明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第30節
2017年10月22日(日)17:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(DAZN)
浦和レッズ 3 - 3 ガンバ大阪
興梠
ラファエル シルバ 長澤 柏木 ズラタン
青木
槙野 マウリシオ 阿部 遠藤
西川
G大阪で5年間指揮を執った長谷川健太監督が、今シーズン限りで退任する。残した成績は立派なものだと思う。しかし、これだけの結果を残した監督であっても、5年が限界ということか。監督というのは、かくも難しい職務なのだろう。見方を変えれば、チームには変化が必要であるとも言える。浦和もしかり。監督を代えてシステムも変えた。それがACL決勝進出という結果につながった。
ピッチコンディションを考えると、ゲームの作り方は非常にデリケートにならざるを得ない。両ワイドにラファとズラタンを置いた堀監督は、相手の背後のスペースを突いた攻撃をイメージしていたと思われる。この狙いにフィットしていたのが、ラファと長澤の左サイドであった。柏木君は中央に寄るので、ズラタンが完全に浮いたしまった感じ。
浦和の先制点は、アンカーの青木が攻め上がったことから生まれた。これぞリスクを冒して勝負するというお手本のようなプレーであった。相手を背負った興梠も上手かったし、ゴールを決めたラファも上手かった。圧巻は興梠の3点目で、あそこで柏木君にフリーでボールが渡れば、あとはタイミングで決まる。
李 ラファエル シルバ
梅崎 長澤 青木 高木
槙野 マウリシオ 阿部 遠藤
西川
しかしまあ、3度のリードを守れないというのはいかがなものか。得点した後に守るのか?もう1点取りに行くのか?何だかモヤモヤしたまま時間を過ごしてしまった。これだけのパフォーマンスを見せたのだから、勝たなければならない試合であった。いくら良い試合をしても結果が出なければ意味がない。ブーイングは仕方なし。