旧愚だくさんブログ

愚だくさんブログ過去記事蔵です。

八景島シーパラダイス

2005年08月28日 | カメ見聞録・国内編

下子カメと一緒に子供会旅行に参加し、八景島シーパラダイスに行って来た。
絶叫コースターはあるし、ウミガメは居るしで、カメと下子カメにとってはその名の通りパラダイス♪

泳ぎ回る沢山のウミガメを見ながら
「随分と甲羅にコケが付いてるなぁ。海の中でもコケが付くの?」と下子カメに聞くと、
「海でもコケは付くし、長く生きるカメの甲羅にはフジツボまで付くんだよ」
「ほ~」
「ねえ、お母さんフジツボの中身は何だか知ってる?」
「いや、全然。検討も付かないよ」
「亀の手と呼ばれる植物みたいな生き物なんだよ。亀の手にそっくりだから亀の手と呼ばれるんだけど、ちゃんと水かきみたいなものまであって、ウチの亀達の手と同じ形をしてるんだよ」
と教えて貰った。
好きこそ物の上手なれと言うけれど、ホント、良く知ってるもんだ。
ところで、写真は本日の戦利品。
本当はもっとカメグッズを買いたかったのだけど、集合時間が迫っていたので惜しくも断念。
バスに戻って、皆にご披露したら
「え?そんなにカメの物があったの?同じお土産やさんを見てた筈なのに全然気付かなかった」と感心された。
これも、好きこそ物の上手なれ・・・・か。
下子カメからすりゃ随分とレベル落ちの「上手」だけど。CIMG160430small


小亀の背に乗る親亀

2005年08月20日 | 本と雑誌

カメが口癖の様にして「本が高い!何で日本はこんなに本が高いのだろう!」と言ってるせいか、下子カメが500円の図書券をくれた。
「オイラ(←女児・・・ですっ・・・・)あと3枚あるから1枚あげるよ」だって。
嬉しいな~。
下子カメがくれた愛情こもった図書券はとって置き、それを使ったつもりで出たばかりの横山秀夫「震度ゼロ」をお買い上げ。
実は、週刊文春の書評を読んでから読みたくてたまらなかった・・・下子カメ、ありがとね!


「受け取りはお近くのセブンイレブンで」

2005年08月07日 | 本と雑誌

ネット注文して受け取りはセブンイレブン、送料ゼロの本屋さん「セブンアンドワイ」を初めて使ってみた。
深夜に、何に急かされる事もなくゆっくりと選べるから本のネット注文は好きで、「楽天ブックス」と「Amazon」を使うことが多かったのだけど、10冊くらいまとめ買いしても900円ほどの送料が掛かってしまうのが痛かった!だって、送料で文庫本なら2冊買えてしまう。
届くのは明後日くらいなのだけど、果たして使い勝手や如何なものか。

本と言えば、三島由紀夫「豊饒の海(全四巻)」が、第一巻目「春の雪」の映画化に伴ってリニューアル装丁された姿で店頭に並んでる。
・・・学生の時に夢中になって読んだよなぁ。
第四巻目「天人五衰」の最後のシーン・・・つまり、全作品の終末章を彩る季節は、丁度今と同じ盛夏。夥しき蝉時雨を浴びる奈良の寺の場面を以って、長きに渡った小説は幕を閉じたかと思う。
四巻に渡る長くて重厚な小説の核を貫いたのは「輪廻転生」だった。
もう一度読み直してみようかな・・・あの頃とはまた違った感動に打ち震えるかもしれない。