桐野夏生「東京島」
文庫化してたので買っただよ。
2008年に刊行されたので、内容をご存知の方も多いと思うけど・・・
凄いっ・・・
46歳の女性（主人公）が世界一周クルーズの途中で無人島に漂着しちゃってね・・・
生き残ったのは男性31人に女性は主人公だけ・・・
で、小さな島の中で主人公を奪い合うバトルが繰り広げられるの・・・
46歳の女（何時の間にか女性から女に変わってる）がだよ、
「これほど男に焦がれた女が、世界に何人いるだろう」
と、悦びに震えるんよ・・・
で、Amazonの書評にこんなのがあった
「若い女じゃなく46歳の女って設定が桐野夏生らしいグロさ」
・・・・・。
・・・・・。
・・・・・。
グロで悪かったな！
毎年この季節になると
キャベツや大根葉についてきた青虫を育てる。
一号、二号と無事に羽化して大空に飛び立って行き、
三号目が蛹になろうとしており、楽しみにしていた・・
・・・ら！
今朝、虫かごを見たら異変が起きていた！
青虫の周りにウジャウジャの小さな繭！
寄生蜂にやられてたんだね。
犯人はアオムシコマユバチ
母蜂が青虫の体内に産卵し、青虫が重文に成育した頃
コマユバチの幼虫は外に出て来て黄色い繭を作るのだそう。
勿論、栄養を吸い尽くされた青虫は死んでしまった。
まー、これも自然の摂理。
蝶になれなかったのは残念だけど、
折角なのでアオムシコマユバチを羽化させようと思う。
ところで、当たり前に見掛けるモンシロチョウだけど、
こうして育ててみると、卵から成体になるのは意外なほど少ない。
寄生蜂にやられてしまうもの、
蛹になったものの中で腐ってしまうもの、
蛹が落下して死んでしまうもの、
羽化に失敗して死んでしまうもの、
など、蝶の一生は波乱万丈、橋田壽賀子も真っ青だ。
道を横切る蝶を、殆どの人は普通にはねてしまうけど、
どうか、少しだけブレーキを踏むとか、
ちょっとだけハンドルを切るとかして、
蝶をよけて欲しいなー、と思う。
ヒラヒラと舞うあの姿は、万難を排しつつ生きている姿なのだ。
先週、今週と所用のために（ココ大事）蔵の街とちぎ市に行って来た。
蔵の街とちぎ・・・たまにＴＶで取り上げられるし、風情あって良いのだけど、そこに集まるのは自分のようなプチ観光客ばかりで、大したお金を落とすことなく、古い街が寂れて行くのを食い止めるだけの力はないと思う。
行く度に空き蔵が増え、古い建物が取り壊されて無味乾燥な駐車場になって行く。
街の中心にあった警察署は郊外バイパス沿いに移転し、大きなＮＴＴビルも閉鎖され無人化してしまった。
自分が通い始めてたった３年で、随分と萎んだ気がする。
この先、どうなってしまうのだろう・・・好きな街だけに心配。
↑「蔵の街観光案内所」の裏手にある蔵。
自由に見学出来る。
↑では、お邪魔しま・・・・・と踏み入れた途端、床がギシーッ！
おいおい、大丈夫か・・
↑呉服屋さんのつづら。
↑天秤量
形は変われど、原理は変わらないねー。
↑旅館「かな半」に置いてあった消火器。
左が比較的新しいものと思われ。
消火器って、こんな形だったのかぁ。
最初に見た時は「小さいミルクタンク？ヤギ牛乳用？」って思ったよ。
↑同じく「かな半」さんの消火用バケツ。
↑蔵を改造した店「創作フレンチ くらしっく」
定休日じゃないのにクローズだって。
また振られてしまった、これで５度目。
貸切の時が２回、開店時間前だったのが１回（急いでいる時だったから待てなかった）、そしてこのような急な休みが２回。
よっぽど相性が悪いんだろうな・・（涙
↑好きだった荒物屋さんも店じまいしてしまった・・・（涙
※ナムナムさん、この書体、イイ味出てると思いません？
↑廃墟熟成中のＮＴＴビル
栃木市にはもう一つ廃ＮＴＴビルがあるんだよね。
↑お！レトロなスナック、みっけ！
と思ったら看板だけで、スナックは奥にある何の変哲もない建物。
↑信金のしんちゃん、頑張ってます！
ハローキティのように改良を加えられたしんちゃんだけど、これは昔のまんまだね。
思い出すに、自分が小さい頃は、セルロイド製のしんちゃんやマルニちゃん（足形銀行）の貯金箱を沢山持ってたなぁ。
大口預金者だったのだろーか。んなワケないわな・・
ちなみに、「かな半」さんの消火器、
「売ってください！」とやって来る人がたまに居るのだそうで。
こーゆう人って何マニア？
消火器マニア？消防マニア？
いや、単なる骨董好きか。
野良飼いの麦ちゃんは疥癬治療の薬を服んでいる。
「粉状の薬をお出ししますから、好物に混ぜて与えて下さい」
と言われたので、モンプチを買って来たよ。
なので麦ちゃん、夕食の前菜は牛テリーヌでございます（汗
それと、疥癬治療→ワクチン接種→避妊手術の順に進み、ほぼ１ヶ月は通院する予定なので、猫用キャリーケースも買った。
うーむ・・物入りだなぁ。
病院代もバカにならないし。
なので、疥癬が完治したあかつきには、那珂湊駅の駅猫おさむのように働いてもらおうと思ってる。
「寺猫麦ちゃん」
任務・寺を身近に感じてもらうためのＰＲ活動
・・ってことで、ヨロシクな！
でもさ、寺猫と言うと化け猫みたいで、逆にイメージダウンか？
↑駅猫おさむ
麦ちゃんも、こ～んなツヤツヤの毛になるとイイな～
やせ細り、満身創痍の姿だった野良猫を、見るに見かねて餌をあげたら、直ぐに居付いてしまった。
今じゃ、すっかり居座ってる。
こげ茶色のトラなので、麦茶と命名。
麦ちゃんは、たまに食べ残しのカニなどもらって、すっかり良いご身分。
随分と太って毛艶も良くなった。
利口な猫で可愛いものの、これ以上は動物を増やせないので、餌だけあげて、その他は構わない野良飼いをしている。
しか～し！困ったことが！
雌なんだよね～ (T∇T) ウウウ
なので、
「麦ちゃんの避妊手術のために、お力をお貸し下さい！」
と義捐金を募った。
ツレアイから１万円、カメも１万円、
そして何と、下子カメも１万円を出してくれた（涙
３万円で何とかなるよね・・？
ちなみに、我が在住市には、野良猫避妊手術の助成金制度はありましぇん。
支度金が出来たことだし、手遅れにならないうちに病院に連れて行こっと。
