ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

鉢伏山から大長山 2023

2023-03-12 | 山登り

23・3・11 Sat 

今日はKikuちゃんと妻と三人で雪洞泊の山行に行ってきました。山域は
お互いに遠くない山域で雪洞が掘れそうな加越国境の鉢伏山辺りという
ことにして取立山登山口でマッタリと集合(7:00)。二週間ぶりの取立
山となる今回は僕にとっての違和感がないアプローチルートから上へと
目指しました。

 

 

 

取立山山頂(9:33)から板谷ノ頭を経て鉢伏山(11:33)へ。当初は鉢伏山山
頂付近で雪洞を掘ろうと思っていましたが何となく積雪が足りないような気
がしたので烏岳方面へと向かった途中に雪洞を掘ることにします(12:00)。

 

 

 

 

雪洞(13:30)を掘り終えた後は雪尾根の斜面に座って大長山や白山など
の山々を眺めながらのんびりとした時を過ごしました。今日は風もなく
暖かな陽気なので薄着で雪斜面に敷いたマットの上で寝そべっていても
ちっとも寒く感じません、否むしろ暑いくらいです…。日向ぼっこに飽き
た後、とりあえず烏岳(14:51)を往復してそれから雪洞へ入って水を作
りを始めることにします。

 

 

 

 

 



ラジオを聴きCoffeeを飲みながら三人分の水(約6㍑)を作っているうち
に夕方になりました。頃合いをみて妻がホルモン入り鍋を作ってくれたの
で皆でいただきます(17:50)。山の中で食べるホルモン味はとても美味し
いです。

 

 

 

そんなイブニングを過ごして21:00になったところで就寝しました。明日
は大長山を往復する予定ですが、起床を何時にするか決めるのを忘れたふ
りして眠ることにしました、早起きは苦手な方だから… 

 

 

 

23・3・12 Sun 

彼女たちの話声で目が覚めました…たぶん五時半に起床。Kikuちゃんが作
ってくれた讃岐風うどんの朝食を食べてから後片付けをして洞内に荷物を
置いておいてアタック装備で大長山へ出発(7:10)。

 

 

 

 

鉢伏山を下った鞍部から直登ルートで大長山を目指します。途中にある
笹薮の割れはやや進んでいてそこは藪を掴んで乗り越えてゆきました。
積雪が緩んでいると足がガボるので疲れます。

 

 

 

 

急斜帯を越えると緩い雪原へと変わってそのまま山頂へ。振り返り見る
たおやかな鉢伏山と益荒男のような烏岳の山容に背をおされながら。

 

 

 

 

今朝は良い天候に恵まれたようです。大長山山頂(8:27)に立つと雄大な
展望を得ることができました。久しぶりにここへ来た二人もこの景色を喜
んでくれていることでしょう。

 

 

 

 

各自が思い思いに過ごしていると太陽が雲に隠れて陽射しが消えてしまい
ました。眺望の方も何となく雲が多めになってきたし、そんな山頂に残さ
れているのは僕達を叩く強い風ばかりです。なので山頂を後にして同ルー
トで下山することにします。

 

 

 

 

当初の目標を遂行した僕達は雪洞の荷物を回収して取立山(11:24)を経て
登山口(12:30)へと戻りました。以前、Kikuちゃん達と大長山で雪洞泊を
したときから十年が経ち、この先の十年がどうなるのか僕には想像もつき
ません。取り合えずそれまで山を登り続けられていたらいいなと思ってい
ます。お疲れさまでした。