練習に行く公園には3匹の野良猫が居る。
1匹は此処で生まれ育った生粋の公園猫、しかし他の2匹は何れもある程度成長してから捨てられ、最初は餌を取る術もなかった可哀想な子たち。
「モモちゃん」と名付けられた公園猫は、もう10年以上も猫に餌をあげに通い続けるIさんから餌をもらっているが、新参者2匹はまだ戸惑いがあるのか?オスだからか?行動範囲が広く、Iさんでさえ見つけるのに苦労しており、見掛けた時に餌をあげるしか方法がない。
それなので、公園に走りに行く時は、広大な公園のあちこちを徘徊している猫たちに何時出会っても大丈夫なようにカリカリ持参で行く。
つい先週も、カリカリをポケットに入れて走っていたが、走りながら探しても見つからずに
「今日はダメか・・・」
と諦めていたところ、どうも上空から気配と言うか視線を感じた。
上を見たら、木に止まったカラスが明らかにカリカリがあるのを知って狙っていた。
「はいはい、分かりましたよー。今日はニャンコが居ないから食べてねー。カリカリ、美味しいよー」
と、カラスにあげた。
そうして今日、公園で走っていたら、自分の肩すれすれに飛んで追い越して行ったカラスが居た。
そして先の木に止まった。
自分が追いつくと飛び立ち、またすれすれに飛んで追い越し、先の木に止まった。
これを何度か繰り返したら、流石にカラスの意図(笑)が分かった。
この子は、この間カリカリをあげた子なのだ。
「またチョーダイ!」
と催促してる、明らかに。
もちろん、またあげた。
そうして走っていたら、食べ終わったのか、また肩すれすれに飛んで・追い越して・木に止まってを始めた。
しかし、先とは違って今度はしきりに鳴きながら飛んでおり、そのうち何処かに飛び去って行った。
ひょっとして、お礼を言っていたのか。
胸あつーーー!!!
フリーアナウンサーでタレントの滝川クリステル(36歳)が29日、動物保護と生物多様性保全を目的とした一般社団法人「クリステル・ヴィ・アンサンブル」(東京都港区)を設立したことを発表した。
素直に感動した。
滝クリエライぞ!
しかし、ペット問題についちゃ、元を絶たなきゃダメ!と、その根底は白元と同じなわけで・・・・・
幾ら末端で動物を救ったとしても、元がガンガン増やしちゃプラマイゼロになってしまうわけで・・・・・
その元ってのがペットの生体販売と悪質ブリーダーなわけで・・・・・
しかもそこに深く関与するのが893さんなわけで・・・・・
しかもしかもドックショーなどのビジネス形態を見ると、フードや動物医薬品のメジャーメーカーが関わっており・・・・・
となると政界との癒着も考えられ・・・・・
中々元を断つことは難しかろう・・・・・
とため息吐息。
しかし、こうして著名人が行動を起こしてくれることで沢山の人の意識が変わることは確か。
昔、舞踏家の長嶺ヤス子が捨て猫を拾って猫屋敷の中で暮らしているのに対して、「変わってる人」の見方が強かったけど、今はこうして著名人たちが動物保護をし共感を得ている。
滝クリの他には杉本彩、中川翔子、浅田美代子など等が活動している。
かく言うウチも捨てられた動物たちばかり。
それどころか、最近はランニングコースの公園の動物(捨て猫・捨て犬)の世話にも介入し、忌み嫌われるヘビのことは出来るだけ人目につかぬように藪の中に追いはらっている。
毒蛇に関しても、自ら人を襲わないヤマカガシは逃がし、捕食されることの多い子マムシも逃がす。
(悪いけど、大人のマムシだけはスルー)
ちなみに、本土には8種類のヘビしか居らず、うち毒蛇はマムシとヤマカガシ。
マムシとヤマカガシだけをしっかりと覚えておけば、ヘビだからとむやみに怖がることはない。
自分に自信がある(?)マムシ以外は人の気配がすれば速やかに逃げようとするし、ヘビだからと言ってやたらめったに騒ぐことなかれ。
まー、あの形が生理的にムリって人は多いが、しかもネズミ年生まれが多いらしいので、その気持ちは分かるが、どうかどうぞ、ヘビの気持ちも汲んで見逃してやって欲しい。
おっと・・・
何時の間にかヘビ保護の話になってしもた。
この間の日曜日、大した仕事もなかったので意を決してお雛さまを飾った。
「意を決して」
決して大袈裟じゃないぜよ。
七段飾りを戸袋から出して(ダンボール何箱あることやら!)飾り付ける(冠や烏帽子を付けるのが大変!)のは難儀なことざんす。
今なら迷わずリヤドロにするところだが・・・www
そして、2時間30分もの間、集中して作業を進め、飾り付けを終えた。
ヤレヤレ
ところで、仕事をしていると何時ものように何処からともなくヤツがやって来る。
ほ~ら、また来た!
そして、何時ものように手伝うでもなく邪魔するでもなく、適度な距離を置きながらな~んとなく居る。
猫の手、貸してくれ!
美しく色づいた木々の葉も、時が経てば落葉するのを知る人はどれくらい居るだろうか。
「そんなの幼稚園児だって知ってるよ!」
と思うであろう。
「カメ、バッカじゃねーの!」
と鼻で笑うであろう。
バカはお前だよ。 誰に言ってる?
紅葉は観光地や寺社仏閣で眺めて終わりのくせして。
「紅葉も何れ落ちる。落ちた葉は誰が片付けるのだろう」
の洞察などしたことないくせして。 洞察かいっ!
・・・・・・・。
そんなワケで、昨日から庭掃き開始。
これからしばらくの間、落ち葉に追われる。
掃いても掃いてもハラハラ舞落ちる。
天から落ちるものには敵わぬわ。
そして、ほうきの音がすると・・・
来た!来た!ほぅら来た!
掃除機や草刈機などのモーター音を立てない作業の時は必ずやって来て、無駄にそばに居る。
手伝うでも邪魔するでもなく、何となくそばに居る。
何でだろ?
猫の手を貸してやろうってか?