football smile

the days turn into months and years

STAY GOLD

2014-09-07 | music

本田恭章
21 NOV 1985
28PL-109
http://www.yasuakihonda.com/


コンプリート・シングルスを聴いていたら、やっぱりアルバムも聴きたくなった。しかしCDは持っていない。というわけで、LPを引っぱり出してターンテーブルを回す。まだまだ我が家のレコード・プレーヤーは現役である。でもさすがに面倒なので、出番は休日のみ。いつの間にか、そういう時代になってしまった。

コンセプト・アルバムとして製作された本作は、楽曲のまとまりや完成度が飛躍的に向上している。いよいよセルフ・プロデュースを極めた感がある。こういう構成ができるのはレコードならではだけど、B面の「Die In Blue」から「Gimme Your Love」そして「3rd Generation」へと流れるかっこ良さは圧巻で、今聴いても全然色褪せていない。素晴らしい。

ただ、ここにはロックがない。多分「ANGEL OF GLASS」より。そこが評価の分かれるところ。 いやいやこれこそロックの進化形であるとも言える。「LAST DANCE」や「ONLY YOU」だってそうだろう。でもねえ、何かしっくり来ないものがある。髪を切ったらロックじゃねえ!ものすごく乱暴な言い方をすれば、きっとそういうことなのかも知れない。反逆の精神は何処へ?ジョージのギターは何処へ?そういうモヤモヤが残るアルバムであることも確かだ。

コメント
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