教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

浦和実業~埼玉エリアの新しい流れ

2005-08-27 08:16:10 | 学校選択
浦和実業学園中学校

今年の春新設された。

中高一貫コース第一期生の
中1の生徒たちは、実績や伝統は
自分たちが創っていく
と目を輝かせている。
参考→NTS教研コラムby吉井千花

そして、浦和実業は、中高一貫コースの目標として
国公立大学現役合格20名
早慶上智・ICU・東京理科現役合格30名
MARCHレベル現役合格50名
に向かってカリキュラムを構築している。

国語、数学、英語、生物は、
中2までに中学の学習範囲を終了。
中3には高校生の学習範囲にシフトする。

歴史などは、中2の段階で、高校の教科書
レベルを扱いながら進む。社会は中学と高校で
分野的には同じところがあるのだから、
広がりだけではなく、深めながら展開して
いこうというのだろう。

合理的で促進・拡大カリキュラムになっている
わけである。目標に向けて手ごたえはあるようだ。

しかし、それを支えるには素直でタフなコミュニケーション
能力がないと困る。

そこで浦和実業は独自の
「コミュニケーションストラテージ」
のプログラムを編集している。
素直なコミュニケーション能力を育成するためには
オアシススピリットを。
タフなコミュニケーション能力を育成するためには
ディベートを。

素直に感情を爆発させないトレーニングは、
実は一喜一憂しないで、モチベーションを
維持しながら勉強していくときに重要だ。
まったく一喜一憂しないということは
ありえないが、回復の速度を高めるということ
が重要だ。

そしてタフなコミュニケーション。
つまり根拠にこだわった論理構築力
ということ。

浦和実業のValue Education。
期待ができる。


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