「仏像好きはキャラ好きでもある」
byみうらじゅん
まったくその通りと言うか、自分もキャラ好きで、
↑このようなものにすらピピッと反応してしまう。
↑これは、奈良の薬師寺と唐招提寺を結ぶ道で見つけた飛び出し坊や。
パニクった目が「ただ事でない感」を出しており、交通事故防止に大きく貢献していると思われ。
しかも、この手足、あり得ね~
↑東大寺の貯水池の溺れる坊や!
笑った!笑った!笑った!
マジで笑えた!腹抱えて笑った!
いや~、濃いわ~!
どう見ても「お魚さんと楽しく泳ごうよ♪」と悪の道に誘っている。
しかも、この子供のオヤジっぷり!
これでウクレレ持ったら牧伸二!
流石はせんとクンを生んだ奈良県、市井のキャラも際立っている。
↑そして、上子カメの下宿先近くで見つけた飛び出し坊や。
流石は都会の子、洗練されてるね~
しかし、坊やと言う割には子供らしく見えないのは、どれも共通だわね。
自分はもっと図太いと思っていた。
しかし、今回の東日本大震災、福島第一原発人災に恐ろしく心を痛めてしまったらしく、何を観ても聴いても心に響いて来ない。
今は、福島県避難区域に残された動物達が日に日に飢えて行くことばかり考えては落ち込んでいる。
牛舎に繋がれた牛達は、訳も分からず空腹の訴えで鳴いているだろう。
そして、原発人災が想定外(東電の常套句)の長期化となり、東電狩りが起き始めている。
東電社員が嫌がらせを受けるのは元より、
かつて、マスコミを通して原発擁護をした著名人が吊し上げを食っている。
養老孟司、弘兼憲史、勝間和代、北野武など。
いち早く、誠意ある謝罪をした勝間和代の勇気に、彼女を胡散臭く思っていたけど一部訂正、見直す思い。
養老孟司は反論を展開、北野武はダンマリを決め込んでいる。
まー、北野武に関しちゃ、かつて麻原彰晃を散々持ち上げておきながら、オウム事件の後は態度が一変、知らぬ存ぜぬを通した無責任さを、自分は今でも咎めている。
また逃げるのだろう。
しかし、謝罪しようが、反論しようが、シカトしようが、今更どうでも良いこと。
こんなに大きな事故が起きた後で
「あの時、安全だって言ったじゃないか!」
と追及したって仕方がない、しかも部外者に。
まさに、覆水盆に帰らず。
そして、
福島県民「此処で作られた電力を自分達が使うことはない、東京のために作ってるんじゃないか!」
東京を始めとする関東圏「今まで原発で良い思いをして来て、何で被害者顔をする!」
これも、不毛な争いだって。
もう止めようよぉ・・・
わざわざ疲れることをしているほど、事態は緩くないんだよ。
この大震災、大惨事を機に日本は変わらなくちゃいけないんだよ。
身内同士で争う余裕なんてないんだよ。
スーちゃんは死んじゃったし、まったく哀しいことばかりだ・・・
地震・津波・原発事故の、まさに三重苦の福島県は我が隣県で、我が在住市の総合体育館など幾つかの公共施設が避難所になっている。
避難所でボランティアをしている我がツレアイの話。
・・・あ、「我が」がしつこいって?(汗
避難所を開設した当初、不足していたのが湯のみやマグカップで、アチコチに呼びかけて提供してもらったそう。
沢山集まった色々な大きさ、柄の湯のみ・マグから、避難された方々が各自好きなものを取ったところ、最後にたった一つのマグが残った。
それは、でんこちゃんのマグ!!!
別に
「何だ、コレ!」
「イヤだ、東電じゃない!」
と言う人もなく、皆さんは無言で淡々と選んで取っていったそう。
淡々と取られる中、淡々とでんこちゃんマグだけが取り残されたのだ。
たった一つ残ったでんこちゃんマグに、福島県民の怒りの凄まじさを目の当たりにした・・・と、ツレアイは言っていた。
昨日は、上子カメを下宿先まで送って行ったのだが、帰りの東北道(つまり下り)では「被災地救援物資搬送中」と表示されたトラックを何台も見た。
真新しい軍用車両やダンプカーを積んだトレーラーまであったなぁ。
行き(つまり上り)では、自衛隊の輸送用トラックが自分達の前を走っていた。
↑多分、これと同じ型のトラック。
3トン半か7トンかまでは分からなかったけど・・。
中は隊員さんが向かい合って座っていた!
会話している風もなく、ほぼ直立不動の体勢で、
「例え移送中でも任務ですから!」
みたいな雰囲気アリアリだった。
上子カメと共に
「うわ~!リアル自衛隊員!」
と大ハシャギ。
「もしかしたら、これから富士山麓で演習があるのかも~」
などと言いながら追い越したところ・・・トラックの横には「災害救助」の幕が垂れていた!
そうか・・・東北からの帰り道なんだ。
大ハシャギから一転して、涙ウルウル状態になった。
しかも、広島と書かれている。
「広島かぁ・・・遠いなぁ。大変な任務をこなして広島まで帰るのかぁ」
と、胸に込み上げるものがあって
「お疲れさま」
の気持ちを何とかして伝えたいと思っちゃったよ。
敬礼しようかとも思ったけど、走行中に見知らぬ母娘から敬礼されても困るだろうなぁ・・と思って止めておいた。
一部の報道では、あまりの惨たらしさに泣きながら捜索活動をする隊員も居るとのこと。
本当にお疲れさまです。
そのまま走って、川口ICで輸送用トラック(3台あった)と別れ、上子カメがポツリと言った。
「あの人達、どうして自衛隊に入ろうと思ったんだろ?自分には考えられない」
「そんなの、特殊車両に乗りたいからに決まってるじゃん!」
「・・・・・。」
昨日から福島県を震源地とする余震が続いている(怖)
今回の大地震で、
地震>津波>福島県>原発損傷
の世にも恐ろしい図式が展開されたわけだが、自分はそれ以外にも危惧すべきことがあろうと思う。
それは・・・
地震>福島県>常磐炭田坑道陥没
ね、ね、
福島~岩手の地下には大規模炭田の坑道が蟻の巣状に通ってるってのに、何で心配されないん?
ね、ね、
↑坑口がこんなにあって、坑道がこんなに長いんだよ。
もし、これがどうにかなったら我が県の大谷陥没どころの騒ぎじゃなくなるよね。
素人考えだろうか?
無用な不安だろうか?
しかし、余震が来る度に、どうにも気になって仕方がない。
すっかり余震慣れした今は、最初の揺れ具合で震源地が分かるようになり、「この揺れは福島か宮城」と感じた時、反射的にいわき石炭化石館で見た坑道地図が頭に浮かぶ。
2008年6月に起きた岩手・宮城内陸地震の時、毛越寺の庭石が崩れたけど、それは常磐炭田の坑道が陥没したのが原因とも言われ、
「いわき市から平泉まで穴が続いているの~!?」
とビックリ仰天したものだ。
地上には現代エネルギー供給の原発、
地下には近代エネルギー供給跡の坑道。
うーん・・
うーん・・
うーん・・
やはり、考え過ぎだろうか。
アタシは東電を否定しないよ。
だって、電気がなくちゃ困る。
・・って、言ってることが小学生(汗
東電社員ってだけで、石を投げ、唾を吐きかける輩が居るそうだけど(本当かよ・・)悪いのは司令塔の役目を果たせなかった幹部。
落雷の時にパトロールに駆けつけてくれた社員さんは親身に話を聞いてくれたし、名義変更の説明をしてくれたカスタマセンターのお姉さんも親切だったよなぁ。
そして・・・
そして・・・
不自由極まりない計画停電から我々を救ってくれたのは、この子である。
ジャ~ン!
火力発電所!
震災後の点検を終えた火力発電所が次々と再稼動。
電力事情が一気に良くなった。
東電火力発電所バンザーイ☆
特に、鹿島臨界コンビナート神栖地区・火力発電所、エラいっ!
東電バッシングがトレンドの今、こんだけヨイショすれば敷地内に入れてもらえるかな~