茶髪問題？

★産経新聞（12月6日14時11分配信）によると、

兵庫県川西市の市立中学で１０月、茶髪にした男子生徒の髪を、担任教師らが髪染めスプレーで黒く染め直していたことが６日、わかった。生徒と保護者は人権侵害にあたるとして、市の第三者機関「子どもの人権オンブズパーソン」に申し立てたが、市教委は事実を認めたうえで、「生徒の了解を得ており、人権侵害にあたらない」としている。

★実際のところは、新聞記事だけではわからないが、昔からよくある話である。私たちの時代だと、長髪問題。教師によってハサミで切られたというのがあったが、それと同じ。

★今回の茶髪の問題で、大事なのは1989年前ではなく、後に起こったということの重要性。抑圧的コミュニケーションが支配していた時代から創造的コミュニケーションの時代にシフトしようとしている今日において起こったということがポイントだ。

★また、リーガルマインドは学校側だけではなく、ステイクホルダー全体に必要。校則について、ステイクホルダーが、その意味やコンセプトについて共有していたかどうか。保護者側も知らないでは済まない時代である。

★結局もっと話し合おうということなのだが・・・。