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キャタピラーの減益発表で建機が軟調 - 実は通期の業績見通しは増額修正だった

2007-07-23 | 注目対象…譲渡益税分は寄付に廻して下さい
※ エントリーの文面に何点か追加しました。

米キャタピラーの第2四半期は減益(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200707210022.html

” 米重機メーカーのキャタピラーが20日発表した第2四半期決算
 は、ディーゼルトラック用エンジンの売上高低迷や、軟調な北米
 建設市場、生産コスト高が響き、減益率が21%と市場の予想以上
 に拡大した。
 純利益は8億2300万ドル(1株当たり1.24ドル)で、前
 年同期の10億5000万ドル(同1.52ドル)から減少した。
 売上高は7%増の113億6000万ドル。 ”

キャタピラーが減益を発表して、東証でも建機が下落しています。

数日は我慢が続きそうですが、
1Q次第で雰囲気が変わるかもしれません。

いずれにせよ、焦点は新興国の景況でしょう。

   ◇     ◇     ◇     ◇

ところで、こちらの報道の方が重要な内容を含んでいると思います。

キャタピラーの減益発表でコマツ、日立建機が軟調(株式新聞)
http://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/kab/070723/070723_mbiz142.html

" コマツ <6301> が110円安の3880円、日立建機 <6305>
 が90円安の4950円まで売られるなど、建設機械株が安い。
 現地時間20日に建機世界最大手の米キャタピラー社が発表した
 第2四半期(4?6月)の連結営業利益が、北米地区の住宅不況
 の影響などから前年同期比18%減益となり、同社株が一時前日
 比10%以上下落(引けは4.4%の下落)。この連想が日本の
 建機株に働いている。ただ市場では「キャタピラー社は北米地区
 以外の好調から、今年度通期の業績見通しを上方修正しており、
 第2四半期の業績の株価への影響は一過性とみられる。このため、
 コマツ、日立建機の押し目は拾ってみたい」(大手証券)との見
 方が聞かれた。"

「キャタピラーが海外市場好調で通期を上方修正」との報道は、
こちらでいち早く出ていました。

建機は予想通りアメリカで不調、新興国で好調と、
はっきり明暗が分かれてきました。
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