みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

12月は寄付の月 ― プラン・ジャパンの一般プロジェクト(2010年版)

2010-12-23 | 少しでも社会貢献
今年もこの時期になりました。
クリスマスは途上国の子供たちにも平等に訪れます。

…5年前から書いているメッセージです。


このウェブログを見て「自分も寄付してみようかな」と考えた方、
12月中に寄付することをお薦めします。(領収書を忘れずに)

2月から3月に確定申告で寄付金控除を申告すると、
3月中旬か4月中旬に還付金(寄付額-5,000)が戻ってきます。

投資家としてはなるべく寄付から還付までの時間を短縮しなければなりません。
(良い運用をしていれば、時間が収益をもたらすから)
そこで、12月が ”寄付の時期 ”となるわけです。


注 : クレジットカードでの寄付は、証明書発行が1年遅れる場合があります。

    ◇     ◇     ◇     ◇

昨年と同様、プラン・ジャパン(旧名フォスタープラン)で行っている
「一般プロジェクト」の内容(※)をこの機会に御紹介致します。

 ※ 特定の支援プロジェクト(最近選択肢が増えている)に寄付するもの。
   寄付者がどのような活動に寄付するか選択できるのが特徴。

[1]ベトナムでの教育施設改善

[2]インドでの女児シェルターの設置

[3]ネパールでのマイクロファイナンス

[4]カンボジアでの診療所開設

[5]インドでのスラム支援(2年目) ※ カード寄付のみ

[7]グアテマラでの学校建設

[9]バングラディッシュでの衛生環境改善  ※ カード寄付のみ

[10]マラウィでの井戸掘削

[13]セネガルでの植林と太陽パネル導入

[14]ギニアでの分娩室改善

面白いのはセネガルで調理用のソーラーパネルを提供する活動です。
これは太陽電池ではなくシンプルな集熱式ではないかと思います。
耐久性が高ければ意外なヒットになるかも。

今年は昨年ほどの女児重視ではなくなりました。
マーケティングとして所期の成果が出なかったのかも。

説明なく2年間プロジェクトを続けるのも減ったようです。

プランジャパンは、支援プロジェクトの説明が詳細で
貧困を改善しようとする熱意を感じます。

ただ、昨年からカード寄付のみのプロジェクトがあり、
なぜカード限定なのか理由が説明されていません。

昨年なくなったマイクロファイナンスが復活しました。
費用対効果はどうだったのでしょうか。
他のNPOとの差別化についても考えて欲しいです。

▽ まだ実績や効果は充分に立証されていないと思う。





『マイクロファイナンス―貧困と闘う「驚異の金融」』(菅正広,中央公論新社)


    ◇     ◇     ◇     ◇

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