数年前に娘婿が転職しました。そして、この5月に長男が転職しました。いずれも10年ほど勤めた、世間では大企業といわれる会社を辞めて、同業種のより小さな会社、もしくはベンチャーといわれる会社に就職したのです。それまで勤めていた会社で何か問題を起こしたとか、会社の人間関係がいやになったとかいうのでもなさそうです。ありきたりの言葉でいえば、「あきた」ということでしょうか。我々の世代では考えられないことですが、転職することでステップアップするという、アメリカのような感覚も育ってきているようです。すごいことです。確かに、大企業にしがみついていれば一生安泰だという時代は終わったかもしれません。いつリストラにあうか、会社が倒産するかわからないから、そうなる前に自分で自分の進路を決める時代なのかもしれません。年功序列といった考え方も変えていかなければいけないみたいです。そのかわり、長男は転職したばかりで成果を残さなければいけないという厳しい毎日を送っているみたいです。
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