教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

信長の庭園初めて発見されるか

2007-10-15 07:58:18 | 文化・芸術
10月12日0時39分配信の読売新聞によると、

<岐阜市教育委員会は11日、同市の岐阜公園内の織田信長の居館跡から、信長が造らせたとみられる庭園跡が出土したと発表した。信長の庭園跡が見つかったのは初めてで、市教委は「解明されていなかった信長の居館の一部が分かった」と話している。>という。

★ポルトガルの宣教師ルイス・フロイスが、著書「日本史」の中で、「清らかな小石や目にもまぶしい白砂があり、美しい魚が多数いた」と池の存在を記しているそうだが、もしかしたらフロイスが記した庭園かもということだ。

★戦国の世にあって、いやだからこそなのかもしれないが、作庭をするのはどんな意味があったのだろうか。政治的、経済的、宗教的、芸術的、戦略的・・・いろいろな側面からその理由は考えられるだろうが、おそらく信長にあっては、創るということそのものに最も価値があったのだろう。

★庭園を創る。そのことが発想を生み出し続ける1つのトリガーだったに違いない。クリエイティブ・クラスの人材づくりには、この庭園発想が間違いなく必要だが、その庭園は、21世紀において何をさすのだろうか。

★ルネサンス時、ダンテの「神曲」が庭園発想そのものだったと思っているのだが、あるいはシェークスピアの「ロミオとジュリエット」もそうだが、21世紀には、どんな庭園発想が形になるのだろう。

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