大曽根から地下鉄名城線に乗って栄へ。栄の繁華街を松坂屋やパルコ方面に歩いていくと、何となく店構えがオシャレになってくる。名古屋に来たからといって、余所者はなかなかここまで来ないでしょう。でも、観光スポットなんかへ行くよりは全然好きなのだ。普通に街を歩いていると、そこに住む人々の暮らしが見えてくる。そこで展開される日常生活を想像したりすると楽しい。ああ、休日はこういうところで買い物をするのね、とか。
で、そんな街の外れに建つのがこの建築。自分の学生時代のアイドルは、何と言っても竹山聖でありアモルフだったので、1度は見たいと思っていたのだ。乃木坂やキラー通りの建物も見て歩いたけど、これはその一連の流れにあるデザイン。沈黙のコンクリート。この人の創り出すフォルムは、ものすごくかっこいいし、抜群のセンスを感じる。
ただ、15年やそこらでこの老朽具合はどうなのか?今、当時の雑誌のテキストなんかを読むと、かなり理屈っぽくも感じる。いろいろと余計なことを考えてしまうのは、もはや純粋に感動できなくなった証拠である。あの頃、先生が言っていた言葉の意味が、徐々にわかるようになってきた。ああ、確かに歳をとっているのだなあと思いながら、昼下がりの栄を後にしたのだった。
で、そんな街の外れに建つのがこの建築。自分の学生時代のアイドルは、何と言っても竹山聖でありアモルフだったので、1度は見たいと思っていたのだ。乃木坂やキラー通りの建物も見て歩いたけど、これはその一連の流れにあるデザイン。沈黙のコンクリート。この人の創り出すフォルムは、ものすごくかっこいいし、抜群のセンスを感じる。
ただ、15年やそこらでこの老朽具合はどうなのか?今、当時の雑誌のテキストなんかを読むと、かなり理屈っぽくも感じる。いろいろと余計なことを考えてしまうのは、もはや純粋に感動できなくなった証拠である。あの頃、先生が言っていた言葉の意味が、徐々にわかるようになってきた。ああ、確かに歳をとっているのだなあと思いながら、昼下がりの栄を後にしたのだった。