ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

 荒島岳山頂から

2011-02-11 | 山登り

11・2・11 Fri  

今日の天気は北陸では良い方ですね。ということで久しぶりに大野の荒島山に登ることにしました。
朝起きて大野へと向かう道中の雪もずい分となくなっていて、、、

ふと、自転車で走りたい気分になりますが、ここはグッと我慢です。

 

 

 朝七時に勝原の道端にある駐車場から登り始めます。
五分ほど前に単独の男性の方が先行していきましたが、すぐ先の登山届BOXの所で先頭になってしまいます。
 新雪に埋没したトレース跡からも、ここ数日は誰も登っていないようで、、、先が思いやられます(^^; 

十時前に”シャクナゲ平”に到着しました。もちろん誰も居ません…。
少し淋しいので誰か来るのを待つついでに 縦穴を掘ってツェルトを被って40分ほど休憩しました。

 

 

この空の感じでは…、今日はもう誰も来ないのでしょうか…。
仕方がありません、トボトボと一人で先へと進みます(ちなみに、右端のピークが山頂です)。

 

 

 上の画像は 大ワサビ谷の右岸側の源頭部手前あたりです。
雪庇は落ちているようですが油断はできません。風上側に大きく寄ったラインをとって進んでゆきます。

 

 

大ワサビ谷の源頭ピークを超えるとあとは緩やかな雪原歩きになります。
ただ、今の時期はまだまだ雪庇付近には注意がいりますね。
雪面の白と空の白で僅かな雪の庇に、そんなはずが、、、として後ずさりしてしまいます。
でも、よく見れば山頂から東稜へと延びる連なる雪の台地にできた庇でした(^^;

 そうか、、、祠は足元の雪の中か、、、。

 

 

 

 

 山頂から大野勝山方面を見ています。 経ケ岳がカッコいいです♪

 

 

 

暗い山頂からトボトボと下山していたら、少しずつですが陽が差し込んできました。
「おいおい、どうせなら山頂で福音を」と思っても仕方がないです。
そのまま写真を撮りながら下ってゆくと、単独の年配の女性の方が登ってきました。

 「山頂まで行ってこられたんか?トレースをつけてくれて、ありがとう~」。

と言葉を交わして後、しばらく彼女の後姿を眺めてから再び下山します。
もう一度、山頂に登ろうかとも思いましたが大丈夫だよね、きっと。

 

 

ふたたび「しゃくなげ平」から荒島岳です。
左端のピーク手前に先ほどの単独の女性が小さい黒点になって見えます。

 

 

だらだらと下山していたら、下から山スキーで上がってくる人が、、、。
少し言葉を交わしていたら、この方 敦賀の某サイクルショップの店員さんなのだそうです
つまり、山スキーもするし自転車(ロードやMTB)もやる方なのです。
話が弾んで長々と足止めをさせてしまいました。
あれこれと知人の方の話題もでてきて面白かったです。
また、会う機会があればお喋りに付き合ってください。

  午後2時に駐車場に到着して帰りました。

 

【オマケ】上の画像は今回のザックとピッケルの画像です。
BDのアックスは首が細く ヘッドの保持が楽チンなのでお気に入りの一品♪