2022年8月第2週チャート

米CPIが雇用統計以上の焦点となったことは
衆目の一致するところだったが、結果はまさにサプライズ。

ただサプライズし過ぎてポジションが一方向に傾き過ぎ、
この反動は遅かれ早かれ襲来するとも確信させられた次第だ。

米株の大幅回復で東証も大いに恩恵を受けているが
ここから一気に年初の水準回復とはいかない。
米金利はいまだ高く、利下げに転じるのはまだまだ先だ。

他方、為替市場では矢張り完全にウクライナ相場が「終わった」。
一方向に動く市況は暫くなくなさそう、難易度が上がってきている。


米ドルは無惨な急落、こうなると莫大な投機買いポジションが重荷になり前途多難


矢張りユーロには下方圧力、対ドルでレンジ圏とはならなそうな気配


（以上のチャートはZAI）

7211は完全に上に抜けた、少々円高に転じても影響なさそう


7261は予感的中、業績回復を織り込みつつある


6141は相対的に出遅れ、高値奪回には何かきっかけが必要か


（以上のチャートはRakuten.sec）