本当に国政に資しているのか、一度実態を調査する必要があります。
ノーチェックということは、絶対に腐敗があるということです。
(予言しておきますが、必ずおかしな使途が出てくるでしょう)
国会議員の文通費支給廃止で86億円国費削減に(Economic News)
http://www.excite.co.jp/News/politics/20080324110000/Economic_pol_080322_126_4.html
” 衆参の全国会議員に対し、毎月100万円の文書通信交通滞在費(以下、
文通費)が支給されていることに対し、鈴木宗男衆議院議員は「国民の
負担がここ数年増大しているなかで、国会議員に対しては民営のバス、
鉄道、地下鉄が無料で利用でき、JRや航空会社の運賃が公費で支払わ
れる等の特権が与えられている。その中で、文通費については廃止を含
めた見直し、検討を行う必要があると考えるが、政府、内閣の見解はど
ういう見解か」と文通費への見解を求めたのに対し、政府は「文通費は
法の規定に基づき予算計上しているもので、具体的な使途については承
知していないが、各議員が制度趣旨を踏まえた使途に用いているものと
考えている。文通費の取扱いについては国会で議論いただくべき問題で
ある」として、政府としての見解は回避した。〔以下略〕”
→ 鈴木宗男議員の登場です。なかなかお久しぶりですね。
あのNGO締め出し事件のインパクトも強烈でしたが、
この提言の方が注目に値するかもしれません。
まあ、いずれにせよカネの流れが不透明である以上、
道路特定財源と同じような放埒ぶりに決まっています。
矢祭町議選:「日当制」の議員誕生(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080324k0000m010089000c.html
” 議員報酬に全国で初めて日額3万円の日当制を導入した福島県矢祭町の
町議選(定数10)が23日、投開票された。財政難のなか議員報酬は
年約330万円から90万円程度に減る見通しで、新議員から適用され
る。11人立候補と少数激戦だったが、日当制に批判的な当選者もいて
議論が続きそうだ。投票率は88.22%だった。
町は寄贈本などで運営する「もったいない図書館」や「合併しない宣言」
など独自行政で知られ、日当制は昨年12月議会で提案された。提案者
の無所属現職の菊池清文氏(62)は4選を果たし「議員活動を明確化
する日当制は有権者に評価されたと思う」と話した。選挙戦は質素にな
り「陣中見舞いや当選祝いを断る」「随行車は最小限」などを候補者同
士が申し合わせ、陣営幹部は「経費は前回の3分の1、人員は10分の
1程度」と話す。
一方、「無投票を回避するため」に立候補し当選した無所属新人の鈴木
正美氏(50)は「日当制はもっと議論が必要」と訴えた。「年間90
万円では若い世代が議員になるのを断念してしまう」というのが一つの
理由だ。
町民の受け止め方も複雑だ。酒屋を営む男性(35)は「以前は候補者
同士が随行車の数で力を見せつけ合っていたが、選挙に金をかけなくな
るのは時代の流れに合っている」としながらも「報酬が少ないと金持ち
しか議員になれないかも」と話した。電器店経営の男性(55)も「街
頭演説が増え候補者の必死さが伝わった」と話す一方、「報酬が安いと
議員は自分の仕事も続け、政治活動に集中できなくなるのでは」と懸念
していた。”
欧米の地方議員は日当制か或いはほとんどボランティアに近いと聞きます。
議員報酬が一般的な民間企業の給与水準に比べて高過ぎるのが、
そもそも選挙にカネを使う真の原因なのです。
(多額の投資を行っても当選すれば回収できるため)
国会もそうですが、議員報酬は本質的にお手盛りです。
政府債務が累増して社会保障制度が劣化しているのに
お手盛り報酬を続けるのでは、まるで特権階級と同じです。
日本全国がいずれは矢祭町に倣うようにならざるを得ないでしょう。
議員報酬の高低と政治の質の高低はほとんど関係ありません。
国際比較によって調べてみてはいかがでしょうか。
GMの経営陣の報酬はトヨタより遥かに多いですが、
トヨタの方が明らかに企業として優秀であるのが示唆的です。
マスコミ各社も、政治家や地方自治体同士を競わせて
より高いレベルの政治を実現するよう圧力をかけて欲しいものです。
ノーチェックということは、絶対に腐敗があるということです。
(予言しておきますが、必ずおかしな使途が出てくるでしょう)
国会議員の文通費支給廃止で86億円国費削減に(Economic News)
http://www.excite.co.jp/News/politics/20080324110000/Economic_pol_080322_126_4.html
” 衆参の全国会議員に対し、毎月100万円の文書通信交通滞在費(以下、
文通費)が支給されていることに対し、鈴木宗男衆議院議員は「国民の
負担がここ数年増大しているなかで、国会議員に対しては民営のバス、
鉄道、地下鉄が無料で利用でき、JRや航空会社の運賃が公費で支払わ
れる等の特権が与えられている。その中で、文通費については廃止を含
めた見直し、検討を行う必要があると考えるが、政府、内閣の見解はど
ういう見解か」と文通費への見解を求めたのに対し、政府は「文通費は
法の規定に基づき予算計上しているもので、具体的な使途については承
知していないが、各議員が制度趣旨を踏まえた使途に用いているものと
考えている。文通費の取扱いについては国会で議論いただくべき問題で
ある」として、政府としての見解は回避した。〔以下略〕”
→ 鈴木宗男議員の登場です。なかなかお久しぶりですね。
あのNGO締め出し事件のインパクトも強烈でしたが、
この提言の方が注目に値するかもしれません。
まあ、いずれにせよカネの流れが不透明である以上、
道路特定財源と同じような放埒ぶりに決まっています。
矢祭町議選:「日当制」の議員誕生(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080324k0000m010089000c.html
” 議員報酬に全国で初めて日額3万円の日当制を導入した福島県矢祭町の
町議選(定数10)が23日、投開票された。財政難のなか議員報酬は
年約330万円から90万円程度に減る見通しで、新議員から適用され
る。11人立候補と少数激戦だったが、日当制に批判的な当選者もいて
議論が続きそうだ。投票率は88.22%だった。
町は寄贈本などで運営する「もったいない図書館」や「合併しない宣言」
など独自行政で知られ、日当制は昨年12月議会で提案された。提案者
の無所属現職の菊池清文氏(62)は4選を果たし「議員活動を明確化
する日当制は有権者に評価されたと思う」と話した。選挙戦は質素にな
り「陣中見舞いや当選祝いを断る」「随行車は最小限」などを候補者同
士が申し合わせ、陣営幹部は「経費は前回の3分の1、人員は10分の
1程度」と話す。
一方、「無投票を回避するため」に立候補し当選した無所属新人の鈴木
正美氏(50)は「日当制はもっと議論が必要」と訴えた。「年間90
万円では若い世代が議員になるのを断念してしまう」というのが一つの
理由だ。
町民の受け止め方も複雑だ。酒屋を営む男性(35)は「以前は候補者
同士が随行車の数で力を見せつけ合っていたが、選挙に金をかけなくな
るのは時代の流れに合っている」としながらも「報酬が少ないと金持ち
しか議員になれないかも」と話した。電器店経営の男性(55)も「街
頭演説が増え候補者の必死さが伝わった」と話す一方、「報酬が安いと
議員は自分の仕事も続け、政治活動に集中できなくなるのでは」と懸念
していた。”
欧米の地方議員は日当制か或いはほとんどボランティアに近いと聞きます。
議員報酬が一般的な民間企業の給与水準に比べて高過ぎるのが、
そもそも選挙にカネを使う真の原因なのです。
(多額の投資を行っても当選すれば回収できるため)
国会もそうですが、議員報酬は本質的にお手盛りです。
政府債務が累増して社会保障制度が劣化しているのに
お手盛り報酬を続けるのでは、まるで特権階級と同じです。
日本全国がいずれは矢祭町に倣うようにならざるを得ないでしょう。
議員報酬の高低と政治の質の高低はほとんど関係ありません。
国際比較によって調べてみてはいかがでしょうか。
GMの経営陣の報酬はトヨタより遥かに多いですが、
トヨタの方が明らかに企業として優秀であるのが示唆的です。
マスコミ各社も、政治家や地方自治体同士を競わせて
より高いレベルの政治を実現するよう圧力をかけて欲しいものです。