教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

EUは本当に混迷しているのか?

2011-12-13 08:26:33 | グローバリゼーション
☆ロイター 12月13日(火)5時6分配信 によると、

キャメロン英首相は12日、前週の欧州連合(EU)首脳会議で新財政協定への不参加を決めたものの、EUの加盟国にとどまることは国益にとって極めて重要との見解を示した。

「英国は通商国家であり、貿易・投資・雇用における単一市場を必要としている。われわれはEUに属し、そうあることを望んでいる」と表明した。

キャメロン首相は、英国の重要な金融サービス産業に対する適切な保護策がない条約を受け入れるか、条約そのものをまったく受け入れないかという選択を迫られたと発言。「条約は受け入れないとの決定は正しいものだった。難しい決定だったが、これが正しいことだった」と述べた。


☆英国内では、欧州懐疑派と親欧州政策派の葛藤が続いているようだ。

☆ここのところ日本のメディアでは、

☆EU低迷・混迷・危機説が飛び交っているが、

☆ヒットラーやムッソリーニみたいなファシストが台頭するというのであれば、

☆それはそうであるが、この葛藤や失望を招いた今回のEU首脳会議は、

☆マーケットにとって危機であるが、

☆政治に関しては、この議論がよいのである。

☆英国でも、ものづくり産業を超える勢いの金融市場。

☆GDPの10%は担ているだろう。

☆しかし、そのメンバーは、ものづくりよりはるかに少ない。

☆見ようによっては、格差社会是正の議論がEUで起こっているともいえる。

☆現状の金融経済か市民の生活か?

☆もちろん一蓮托生だから、

☆金融市場はいらないなどということを言っているのではない。

☆むしろ金融インフラは、もっともっとコンビニエンスになって

☆市民に金融の水が流れてくることが大切である。

☆しかし、そこには知識格差、権威格差、資金格差など、

☆内包的壁がたくさんある。

☆それをクリアしていくための痛みであるのが現状とみなすことができる。



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