○ドヴォルジャーク 交響曲第3番 クーベリック/ベルリン・フィル 1972年10月
全体的にゆったりしたテンポの壮大なスケールの演奏で、このスケールは他の演奏では聴いたことがありません。ビエロフラーヴェク盤のところで触れた58小節と60小節のところでのトランペットが目立っていないのは不満ですが、全体的には大変素晴らしい演奏と思います。第1楽章の第1主題が提示されていったん盛り上がった後の木管の演奏はとても情感がこもっていて印象的です。テンポはゆったりしているのですが、とても引き締まっていて、特にティンパニは目立ちすぎるほどくっきり叩いています。
第1楽章展開部で、ホルン、トロンボーン、そしてティンパニが中心になって盛り上がるところがちょっと控えめになり過ぎ、盛り上がりきらなかった感じがします。
全体的にゆったりしたテンポの壮大なスケールの演奏で、このスケールは他の演奏では聴いたことがありません。ビエロフラーヴェク盤のところで触れた58小節と60小節のところでのトランペットが目立っていないのは不満ですが、全体的には大変素晴らしい演奏と思います。第1楽章の第1主題が提示されていったん盛り上がった後の木管の演奏はとても情感がこもっていて印象的です。テンポはゆったりしているのですが、とても引き締まっていて、特にティンパニは目立ちすぎるほどくっきり叩いています。
第1楽章展開部で、ホルン、トロンボーン、そしてティンパニが中心になって盛り上がるところがちょっと控えめになり過ぎ、盛り上がりきらなかった感じがします。