクドナルドの汚染を受け、その後コンビニ、ファミレス汚染を次々に受けて来た最初の年代、40代・・・案外短命かも知れぬなぁ。

ま、冗談は兎も角として、
樋口、死んでしまったかぁ・・・。
プロフを見てみたら奈良県奈良市出身なんだね、きっとせんとクンも泣いているであろう。

和製BCRのキャッチでデビューしたLAZY時代から、高崎と樋口は「俺たち、本当はハードロックを演りたいんだ!アイドルなんてクソ喰らえだ!」って本音をチラホラと見せていたっけ。
で、その後2人はLOUDNESS結成、オリジナルメンバーを通して来た。

カメはLOUDNESS(昔はラウドンと呼んでいた)よりもBOWWOWの方が好きで、LOUDNESSはアルバム2枚くらいしか聴いたことはなく、ドラムも樋口よりもBOWWOWの新美が好きだった。
でもさ、樋口も新美も、2バスドラを始めとした何種類もの機材を積んで、まるで装甲車のようなドラムセットでカッコ良いのだよね~!
樋口はPearlで新美はTAMAのセット、シンバルはどちらもジルジャン(スペル、分かんね)だったと思う。

思えば、樋口や新美が大暴れしていた頃は日本のメタルバンド全盛期で、オリコンチャートにも随分とメタルが喰い込んでおり、その中にあってもLOUDNESSは別格だった。
樋口のファンじゃなかったカメだけど、彼の訃報に際しては思うところが多く、胸の奥から色々な想い出が湧いて来る。

最後に、
もう一度ステージに立ちたいと願い、肝細胞ガンと壮絶な闘いをしたドラマーの冥福を祈る!
生き方もROCKだ!マジ、カッコイイ!