旧愚だくさんブログ

愚だくさんブログ過去記事蔵です。

植樹祭のち産業遺産

2010年05月30日 | カメ的世界遺産・足尾

昨日は、足尾組の栃さんのお計らいで、たい焼きさんと一緒に足尾・植樹祭に参加して来た。

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↑労組のイベントの植樹祭だったので、俄か組員になって参加(笑

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↑結構な急斜面での植樹。

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↑しかし、周りを見渡すと絶景かな、絶景かな。
これが晴天なら、どんなにか見事だったろう。残念!

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↑おお・・・川沿いには謎の遺構が。
植樹が終わった後には此処を目指すのだ!

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↑我々が植えた木はコレ。
大きく育っておくれ~

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↑無事に植樹が終わって豚汁が配られた。
温かくて、コクがあって、美味かった~♪

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↑各自持参したお弁当と豚汁とで昼食の時間。
皆と外で食べるお弁当は、幾つになっても楽しいものですな。

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↑昼食場所には石垣が。
こんな山奥にも鉱員社宅があったのだ。

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↑植樹祭解散式の後、我々は先に見た遺構を目指した。
・・が、此処まで来たものの、最近の降雨により河川増水、対岸には渡れなかった。
つーか、本当のところはたい焼きさんとカメの長靴が「子供用か!」ってくらい短いものだったから(汗
今度は本格的な長靴を用意せねば!
膝までの長靴を履いた栃さんが「負ぶって渡してあげましょう」と言ってくれたが、流石に遠慮した・・・重いんで(汗・汗

栃さんの説明によれば、この遺構は、本山製錬所に水を送るための取水口で、この下には水を流すための水管が通っているらしい。

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↑川から丘に戻って鍰(からみ)の山を見た。

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↑コレが鍰。
鍰とは、銅鉱石を精錬する過程で生じるカスのこと。

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↑松木渓谷のシンボル、墓三基。

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↑それから、昔使われた水の濾過池(?)に行った。
此処に流れる川水は、先の遺構から取水されたものだろうか。
この池をグルリと回るうちに余分な土砂などが落とされ、綺麗になった状態で製錬所に送られた。
未だ水は流れ続けており、池は透明度が高くて美しく、ラピュタ帝国を取り巻く池を思い出したよ。

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↑池のほとりの水神さま。

・・・と、この時、栃さんとたい焼きさんが何やら言い合う声が。
「ダメですよ!」
「イイんですよ!」
何と、水神さまに上がった缶コーヒーをもらって良いかどうか、の話だった。
「こう言うところに上がったものは、もらえるものなんでしょ?」
と栃さん、
「違いますよね?だって、これは神様のものだもん、ダメですよね?」
とたい焼きさん。
・・・・・。

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↑水神さまと背中合わせの位置に祠が。
神さま不在のところを見ると、水神さまは元々此処に祀られていたのか、それとも山ノ神さまだったのか。

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↑松木渓谷を降りた後は本山製錬所に向かった。
嗚呼・・・見事なくらい、のっぺらぼうだ!

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↑参考までに2005年の製錬所。

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↑他の諸々が撤去され、ポツンと残された大煙突も何やら淋しそう。

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↑建物が解体撤去され、何かの炉がむき出しに横たわっていた。
何の炉だろう・・・転炉かなぁ・・。
遠距離から見ても、かなりの大きさ。
間近で見たらさぞかし圧巻だろうな。

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↑それから足尾駅に回った。
この危険物保管庫、好きですね~。
畳み2畳分ほどのコンパクトな赤レンガ建物で、メチャメチャ可愛い。

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↑足尾散策の〆は、やっぱ足尾歴史館
新年度友の会入会手続きをし、美味しいコーヒーをご馳走になりながら見学させてもらった。

話は植樹祭に戻るが、足尾では、鉱毒と大規模な山林火災でハゲ山となった山に緑を呼び戻そうと、色々な団体・人達が植樹活動をしている。
植えるのはブナやミズナラのような水と滋養を蓄える落葉樹。

植えたばかりの木に土を掛けながら、
「今は荒涼たる風景の足尾の山々だけど、100年後には日本一豊かな山になっているかも知れない」
なんて考えていた。

植樹は初体験だったけど、山に木を植えるって素敵だわね。
なーんかイイ感じ。
種を蒔く、木を植える、ってのは人間の原点なのかな。

栃さん、たい焼きさん、お疲れさまでした。


漢(おとこ)メタル

2010年05月28日 | 音楽

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天才ロバートがコレを貸してくれた。
ヾ(ーー )ジャケットがヤバイ

Accept 「BallsToTheWall」

「カメちゃん、これは素晴らしいですよ!泣けます、涙がチョチョ切れます!
自分、このバンドをおとこメタルって呼んでいるんですけどね、
おとこは「男」ではなくて「漢」と書くんです。」
と、大プッシュのロバート。

ほぉ・・「漢と書いておとこ」と読むとは・・・不肖カメ、初めて知ったよ。

「男」は生物的意味も持つけど、「漢」は精神オンリーだそうで。
強烈な男気、竹を割ったような潔さ、男惚れは勿論、女も惚れる、だって。
調べてみたら、どうも当て字のようで、熱血漢、正義漢などの漢をおとこに当てたらしい。
なるほどね~

それなら自分も漢になりたい!

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話、変わって、本日↑この本を読了。

「古代の文化は半島から渡って来た」なる通説を、爽快なほど打ち砕いた本。
そして、日本人は昔から「ものつくりの民」であったことを教えてくれた。

それでは、かの半島は日本に何をもたらしたのか・・・

元は豚インフルエンザと呼ばれた新型インフルエンザと、今大変な事態を引き起こしている口蹄疫か。
・・ったく、トンでもない話だ(豚だけに)。

我々は、この辺で「漢」を取り戻さなきゃ非常にマズイことになるかも・・・・・亡国もありうると思う。
だって、奴等は売国奴。


ついで“の”蔵の街めぐり

2010年05月16日 | 蔵の街とちぎ

昨日は、高校のPTA総会で栃木市に行ったついでに蔵の街散策をしようと意気込んだものの、
総会開催が13時からなのに、栃木市に着いたのが11時で、ほんのちょびっとしか動けなかった。

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↑蔵の街とちぎと言えば、この風景ですな。
流れるのは巴波川。

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↑この近くに同宗派寺院があって、以前、そこの大奥さんにこの舟に乗った話をしたら、
「んま!あんなドブ川の舟に乗ったの?!信じられないわ。健康に悪いから、もう乗るのはおよしなさいよ」
と、大いに呆れられてしまった。
そこまで言うかって(笑

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↑舟を見ながら少し歩くと、何やら良さげな空間が・・。
入ってみると、新潟県で生まれ栃木市で育った女流作家・吉屋信子の碑があり、奥には栃木瓦の鬼瓦が置かれていた。

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↑良く出来てるなぁ・・。
これなら魔よけになるね。

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↑フムフム

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↑巴波川の橋の上には人力車が。
鎌倉なんかじゃ、この人力車の呼び込みが激しくて、ちょっとウンザリするけど。

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↑蔵を活かした物産品店。

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↑昔ながらのアーケード街を歩いてみた。
この手の通りって、ほぼ全国的に銀座通りじゃね?

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↑紙問屋ではためく紙風船が可愛かった。
すかさず亀を見つけたけど、残念ながら・・。

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↑このレトロな書店は市内高校の指定店で、高校生は此処で教科書やガイドを買うのね。
それにしても、壁の変型六角形の装飾・・今じゃあり得ない感覚だと思う。
昭和のコンクリ建築って、この手の装飾が多いよなぁ。

それから、お昼ごはんを食べて、夕ごはんの買い物をして、高校に向かった。

総会の後で進学説明会があって、それを聞いてやっとセンター試験ってものが理解出来たよ。
自分の周りを見ても、分からなかった人が多かった模様。
そう言や、難関高校に息子を通わせていた友人も
「受験の間際までセンターの仕組みが分からなかった」
って言ってたしなぁ。
受験のシステムや方向がどんどん変わって行くから、親はついて行くのが大変だね。
てか、本来、子供が理解してりゃ済むことだがね。

ところで、総会の時、隣に座っていた人が加齢臭プンプンで・・・
そぉ~っと横顔を覗いたら結構なオバチャンで・・・
「高校生の親ともなると、こんなものかなぁ」
と、ちょっと落ち込んだ。
考えてみたら、高校生を持つ親に20代はあり得なく、確実に年代が違って来るのね。
ま、しゃーないか・・・


170BPM

2010年05月07日 | 音楽

BPMってのはBeatsPerMinuteの略で、1分間に何拍子のリズムを刻むかと言う単位。
ウォーキングやランニング時の自分のBRMを知っておくと、イイことイッパイ♪(そうでもないか・・

例えばBPMに合った音楽を聴きながら走ると、ランニングの楽しさ倍増。
そして、自分の調子を見ながら音楽のBPMを上げることで、無理なくペース・アップが出来る(と思う・・

カメのBPMは170
選んだCDはこの2枚。

↑STIFF LITTLE FINGERSは、イギリスの若手バンドでちょいパンク。
ゴリ押しミュージックが、走るには持って来い。

↑元祖・美ジョガー、長谷川理恵~。
これはランニングのために作られたCDっすね。
早いテンポのボサノヴァ揃いで、これからの季節にピッタリ。

↑これはランニング用じゃないけれど、村上春樹「午後の最後の芝生」がイメージ出来そうな一枚だと思って買ってみた。
うーん・・まぁまぁ、かな。

ところで、これ等3枚のCDは、深夜に注文して翌日昼には配送された。
「聴いて走りたい!」と思ってジムに行く時には、iPodに曲が入っているのだ!サイコ~☆

Amazonのプライム会員は中々使えるぜい!
会員になるのにお金取られるけどな・・


観音堂

2010年05月06日 | カメ見聞録・国内編

風の様に過ぎ去ってしまったGW・・・(涙

GW中にボーダーコリーのパピーに会いに行った時の余談。

その日、早めに着いてしまったので、近くにあった観音堂にお参りした。

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「新橋観音」と言われる観音堂。
無住のお堂で、自治会が管理しているらしい。
老朽化したお堂に、やっつけ仕事の赤ペンキ。
うーん・・・もうちょっと何とかならないかねぇ。

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↑鰐口には「文化三丙」と刻まれている。
文化三年は1806年で、徳川幕府がロシアより盛んに通商を求められた頃。その前の1805年には華岡青州が麻酔剤を使った手術に成功している。
近代の足音が聞こえ始めた時ですな。


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↑杉に包まれた地蔵さま。

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↑元は墓地にあったと思われる石仏が何体かあった。

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↑首なし地蔵さま。
しかも、お身体の下部が埋まってしまってる。

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↑石碑の台座に、何と古銭が置かれていた。
江戸末期の通貨?
まさか和同開珎じゃないよね?!

由来が分からぬお堂だけれど、「普門品」の文字が刻まれた石碑が2~3あったことから、元は天台宗だと思われ。
しかも、結構規模が大きく、「新橋観音」の名前は広範囲に渡っていたんじゃないかな。
きっと、縁日のお祭りは賑やかで、地元の人達の楽しみだったと思う。

ところで、境内(?)を一通り観た子カメ達は、何とダンゴムシを突付いて丸まらせちゃ、園児のように喜んでおった。
オイオイ、ダンゴムシで遊ぶ年かよ。


犬の王様

2010年05月05日 | 人間じゃない家族

昨日は「那須どうぶつ王国」のドックランにワンを連れて行った。

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ミニチュア・ダックス、トイ・プードル、チワワ、柴犬、などの小型犬が圧倒的に多い中、アフガンハウンドはチョ~目立つ存在。
連れて歩くと
「凄い!」「カッコイイ!」「大きい!」「何て犬?」「馬みたい」「キャ~♪」
など等の賞賛の嵐。

だってアフガンハウンドだもの~♪
犬の王様と呼ばれてるんだよ~♪
「ノアの方舟」にだって乗った犬なんだよ~♪
・・・と、ちょっと自慢。

ちなみに、本日、我々が目にした超大型犬・大型犬は
グレート・デーン1匹
ラブラドール・レトリーバー1匹
ゴールデン・レトリーバー2匹
秋田犬1匹
コリー1匹
バーニーズ・マウンテン1匹
オールドイングリッシュ・シープドック1匹
・・・と、ワンを加えて計9匹しか居なかった・・(涙

「小型犬流行で、大型犬はすっかり見なくなりましたね」
「本当ですね」
などと、オールドイングリッシュ・シープドックのオーナーさんと話をした。

コリー、シェパード、シベリアンハスキー、ダルメシアンなどが流行った時代もあったのにね。
それでも、ゴールデンだけは根強い人気があるかな。

ワンのお陰(?)で、沢山の人達の注目を浴びた一日だった。
犬の王様の従者をやるのも、中々良いもんだね。


テンコ盛りのワンコ

2010年05月03日 | カメ見聞録・国内編

本日、ボーダーコリーのブリーダーをやっている友人宅をご訪問。

3匹の母犬が相次いで出産し、何と15匹のパピーに恵まれたそう。
しかーし!世界を股に掛けるブリーダーのパピーなので、直ぐに里親さんが決まって次々と引き取られてしまうだろうと、急いで見に行った次第で・・・。

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↑出迎えてくれたのはパピー軍団!
なーんて可愛いのでしょ!

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↑この子達のお婆ちゃん。

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↑まだまだ赤ちゃんなので、ちょっと遊ぶと眠くなってしまう・・・zzz

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↑午後には、母犬軍団登場!

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↑母犬とパピー達。
広い友人のお宅も、ボーダーコリーで埋め尽くされていた。

成田国際空港のちょっと先まで走ってボーダコリー三昧の一日。

あ~、楽しかった~♪