My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2020-04-12 10:33:27 | フリッチャイ
○シューベルト 交響曲第7(8)番「未完成」 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年9月18、19日

フリッチャイの演奏は全て紹介してきたと思っていたのですが、なぜか漏れていた曲。
フリッチャイは、1956年からバイエルン州立オペラの音楽監督に就任していたが、ベルリン放送交響楽団(旧RIAS交響楽団)との密接な関係は続き、このオーケストラとの録音も継続していました。
この時期は、1954年までのRIAS時代のトスカニーニばりの速いテンポで硬質な音は影をひそめ、かといって1959年の病気回復後のフルトヴェングラーを思わせるスケールの大きい演奏でもなく、ちょっと中途半端な時期です。
この演奏は、ロマンティックな雰囲気を出そうとしている感じはあるのですが、音は痩せていて、不完全燃焼という感じがします。
1950年の放送録音が存在するようなので、聴いてみたいものです。

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今日聴いた曲

2020-04-12 09:44:09 | フリッチャイ
○バルトーク 弦楽のためのディヴェルティメント フリッチャイ/ローザンヌ室内管弦楽団 1951年11月19日(ライヴ)

フリッチャイは、この曲を好んで採り上げ、残されている録音も多くあります。
録音は、RIAS交響楽団とのスタジオ録音(1953年4月)のほか、ライヴ録音がこれも含めて、5種確認されています。
RIAS交響楽団(1952年2月)、ケルン放送交響楽団(1953年4月)、ヒューストン交響楽団’(1953年11月)、スイス・ロマンド管弦楽団(1956年2月)、そしてこの録音です。

この録音は、ローザンヌ室内管弦楽団75周年を記念して制作された10のアーカイブの一つに含まれ、1時間30分程度の動画の1分30秒くらいから始まります。
これは2017年にインターネット上に公開されたようですが、フリッチャイという文字が含まれていないため、これまで気づかずにいたのですが、昨日、たまたま違うサイトから発見しました。
このウェブサイトの下のほうにあるリンクからいけます。
https://notrehistoire.ch/entries/lyYnlrNw8E9


この日は、このバルトークのほか、モーツァルトのセレナータ・ノットゥルナ、ロッシーニの弦楽のためのソナタ第3番、ハイドンの交響曲第101番が演奏され、全てがCDでリリースされる等しています。

演奏は、出だしがちょっと控えめな感じですが、全体的に室内管弦樂団らしい切れ味の鋭いものです。その出だしの一音目、ちょっとテンポを落としています。
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