アルゲリッチのショパン「ピアノ・ソナタ」については以前に1967年録音の「第3番ロ短調」を紹介したがこれは彼女の「ドイツ・グラモフォン」へのショパン・アルバム第1集だった。 今回は1974年録音のその「第2集」となるLP、「第2番変ロ短調<葬送>」ほかを収めたアルバムを取り上げてみたい。(写真/独グラモフォン 2530 530)
彼女はこの「第2番」でもさらにスケール感あるダイナミックな演奏を聴かせている。いつも思うことだが彼女のテクニックな面はもちろんのこと聴き手を魅了させてしまう彼女独特の「カリスマ性」を感じてしまうのは私だけではないだろう。LP第2面に「アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ作品22」・「スケルツォ第2番変ロ短調作品31」との組み合わせである。現在では先の「ソナタ第3番」も加えられCD化されている。
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