教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

幼稚園から義務教育

2006-01-01 08:55:03 | 戦略
読売新聞(1月1日3時3分更新)によると
政府与党は

「2009年度以降の義務教育延長の実現を目指す」
という。つまり幼稚園の義務教育化。

○少子高齢化対策
○学力低下対策
○家庭のパラダイムの変容促進

という背景がある。

しかし、これは義務教育の延長という
外的な制度規制ではそれほど効果はないだろう。

むしろ「学びの時空」を学校を超えて
創出することが重要であり。それは民間に
ある程度任せた方がよい。学校神話の生命維持は
意味がない。

金銭教育の本当の目的は、学校神話崩壊をねらっている
はずだ。そのような意図がなくても
市場の原理は、必然的にそういう姿をあらわす。
それがシステム。

あらゆる道徳が消滅するシステム。これが21世紀だ。
ただし原理はなくならない。道徳とはこの原理原則
の浸透を遅らせるものなのだ。

私学人たちの学びの時空」は
直接そのことを言っていないが、
そういうことを言っていると読むことが
できる。

道徳と原理原則の逆説をどのように
乗り越えるのか、それが問題だ。



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