教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

退任後のブレア首相の行方

2007-06-25 00:42:28 | 文化・芸術
asahi.comの記事に「ブレア首相、カトリック改宗か 最後の外遊先はバチカン」とある(2007年06月23日23時02分)。

 <27日に退任するブレア英首相が最後の外遊先に選んだのは、カトリックの総本山バチカンだった。23日、ローマに飛び、法王ベネディクト16世に面会した。英国国教会からカトリックへの改宗が取りざたされる首相は、法王に対し、カトリックに改宗した19世紀の英国の神学者の写真を贈呈。改宗の意思を伝えたものと受け止められている。・・・首相は英国国教会の大主教を選出する役割を担っており、法的な制約はないものの、カトリック教徒が就いた前例はない。ブレア氏は97年の首相就任前からカトリック教会のミサに出席しており、4人の子どもは全員、カトリックの洗礼を受けている>ということらしい。

★また、

<ブレア氏は退任後、宗教間の対話を進める財団を創設し、中東などの紛争解決に尽力したいとしており、ローマ法王との面会で協力を求めたとも伝えられる>とある。

★EUというのは、憲法だけではなく、宗教まで1つになろうとするということなのだろうか。オーストリアの外交官クーデンホーフ・カレルギー伯爵はおそらくカトリック信者だろうが、そこまでEUのルーツにこだわるというのだろうか。

★吉行和子さんのひとり芝居『 MITSUKO 』は有名だが、この芝居は明治の初期、当時のオーストリア・ハンガリー代理公使と恋に落ち、21歳でヨーロッパに渡った実在の人物、クーデンホーフ・光子の波乱万丈の生涯を描いたもの。この光子の息子がEUの基本的概念「パン・ヨーロッパ」を創った。その母であるから、EUの母とも呼ばれているようだ。

★EUの母が日本人とは、おもしろい。話はそれたが、ブレア首相は、EUの何になろうとしているのか。

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