教育のヒント by 本間勇人

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昨年の米世帯所得 貧困率上昇

2011-09-21 05:36:57 | 経済
☆ウォールストリート・ジャーナル(日本版)2011年 9月 14日 10:50 によると、

米国勢調査局が13日発表した生活水準に関する年次報告によると、米国の標準的な家庭の所得(年収の中央値)はインフレ調整後ベースで前年比2.3%減の4万9445ドル(約381万円)だった。この所得中央値は、高い失業率と厳しい雇用環境を受けて給与の増加が難しくなっているため、07年以降減り続けている。

プリンストン大学のジャスティン・ウォルファーズ客員教授(経済学)は、「これまでの10年は幻想に過ぎなかった」と述べた。つまり、過去10年の賃金上昇がそれほど大幅ではなかったにもかかわらず、人々は住宅価値の急上昇と、イージークレジット(融資基準の緩さ)を利用して稼ぐ以上に消費できたためだと指摘した。

☆平均所得減少の理由は、

①賃金格差が広がって高賃金ないし低賃金の仕事が増え、米国の多くの中間層にとってわりの良い仕事が減ったこと

②より低賃金の労働者のいる海外との競争が激化したことがある。 

☆女性の賃金上昇によって家庭の所得は上がっているようにみえるが、

☆女性は依然賃金面で男性に比べ低い。以外にも?、日本と同じ事情か。

☆貧困者は数で見ると4600万人というから、日本の人口の半分弱。すさまじい格差だ。

☆2010年の医療保険加入者の数は2億5620万人で、前年の2億5530万人から微増となったという。

☆なんだかんだといって、オバマ大統領を支持する層は盤石かもしれない。

☆革命によってではなく、市場の原理によって、政治も変わる機能がやはりアメリカということか。


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