明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第29節
2017年10月14日(土)19:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(DAZN)
浦和レッズ 1 - 1 ヴィッセル神戸
興梠
武藤 矢島 柏木 ズラタン
青木
宇賀神 マウリシオ 阿部 森脇
西川
さあ、待ちに待ったリーグ戦再開。スタメンもかなりいじってきた。ここから終盤に向けての戦い方は、チームにとって非常に大切である。試合を組み立てるという言い方をよくするけど、それは守備の構築にもあてはまる。相手の攻撃に合わせて、じわりじわりと守備ラインを整えていく感じである。ところが今日は、試合への入りがフワッとしていて、いきなり先制点を与えてしまった。まるで鳥栖戦の再現ではないか。
前半のボール支配率は、神戸の方が上回っていた。確かに神戸の中盤は、非常にバランスが良かった。必要なところにポドルフスキーが下りて来て、その穴を埋めている感じである。浦和は柏木君を中心に中盤を作るが、ズラタンを右サイドに置いているため、少々歪な感じで攻めることになる。後半、興梠とズラタンがポジションを入れ替えたりしているところを見ると、やはりしっくりこなかったのだろう。
興梠
梅崎 武藤 柏木 ラファエル シルバ
青木
平川 マウリシオ 阿部 森脇
西川
どちらも最後まで勝負に出たし、決定的なチャンスも作り出していた。お互い手は尽くした感はある。そのおかげで観ていて面白い試合ではあったけど、決してレベルの高い試合とは言い難いのが残念なところ。矢島のシーズン初ゴールが唯一の明るい話題か。宇賀神のシュートを右足のアウトサイドに当ててコースを狙う当り、そのスキルの高さを見せつけてくれた。ああ、あと平川が元気そうだった。さすがに運動量は落ちたなあ。