
今年の夏は連日異常な暑さが続いている。9月に入ってもまだ暫らくこの酷暑が続きそうだが先日この暑さを何とか凌ぐために松戸の席亭で催された「怪談噺の会」に足を運んでみた。そこで演じられたのは三遊亭円朝作と言われる怪談「江島屋騒動」の一席であったが場内の灯りを落としロウソクの火の中で聴く「怪談噺」はまた格別な味があった。
さて音楽にも何か「涼」もとめたものがないかとレコード棚をあたってみたところ写真の舘野 泉が弾くフィンランドの作曲家ノルドグレン(Pehr Henrik Nordgren/1944~ )の「小泉八雲の怪談話によるバラード」第2集が目に留まったので久しぶりに針をおろしてみた。このLPは今から30年以上前の1977年7月に東京(EMI第1スタジオ)でレコーディングされたもので彼はこれ以前にも同バラード集の「第1集ー(耳なし芳一ほか)」を録音していた。因みにこの「第2集」(LF91037)には「食人鬼」・「お貞」・「ろくろ首」・「安芸之助の夢」・「十六桜」の5曲が収録されている。
いずれの作品も作曲者ノルドグレンが1970年~72年にかけて日本に滞在した際に読んだ小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の有名な「怪談集」からヒントを得て作曲した10曲からなるバラードである。「プロ・ユース・シリーズ」として76cm/secハーフ・カッティングされたこの超ステレオ盤は舘野が弾くピアノの音を鋭く捉えその音質はすこぶる良好である。音楽作品と八雲の小説の一話・一話とのイメージが直接結びつくものではないにしても「八雲」が描く怪談の世界をピアノ・タッチ(動の世界)で表現しているところに興味がわく。
さて音楽にも何か「涼」もとめたものがないかとレコード棚をあたってみたところ写真の舘野 泉が弾くフィンランドの作曲家ノルドグレン(Pehr Henrik Nordgren/1944~ )の「小泉八雲の怪談話によるバラード」第2集が目に留まったので久しぶりに針をおろしてみた。このLPは今から30年以上前の1977年7月に東京(EMI第1スタジオ)でレコーディングされたもので彼はこれ以前にも同バラード集の「第1集ー(耳なし芳一ほか)」を録音していた。因みにこの「第2集」(LF91037)には「食人鬼」・「お貞」・「ろくろ首」・「安芸之助の夢」・「十六桜」の5曲が収録されている。
いずれの作品も作曲者ノルドグレンが1970年~72年にかけて日本に滞在した際に読んだ小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の有名な「怪談集」からヒントを得て作曲した10曲からなるバラードである。「プロ・ユース・シリーズ」として76cm/secハーフ・カッティングされたこの超ステレオ盤は舘野が弾くピアノの音を鋭く捉えその音質はすこぶる良好である。音楽作品と八雲の小説の一話・一話とのイメージが直接結びつくものではないにしても「八雲」が描く怪談の世界をピアノ・タッチ(動の世界)で表現しているところに興味がわく。
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