ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

南白山・別山 2023

2023-03-22 | 山登り

23・3・19 Sun 

K市さんⅠ垣さん達の肝いり南白山山行にY子さんと僕が加わった四人で
行ってみました。日照岳東側の尾根端に車(6:00)を止めて二泊三日の
装備と御母衣湖の景色を背に小径を辿り、先ずは日照岳山頂を目指しま
しす(10:15)。

 

 

 

 

日照岳を越えた辺りまでは先行者の姿やトレースで賑やかな感じでした
が、そのうち無垢な雪尾根を辿れる心地よさにひたれました。
山深さと相まって数日前の降雪が残雪をより白く、山際と山の端をキー
ンと引き立ててくれているよう。

 

 

 

 

むむ、これが南白山へとつづく別山東尾根からの景色なのか…と感心しな
がら進んで行きます。今日の幕場は△1900地点を予定していますが明日の
行程を考慮すると一日目の今日の内に少しでも先へと進んでおきたいとこ
ろです。

 

 

 

 

歩くことに疲れので・1883(16:26)で本日の行程は終了。計画していた
幕場予定地を越えて進むことができてよかった。早速、水を作りつつ夕飯
の支度へ。今日一日を振り返りながらホッとできる僕の好きな時間帯です。
数日前からⅠ垣さんが仕込んできてくれたカレー鍋を皆で美味しくいただ
きました。デザートはプリンで

当初の予定ではこのベースから南白山・別山をアタックする計画でしたが、
諸事情を鑑みて明日は全装を担いで白山方面へとルートを延ばして大倉尾
根から下山することに改め、早めの就寝…(20:00)

 

 

 

 

23・3・20 Mon 

4:00に起床。朝食を摂った後、南白山を目指して出発(6:00)。二日目の
今日もピークに立つごとに一旦下って再び登り返しをして標高を上げてゆ
くそんなツライ行程を経て南白山山頂(9:50)へ。

 

 

 

 

南白山から別山との鞍部へ下ってゆく途中で急傾斜で細い雪尾根の通称
「キタサンリッジ」をバックステップで下降して、続く岩場を岐阜側か
ら捲いて尾根上へ戻ります。

 

 

 

 

痩せ尾根を通過した後は別山への登り返しが待っています。距離的には決
して遠くはないのですが昨日からの疲労と重荷でなかなかツライ登りです。
とはいえ、福井県民の僕にとって何時もとは異なる三ノ峰から小白山、枇
杷倉山への山並み、それに続く荒島岳といった眼前の景色の素晴らしさに
嬉しさも感じます。

 

 

 

 

一歩一歩を踏みしめながらようやく別山山頂に到着(12:20)。

別山山頂で小休止をした後、南龍ケ馬場方面に向かって出発。途中まで
はスキーのトレースがありました。

 

 

 

 

大屏風を越えて油坂ノ頭から県境を辿って経て南竜ノ頭(15:30)へ。疲れ
てきたので幕場を探しますが風が強いので鞍部へと下ったところで本日の
行程を終了(16:20)。
今日も水を作りつつ夕飯の支度へ。昨日今日を振り返りながら好きな時間を
過ごします。今夜の夕飯は数日前からⅠ垣さんが仕込んできてくれた味噌鍋
を皆で美味しくいただきました。デザートに魔法のような上手さのグレープ
ゼリー。明日は大倉尾根から下山ということで20:00就寝、3:30起床…

 

 

 

 

 

23・3・21 Tue 

朝食を摂って賽の河原へ向かって出発(6:30)。染まる白山を仰ぐ。

 

 

 

振り返り見る別山へとつづく県境尾根の景色が素晴らしい。

 

 

 

賽の河原(7:25)から御前ケ峰を望んでいます。山頂は風が強そうです。

 

大倉尾根に乗ってようやく安堵した気持ちになって歩くことができました、
昨日までのルートと比べれば登り返しの少ないことが嬉しいから。

 

 

 

 

登山口(11:56)に降り立って残雪に覆われた林道をワカンで下ってゆき
ワリ谷を越えた辺りでようやくワカンを外して歩けました。林道を歩い
て約三時間半でゲートに到着(15:12)。
タクシーで登山口へ戻ろうと思っていましたがタクシーの都合はつかず、
丁度、ゲート手前で出会った親切な釣り師さん達の車に乗せて貰って無
事に車へと戻ることが出来ました。
今回、数年越しの山行がようやく叶いました。それが叶う時にはもう次
の目標に向かっていたりするのでしょうね、皆さまお疲れさまでした。