○志功の青春記より「夢を彫る男」 片岡鶴太郎、荻野目慶子 1989年1月22日放送(花王名人劇場)
先日の「結婚しましょう」に引き続き、これもテレビ放送を録画しておいたもの。久しぶりに見ました。
棟方志功がまだ売れる前のときの話。弁天さまを描こうとしていた志功が出会った風船売りの少女、彼女こそ志功が求めていた弁天さまだったのである。モデルになってもらい1枚の版画を完成させるが、まだ何かが足りない。それでもその版画が売れ、そのお祝いとして彼女とお汁粉を食べるが、その帰り、彼女には将来を約束した人がいることがわかり、彼女を好きになっていた志功は失恋してしまう。
でもそれだけでは終わらなかったのである。
あれからどれだけの月日が過ぎたのかはわからないが、彼女が志功の下宿を訪ねてきたのである。将来を約束した男が女と逃げたというのである。
志功は居酒屋に連れていき、彼女をなぐさめ、彼女も志功の言葉でふっきることができ、病気の父が帰郷している小豆島に帰るという。その表情を見た志功は、「これだ」と彼女の顔を見つめ、慌てて下宿に戻り1枚の版画を作り上げる。これこそ志功の会心の作だっのである。
でも、その版画を彼女のところに届けに行ったときには、彼女は小豆島に帰ってしまっていた。
志功はなんてバカなんだろう、なんで引き止められなかったのだろうと思いたくなってしまいました。
風船売りの少女役の荻野目さんは、とてもかわいらしく、やわらかな感じで、なんとも言えず惹かれます。
先日の「結婚しましょう」に引き続き、これもテレビ放送を録画しておいたもの。久しぶりに見ました。
棟方志功がまだ売れる前のときの話。弁天さまを描こうとしていた志功が出会った風船売りの少女、彼女こそ志功が求めていた弁天さまだったのである。モデルになってもらい1枚の版画を完成させるが、まだ何かが足りない。それでもその版画が売れ、そのお祝いとして彼女とお汁粉を食べるが、その帰り、彼女には将来を約束した人がいることがわかり、彼女を好きになっていた志功は失恋してしまう。
でもそれだけでは終わらなかったのである。
あれからどれだけの月日が過ぎたのかはわからないが、彼女が志功の下宿を訪ねてきたのである。将来を約束した男が女と逃げたというのである。
志功は居酒屋に連れていき、彼女をなぐさめ、彼女も志功の言葉でふっきることができ、病気の父が帰郷している小豆島に帰るという。その表情を見た志功は、「これだ」と彼女の顔を見つめ、慌てて下宿に戻り1枚の版画を作り上げる。これこそ志功の会心の作だっのである。
でも、その版画を彼女のところに届けに行ったときには、彼女は小豆島に帰ってしまっていた。
志功はなんてバカなんだろう、なんで引き止められなかったのだろうと思いたくなってしまいました。
風船売りの少女役の荻野目さんは、とてもかわいらしく、やわらかな感じで、なんとも言えず惹かれます。