教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

オンライン大学はトレンドになるか?

2010-07-16 00:08:54 | イノベーション
☆昨夜(7月15日)のWBS(ワールドビジネスサテライト)で、

☆オンライン大学について取り上げられていた。

☆オンライン大学にアクセスするツールとして、

☆パソコンだけではなく、iPhoneなどが活用できるようになり、

☆どんどん浸透するというシナリオだろう。

☆たしかに、1つの大きな流れだ。

☆ある高校生も、iPhoneで書籍を読んでいると

☆そのシステムを教えてくれたが、なるほど便利だ。

☆しかし、資格をとるためというのなら、別であるが、

☆もしも教養を得ようとするのなら、

☆たとえば、スタンフォード大学のサイトにアクセスすれば、

☆講義がyoutubeで無料で聴講できるようになっている。

☆ネットの世界は、こんなにも教養で満ちている。

☆議論をしたければ、twitterやスカイプ、NSNなどのコミュニティを

☆利用すればよい。最近では中継放送もウェブ上で簡単にできる。

☆もはや教科書みたいなものは、ウェブの世界では全く必要ない。

☆ウェブでできないことは、今のところ五感を使うリアルな体験。

☆だから、iPhoneを自然の中に持ち込めば、

☆知識と世界を結び付ける、批判力と想像力を活用できる創造性のみが

☆重要になる。

☆そうなるには、ウェブに自分も何かしらの情報を提供しなければならない

☆時代になるのではないだろうか。

☆ウェブのルールは相互性。一方的にウェブを見るだけではなく、

☆何か有益な情報を提供する。だから、ウェブを活用できる。

☆その有益な情報とは、体験からの情報か新しい視点。

☆その視点を発見するために、アートやデザイン思考がある。

☆もはや大学の価値は以前のような権威にあるのではなく、

☆どれだけ、世界市民に教養コミュニケーションをていねいに無料で

☆発信できるかだ。

☆専門的な研究は、もちろんリアルな世界。

☆その世界を、世界市民の1人ひとりが理解するように

☆知の構造化を促進するのが、大学の役目となる。

☆では中等教育はどうなるのだろう。

☆知の構造化とウェブを活用した表現力の基礎を身につける

☆準備期間として有効な時代がやってくる。

☆大学受験はなくなる。勉強したいことは無料でウェブで

☆勉強できる。その中で研究したいことがでてきたら、

☆その専門の大学コミュニティの扉をたたけばよい。

☆学歴でも、学習歴でもなく、視点と表現力の普遍性と新しさ

☆だけがものを言う。

☆なるほどクリエイティブ・クラスの時代なのである。

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