今週の『週刊エコノミスト』の特集は「太陽電池と次世代車」でした。
エコノミスト誌って、地味なタイトルの時の方が
質の高い記事が多いと思うのは私だけでしょうか。。
太陽電池は日本の独壇場と見られることが多いのですが
それが全くの間違いであることが分かる素晴らしい特集です。
ノルウェーのリニューアブルエナジー(営業利益率47%!)と
米ファーストソーラー(営業利益率40%!)の専業メーカー両雄は
日本勢よりも遥かに経営面で勝っています。
『週刊エコノミスト』の内容案内
最新号の内容の確認は、こちらの毎日新聞のサイトの方が正確で早いです。
(定期購読は方式によりディスカウント率が複雑なので御注意下さい)
http://www.mainichi.co.jp/publish/magazine.html
日本経済の期待の星である太陽電池について、
P24の「大化けもある非シリコン系電池」は必見です。
薄膜系や非シリコン系など詳細に区分し、
恩恵を受ける素材メーカーを一覧にしている図表は素晴らしい。
昭和シェルが一歩リードしている様子も分かる。
(同じくCIGS系のホンダはなぜ出足が遅いのだろうか?)
シリコンウエハーや製造装置メーカーの高利益率も
注目しておきたい所ですね。
反面、次世代車に関しては方向性がはっきりせず、
市場拡大のモメンタムに関しても不足感があります。
投資家はハイブリッドの市場変化と拡大を
中心に見ておいた方が良いでしょう。
◇ ◇ ◇ ◇
ところで今週の『週刊東洋経済』、
車よりも遥かに地球環境に良い鉄道特集でした。
通読してもよく理解できなかったのですが、
日本の鉄道はなぜ海外市場での競争力が乏しいのでしょう。
成長市場とは到底思えません。
DMVは面白いシステムなのですが、市場規模が小さい。
(多分、このDMVが最も輸出品としてのポテンシャルが高い)
そうそう、この本の紹介がされていました。
出るだろうと思っていたらやはり出ました。
地方空港の粗製濫造は本当にいい加減にして欲しいです。
県の面子や視野の狭い地元民の陳情の帰結としての超保護産業。
今日もどこまでも赤字垂れ流しです。
エコノミスト誌って、地味なタイトルの時の方が
質の高い記事が多いと思うのは私だけでしょうか。。
太陽電池は日本の独壇場と見られることが多いのですが
それが全くの間違いであることが分かる素晴らしい特集です。
ノルウェーのリニューアブルエナジー(営業利益率47%!)と
米ファーストソーラー(営業利益率40%!)の専業メーカー両雄は
日本勢よりも遥かに経営面で勝っています。
『週刊エコノミスト』の内容案内
最新号の内容の確認は、こちらの毎日新聞のサイトの方が正確で早いです。
(定期購読は方式によりディスカウント率が複雑なので御注意下さい)
http://www.mainichi.co.jp/publish/magazine.html
日本経済の期待の星である太陽電池について、
P24の「大化けもある非シリコン系電池」は必見です。
薄膜系や非シリコン系など詳細に区分し、
恩恵を受ける素材メーカーを一覧にしている図表は素晴らしい。
昭和シェルが一歩リードしている様子も分かる。
(同じくCIGS系のホンダはなぜ出足が遅いのだろうか?)
シリコンウエハーや製造装置メーカーの高利益率も
注目しておきたい所ですね。
反面、次世代車に関しては方向性がはっきりせず、
市場拡大のモメンタムに関しても不足感があります。
投資家はハイブリッドの市場変化と拡大を
中心に見ておいた方が良いでしょう。
◇ ◇ ◇ ◇
ところで今週の『週刊東洋経済』、
車よりも遥かに地球環境に良い鉄道特集でした。
『週刊東洋経済』2009年 7/4号 |
通読してもよく理解できなかったのですが、
日本の鉄道はなぜ海外市場での競争力が乏しいのでしょう。
成長市場とは到底思えません。
DMVは面白いシステムなのですが、市場規模が小さい。
(多分、このDMVが最も輸出品としてのポテンシャルが高い)
そうそう、この本の紹介がされていました。
出るだろうと思っていたらやはり出ました。
地方空港の粗製濫造は本当にいい加減にして欲しいです。
『血税空港 本日も遠く高く不便な空の便』(森功,幻冬舎) |
県の面子や視野の狭い地元民の陳情の帰結としての超保護産業。
今日もどこまでも赤字垂れ流しです。