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football smile

the days turn into months and years

L1ベレーザvs浦和(江戸川)

2008-05-11 | nadeshiko
なでしこリーグ・ディビジョン1 第6節
2008年5月11日(日)13:00キックオフ
江戸川区陸上競技場
日テレ・ベレーザ 1-4 浦和レッズレディース

昨日からの雨が残る朝、アウェーの会場は江戸川だ。西葛西まで行くのは、決して簡単ではない。そして相手はベレーザだ。勝つのだって決して簡単ではない。あ~あ、どうしようかなあと思ったとしても、誰も責められないような日曜日。しかし、歴史が大きく動くのは、案外こんな日だったりする。初めて訪れるスタジアムは、普通の団地の外れに突然出現した。

      北本

  堂園  安藤  柳田

    森本  高橋

岩倉  矢野  百武  土橋 

      山郷


本日のスタメンはこんな感じ。ベレーザの中盤対策か、安藤が下がり目で北本のワントップ。それから誰もが驚いた!ルーキー堂園初先発。18歳のFWがいきなりベレーザ戦でデビューである。そして試合が始まると、誰もがもっと驚くことになった。初出場とは思えないほど落ち着いていて、どんどんボールに絡んで行く。それから、守備ができるのが素晴らしい。DFの岩倉まで行く前に1度チェックが入るので、相手のサイド攻撃がまったく振るわない。松田や若林とはまた違ったタイプの選手である。

こうして互角に始まった試合は、守備の意識が高かった浦和へ徐々に傾いてきた。前半17分、その堂園からのクロスが相手DFのミスで北本の元へ。北本がGKまで交わして先制点が決まった。その後、またまた堂園からのボールを北本が決めて追加点。ベレーザ相手に0-2のリードで前半終了。

こうなると、今度はベレーザの怒涛の反撃を食らうのがいつものパターンだが、今日は違った。後半開始早々に堂園が追加点を決める。恐るべし18歳。これで試合は決まったか?いやいやまだまだ油断は禁物である。何しろ相手は1度も勝ったことがないベレーザじゃないか。しかし、北本のハットトリックが決まったところでさすがに勝負あり。最後の失点はいただけないけれど、終わってみれば1-4の圧勝であった。

初めてのなでしこ観戦は、2005年5月3日。さいたまレイナスが浦和レッズレディースになった年だ。ベレーザ相手に0-7の完敗。それからベレーザに負けるところを何度見たことか。引分るのがやっとで、どうしても勝つことができなかった。そんな歴史が今日変わったのだった。たかが1勝、されど1勝。そんな言葉が実にふさわしい勝利であった。

4年越しの大きな壁をようやく乗り越えた先に、初タイトルの壁を見つけるのはまだ早すぎるかもしれない。今シーズン、ベレーザとはあと2試合残っている。次も勝とう。きっと勝てる。そう信じてまたみんなで戦おう。そういう日々がまた始まったに過ぎない。

それでも、浦和レッズレディースを愛するみなさん、ひとまずおめでとう!そしてありがとう!まだまだみんなで頑張りましょう。初タイトル目指して。

     
     
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