FIFAワールドカップ・ドイツ大会 準々決勝
2006年7月1日(土)0:00キックオフ
ベルリン(NHK)
ドイツ 1-1 アルゼンチン (PK4-2)
PKは苦手だ。枠を外すことはないけど、大抵の場合はGKに防がれてしまう。狙いは左の低めと決まっているのだが、コースが甘かったりスピードがなかったりと、思ったようなボールを蹴ることができない。理由は明確で、要は度胸がないのだ。気持ちで負けているのだ。それは何もPKに限ったことではないのが、笑えないところである。
準々決勝がいちばん面白いというのは毎度言われることだが、今大会はまさにその通りの好カードが続く。さすがに0:00に寝るわけにはいかず、首を枕に預けてTV観戦。明日は休日だし、イタリアvsウクライナも録画予約をしておく。
あまりに慎重すぎる前半で眠くなる。しかし、後半早々にアジャラのゴールでアルゼンチンが先制。おお、ホームのドイツよ、どうする?するとようやくドイツの反撃が始まる。シュバインシュタイガーがガッツで突進。ゲルマン魂は健在。ドイツの勢いが出てきたところで、アルゼンチンは守りに傾いてきたようだ。
それにしても、かまわず攻めるドイツのひたむきさはすごい。気持ちは勝利に向かって真直ぐ伸びている。そんな感じ。強い。そうだ、ドイツの強さはこれなのだ。残り10分、バラックのクロスをボロウスキが頭で流して最後はクローゼが決める。鳥肌。とうとう追いついてしまった。
延長は俄然ヒートアップ。しかし一旦守りに傾いたアルゼンチンは、GKアボンダンシエリの負傷退場もひびいて、攻撃的な選手の駒が足りないような気がする。サビオラもメッシも出られない。一方のドイツはといえば、勝利に向かった気持ちは折れる気配がない。PK戦になったとき、これはドイツかなと思ったら、やはりその通り。レーマンが止めた。カーンではなくレーマン。これまたドラマティックなストーリーができそうである。
こりゃあ、開催国ドイツが来るか?度胸不足の私が、度胸満点のドイツに打ちひしがれた深夜3時。
2006年7月1日(土)0:00キックオフ
ベルリン(NHK)
ドイツ 1-1 アルゼンチン (PK4-2)
PKは苦手だ。枠を外すことはないけど、大抵の場合はGKに防がれてしまう。狙いは左の低めと決まっているのだが、コースが甘かったりスピードがなかったりと、思ったようなボールを蹴ることができない。理由は明確で、要は度胸がないのだ。気持ちで負けているのだ。それは何もPKに限ったことではないのが、笑えないところである。
準々決勝がいちばん面白いというのは毎度言われることだが、今大会はまさにその通りの好カードが続く。さすがに0:00に寝るわけにはいかず、首を枕に預けてTV観戦。明日は休日だし、イタリアvsウクライナも録画予約をしておく。
あまりに慎重すぎる前半で眠くなる。しかし、後半早々にアジャラのゴールでアルゼンチンが先制。おお、ホームのドイツよ、どうする?するとようやくドイツの反撃が始まる。シュバインシュタイガーがガッツで突進。ゲルマン魂は健在。ドイツの勢いが出てきたところで、アルゼンチンは守りに傾いてきたようだ。
それにしても、かまわず攻めるドイツのひたむきさはすごい。気持ちは勝利に向かって真直ぐ伸びている。そんな感じ。強い。そうだ、ドイツの強さはこれなのだ。残り10分、バラックのクロスをボロウスキが頭で流して最後はクローゼが決める。鳥肌。とうとう追いついてしまった。
延長は俄然ヒートアップ。しかし一旦守りに傾いたアルゼンチンは、GKアボンダンシエリの負傷退場もひびいて、攻撃的な選手の駒が足りないような気がする。サビオラもメッシも出られない。一方のドイツはといえば、勝利に向かった気持ちは折れる気配がない。PK戦になったとき、これはドイツかなと思ったら、やはりその通り。レーマンが止めた。カーンではなくレーマン。これまたドラマティックなストーリーができそうである。
こりゃあ、開催国ドイツが来るか?度胸不足の私が、度胸満点のドイツに打ちひしがれた深夜3時。