○シューベルト 交響曲第7(8)番「未完成」 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年9月18、19日
フリッチャイの演奏は全て紹介してきたと思っていたのですが、なぜか漏れていた曲。
フリッチャイは、1956年からバイエルン州立オペラの音楽監督に就任していたが、ベルリン放送交響楽団(旧RIAS交響楽団)との密接な関係は続き、このオーケストラとの録音も継続していました。
この時期は、1954年までのRIAS時代のトスカニーニばりの速いテンポで硬質な音は影をひそめ、かといって1959年の病気回復後のフルトヴェングラーを思わせるスケールの大きい演奏でもなく、ちょっと中途半端な時期です。
この演奏は、ロマンティックな雰囲気を出そうとしている感じはあるのですが、音は痩せていて、不完全燃焼という感じがします。
1950年の放送録音が存在するようなので、聴いてみたいものです。
フリッチャイの演奏は全て紹介してきたと思っていたのですが、なぜか漏れていた曲。
フリッチャイは、1956年からバイエルン州立オペラの音楽監督に就任していたが、ベルリン放送交響楽団(旧RIAS交響楽団)との密接な関係は続き、このオーケストラとの録音も継続していました。
この時期は、1954年までのRIAS時代のトスカニーニばりの速いテンポで硬質な音は影をひそめ、かといって1959年の病気回復後のフルトヴェングラーを思わせるスケールの大きい演奏でもなく、ちょっと中途半端な時期です。
この演奏は、ロマンティックな雰囲気を出そうとしている感じはあるのですが、音は痩せていて、不完全燃焼という感じがします。
1950年の放送録音が存在するようなので、聴いてみたいものです。