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みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

「日本の寄付金市場は約1兆円規模」個人分は5400億円強 - 日本ファンドレイジング協会の調査から

2011-01-03 | 少しでも社会貢献
日本の寄付金市場は「夜明け前」です。

日本ファンドレイジング協会の「寄付白書」によれば
日本では法人個人を合わせて1兆円規模の寄付金市場があるようです。

しかし常に引き合いに出されるアメリカは
日本の10倍以上の寄付金市場があるとされています。
個人による寄付の比率も日本(55%程度)よりかなり高いです。

従って、成長が期待できる分野であることは間違いありません。
ファンドレイザーの必要性も国内で言われるようになりました。

日本国内のNPOやファンドレイジングでも
より洗練されたマーケティング手法を採用するでしょう。

自己満足的で情報公開を渋る非営利組織、
事業の成長性や費用対効果に無頓着なマネジャーは
この日本から淘汰されなければなりません。
(その手の輩が日本国内に多いのが最大の問題だと思う)


▽ 駒崎さんも最近、このような本を出しています。





『「社会を変える」お金の使い方――投票としての寄付 投資としての寄付』(駒崎弘樹,英治出版)


寄付白書:個人は09年5455億円 民間団体が発刊(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101224k0000m040100000c.html

”日本人がどれほど寄付をしているか全体像を明らかにしようと、民間団体が日本初
 の「寄付白書」を発刊した。09年の個人による寄付は総額5455億円に上り、
 15歳以上の約3分の1に当たる3766万人が寄付したと推計した。法人による
 寄付は国税庁統計で年間4000億円台で推移しており、日本に計1兆円規模の寄
 付市場が存在する
とした。
 白書をまとめたのはNPO法人「日本ファンドレイジング協会」(堀田力代表理事)。
 日本赤十字社や総務省などのデータに加え独自のアンケート調査を踏まえて推計し
 た。09年の個人寄付の内訳は「宗教関連」がトップで全体の約4割の2409億
 円。檀家(だんか)による寄付やさい銭を含み、謝礼金などは除いた。以下は「国
 際協力」662億円、「国・地方自治体」524億円。

 協会の鵜尾(うお)雅隆事務局長は「白書の発行を続け、寄付市場の成長につなげ
 てNPOなどの非営利活動を盛り上げたい」と話した。【田村佳子】”

 → 宗教関連の比率が多過ぎますね。
   これは殆どが組織の維持・拡大に使われるので
   社会的意味に乏しいです。

   次年度はファンドレイズを伸ばした
   注目すべき非営利組織を取り上げて欲しい。


フェースブックの26歳CEOも参加=資産の過半寄付活動―米(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c%3Fg%3Dint_30%26k%3D2010120900629

”【シリコンバレー時事】世界登録会員5億人を数える会員制交流サイト(SNS)
 最大手の米フェースブック共同創業者、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者
 (CEO)は8日までに、資産の過半を生前あるいは死後に寄付することを誓約
 する慈善活動「ギビング・プレッジ」に参加した。ザッカーバーグ氏は弱冠26
 歳。株式非上場の段階での寄付決定は異例という。
 ギビング・プレッジによると、推定資産69億ドル(約5790億円)に上る同
 CEOや、フェースブック起業の舞台となったハーバード大の同窓ダスティン・
 モスコビッツ共同創業者に加え、著名投資家のカール・アイカーン氏を含む富豪
 計16人が新たに誓約書に署名、総勢は57人に上った。”

 → アメリカはそもそもマーケットの巨大さが違う。
   この文化は見習いたいものだ。

   日本では彼の地の寄付税制の研究も足りないと思う。
   「日本はコミュニティのための無償奉仕が多い」
   と一部で言われている弁明は負け犬の遠吠えです。
   見苦しいのでやめましょう。


▽ 興味を引かれるのはこちら。読んでみたい。





『資産運用に役立つ寄付方法 Bloomberg Wealth Managerに訊く 10』(Bloomberg Wealth Manager,渋谷道夫)


ラオスに快適な学校を=日本人建築家、政府から勲章(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c%3Fg%3Dpol_30%26k%3D2010090500075

”【ビエンチャン時事】ラオスで15年間にわたり小学校建設の活動を続けている
 日本人建築家、加藤隆久さん(60)が、ラオス政府から勲章を受けた。
 加藤さんの造る校舎は、電気がなくても快適に勉強できるよう、採光や通風など
 細かい配慮がなされている。

 ラオスは東南アジア諸国連合(ASEAN)の最貧国の一つ。地方都市では電気
 のない場所も多く、児童らは暗く風通しの悪い劣悪な環境で学ばざるを得ない。
 学校に来なくなる子どもも多いという。
 加藤さんは新宿の超高層ビルなども手掛けた1級建築士。大手設計会社から独立
 した後、NGO「民際センター」と協力し、学校建設を始めた。費用は民際セン
 ターが集めた寄付で賄い、加藤さんは一切報酬を受け取っていない。
 校舎は、山型の屋根の途中に段差を付けることで、風と反射光が屋内に入るよう
 にした。向かい合う壁の窓の高さを変え、風通しを良くするとともに、校舎脇に
 常緑樹を植え、地面の温度を下げる工夫もした。建設に使用するれんがは、赤土
 に少量のコンクリートを混ぜて固めたもので、れんがを作る際の燃料として木を
 燃やさないよう環境にも配慮した。
 カムアンなど南部3県でこれまでに26校が完成、約5000人の児童が学んで
 いる。勲章の授章式で、ラオス側は「加藤さんの造ってくれた学校はラオス国民
 の宝物」と感謝。加藤さんは「村で子どもの笑顔を見るのが楽しみ。一人でも多
 く教育を受けられるよう協力したい」と語った。”

 → このように、国際貢献でも優れた活動を展開する日本人が多いです。
   問題はこれが小規模で細々としか続かず、
   欧米の国際NGOより遥かに貧弱な予算しか持たない点。

   宗教よりもこのような活動にこそ
   寄付金が投入されるべきと思います。


日本版ハート・ロッカー 陸自OBら、命懸けの国際貢献(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100906/sty1009061958004-n1.htm

”アカデミー賞映画『ハート・ロッカー』で米軍の爆弾処理班の活動が脚光を浴びた
 が、平和な日本にも命懸けで仕事をこなす爆弾処理の専門家がいる。不発弾処理な
 どを業務とした自衛隊OBらが集まった認定NPO法人「日本地雷処理を支援する
 会(JMAS=ジェーマス)」。現役引退後も海外で不発弾や地雷の除去に取り組
 むオジサン軍団は、腕前の確かさから、世界各地で尊敬を集めている
。知られざる
 “日本版ハート・ロッカー”の活動とは-。(篠原知存)
 「処理に臨むときは下着を替えて…みたいなことは言いますし、現役時代はそうし
 たこともある。でも実はあんまり意味がない。500ポンド爆弾が爆発したら肉片
 も残らない
ですから」
 そう言って笑うのは陸上自衛隊OBの中條宏さん(65)。復帰直後の沖縄で不発
 弾処理を担当し、その後は武器学校で教官も務めたプロ中のプロ。退職後、JMA
 Sに参加してラオスで不発弾処理にあたっている。
 「私が担当しているアッタプー県は、ベトナム戦争時に補給路となったホーチミン
 ・ルートが通っていて、米軍の不発弾がたくさんある。住民も『また出た』という
 感じで生活圏に放置されている。危険な状況です」
 現地人の爆発物処理チームのアドバイザーとして活動。今年4月から一時帰国する
 6月までに500ポンドから750ポンドの不発弾を15発処理した。「信頼を得
 なくちゃ仕事にならない。最初は『さわるな』と怒られる。生きるか死ぬかだから
 ね。現場で信管をバラバラに分解してみせたら、それからは信用されてます」

 映画『ハート・ロッカー』では、命知らずの処理班員の活躍が描かれるが、「あん
 なに怖いことは絶対に無理」という。色違いのコードをドキドキしながら切ったり
 するのはフィクションの世界だそうだ。
 「構造のわからない爆弾には怖くて近づけない。われわれの仕事は、爆弾が何なの
 か識別できれば、8割は終わり。あとは手順通りにやるだけ。外すテクニックなど
 は大きな要素ではない」
 ただ、長延期信管だけは嫌いだという。着弾してから時間をあけて爆発する信管の
 ことで、これが不発弾になると、いつ爆発してもおかしくない。「他国の専門家は、
 こいつが出るとすぐ『埋めろ』というんですが、日本では放置するわけにもいかな
 いから処理してきた。だからわれわれは信管を抜いています」
 JMASは、平成14年に活動をスタート。カンボジア、ラオス、アフガニスタン、
 アンゴラで地雷や不発弾の処理にあたっている。その作業は、終わりのない地道で
 過酷なものだ。

 元陸将の野中光男理事長は「自衛官の時代に身につけた技術。国家国民に与えても
 らったものですから、お返しです。がんばるほど安全な土地が増える。ほんの少し
 ずつでも、役に立っていることがわかるのが励みになります」と話していた。”

こちらもそうです。
志と技術はあるのに注目度が低い。

地雷原を農地に変える事業投資にしてしてしまえば、
世界銀行等も融資してくれると思いますが。

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12月は寄付の月 ― プラン・ジャパンの一般プロジェクト(2010年版)

2010-12-23 | 少しでも社会貢献
今年もこの時期になりました。
クリスマスは途上国の子供たちにも平等に訪れます。

…5年前から書いているメッセージです。


このウェブログを見て「自分も寄付してみようかな」と考えた方、
12月中に寄付することをお薦めします。(領収書を忘れずに)

2月から3月に確定申告で寄付金控除を申告すると、
3月中旬か4月中旬に還付金(寄付額-5,000)が戻ってきます。

投資家としてはなるべく寄付から還付までの時間を短縮しなければなりません。
(良い運用をしていれば、時間が収益をもたらすから)
そこで、12月が ”寄付の時期 ”となるわけです。


注 : クレジットカードでの寄付は、証明書発行が1年遅れる場合があります。

    ◇     ◇     ◇     ◇

昨年と同様、プラン・ジャパン(旧名フォスタープラン)で行っている
「一般プロジェクト」の内容(※)をこの機会に御紹介致します。

 ※ 特定の支援プロジェクト(最近選択肢が増えている)に寄付するもの。
   寄付者がどのような活動に寄付するか選択できるのが特徴。

[1]ベトナムでの教育施設改善

[2]インドでの女児シェルターの設置

[3]ネパールでのマイクロファイナンス

[4]カンボジアでの診療所開設

[5]インドでのスラム支援(2年目) ※ カード寄付のみ

[7]グアテマラでの学校建設

[9]バングラディッシュでの衛生環境改善  ※ カード寄付のみ

[10]マラウィでの井戸掘削

[13]セネガルでの植林と太陽パネル導入

[14]ギニアでの分娩室改善

面白いのはセネガルで調理用のソーラーパネルを提供する活動です。
これは太陽電池ではなくシンプルな集熱式ではないかと思います。
耐久性が高ければ意外なヒットになるかも。

今年は昨年ほどの女児重視ではなくなりました。
マーケティングとして所期の成果が出なかったのかも。

説明なく2年間プロジェクトを続けるのも減ったようです。

プランジャパンは、支援プロジェクトの説明が詳細で
貧困を改善しようとする熱意を感じます。

ただ、昨年からカード寄付のみのプロジェクトがあり、
なぜカード限定なのか理由が説明されていません。

昨年なくなったマイクロファイナンスが復活しました。
費用対効果はどうだったのでしょうか。
他のNPOとの差別化についても考えて欲しいです。

▽ まだ実績や効果は充分に立証されていないと思う。





『マイクロファイナンス―貧困と闘う「驚異の金融」』(菅正広,中央公論新社)


    ◇     ◇     ◇     ◇

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最近の国際貢献活動あれこれ - 故伊藤和也さん両親「アフガンに寄宿舎を」、地雷原を綿花畑に、他

2010-05-04 | 少しでも社会貢献
幾つか国際貢献関連の報道を集めてみました。

驚いたのはこちらのHP。
NPOでこれ程FLASHを活用するのは賛否あるでしょうが
とっても綺麗です。凄いです。

  ↓

NPO法人 地雷原を綿畑に! Nature Saves Cambodia
http://naturesavescambodia.org/

カンボジア支援:紡ぐ夢 地雷原に綿花を 伝統技術を復興、東京のNPO認証へ(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/world/news/20100104k0000e040071000c.html

”今なお多くの地雷が残るカンボジアの「地雷原」で生きる貧しい人々を、綿の有機栽
 培を通じて支援するNPO法人が、国内の写真家らによって設立される。近く東京都
 の認証を受ける予定だ。NPOの名称は「地雷原を綿畑に!」。半世紀前に途絶えた
 伝統の手紡ぎ技術を復興、木綿を生産し、日本など先進国で販売する。有機栽培の木
 綿製品は高品質な「オーガニック・コットン」と呼ばれ、国内の業界からも注目され
 ている。【永山悦子】
 NPOの共同代表者を務めるのは、カンボジアで貧困にあえぐ住民への支援活動に取
 り組んできた山本賢蔵さん(49)と、写真家の石井麻木さん(28)。
 NPOは、プノンペンの北西に位置し、タイ国境に近いバタンバン州内の地雷原に住
 む人々に綿の有機栽培を指導する。政府機関に依頼して、畑の地雷を除去。採取した
 綿から糸を紡ぎ、ストールなどに加工して販売する。同州には地雷被害で足などを失
 い、経済的に困窮している人が多い。現在、綿栽培に5家族、手紡ぎに30家族が参
 加し、徐々に収入を得始めている。
 カンボジアの綿栽培は約50年前まで盛んだったが、内戦によって廃れた。山本さん
 は07年、プノンペンの北東約90キロのメコン川に浮かぶコーソチン島に綿栽培技
 術がかろうじて残っていることを知った。「カンボジアの伝統技術を復興させ、カン
 ボジアの人々の誇りを取り戻させたい」と綿栽培の振興に乗り出し、手紡ぎ技術を覚
 えている80歳代のおばあさんを探し出した。
 石井さんは昨年3月に現地を訪れた際、地雷と隣り合わせに生きる人々の存在を知り、
 大きな衝撃を受けた。「知ったからには何もしないわけにはいかない」と突き動かさ
 れ、共同代表者として主に国内の活動に取り組むことになった。
 メンバーは現地の住民が綿栽培や手紡ぎを学ぶ会を開いたり、住民に手紡ぎ機を贈呈
 する活動を始めている。石井さんは「私たちが訪れるたびに皆の笑顔の輝きが増す。
 この笑顔がずっと続くように、私たちも一生活動を続けなければならない」と誓う。
 〔以下略〕”

 → 面白い試みです。
   あとはこの綿に競争力があるかどうか。
   唯一残念なのは、寄付金が控除の対象とならないことです。

▽ 日本企業ももっとカンボジアに関わって欲しいですね。





『あなたのたいせつなものはなんですか?―カンボジアより』(山本敏晴,小学館)



「アフガンに寄宿舎を」=故伊藤和也さん両親が寄付-菜の花基金の2000万(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c%3Fg%3Dsoc_30%26k%3D2010042300691

”2008年にアフガニスタン東部で殺害された非政府組織(NGO)「ペシャワール
 会」スタッフ伊藤和也さん=静岡県出身=の両親が23日、静岡市内で会見し「伊藤
 和也アフガン菜の花基金」に集まった寄付金など計2000万円を近く同会に寄付す
 ると発表した。
 同会がアフガニスタン東部のジャララバードにつくったイスラム神学校「マドラサ」
 に併設する寄宿舎建設費用に1800万円、残りは同国の農業発展のため、トラクタ
 ーや苗の購入資金に充てる予定。
 現在、マドラサでは7~15歳の男子約600人が宗教や数学などを学ぶ。来年3月
 に寄宿舎ができれば、戦争で身寄りをなくした子供や、遠隔地で通学が困難な子供約
 200人も勉強できるようになるという。”

 → 心に響く話です。
   この神学校がアフガニスタンの未来に生きるよう、
   平和が続くよう祈らずにいられません。   


▽ アフガニスタンは戦争と政情不安のため今なお苦しんでいる。。





『アフガニスタンに住む彼女からあなたへ―望まれる国際協力の形』(山本敏晴,白水社)



イオンで創業感謝セール! 売り上げの一部を子どもの貧困対策に寄付(J-Cast)
http://www.j-cast.com/mono/2010/03/24062852.html

”イオンは創業40周年を記念して、2010年3月25日から3月29日まで値下げセール「今
 こそ値下げの5日間」を実施する。ジャスコなど直営の総合スーパー500店と、イオン
 グループが運営するショッピングセンター内の専門店2万2500店の計2万3000店舗で、
 衣料品や寝具、家具などが10~20%値引き販売される。
 また、企業の社会的貢献(CSR)活動の一環として、セール期間中の売り上げの一部
 を子どもの貧困対策に提供。店舗内に設ける専用ボックスに投入されたレシートの合
 計金額の0.1%をこどもの支援活動に取り組んでいるNGO団体「セーブ・ザ・チルド
 レン・ジャパン」に寄付し、お金は貧困状況の調査や、貧困に苦しむ子どもの教育、
 ケアなどに使われるという。”

 → 国際貢献に関して最近活躍が目立つのはイオンです。
   セーブ・ザ・チルドレンを選んだ理由を知りたい。
   あとは国内の子供の支援活動も必要なのではないでしょうか。


中国:植樹100万本に 万里の長城周辺(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100425k0000m040022000c.html

”【北京・成沢健一】北京市八達嶺の「万里の長城」周辺で森をよみがえらせようとイ
 オン環境財団が市政府と共同で進めてきた植樹が目標の100万本に達し、24日、
 現地で記念式典が開かれた。
 植樹は98年から始め、昨年までに約98万本を植えた。この日は日本から約140
 0人、中国から約700人のボランティアが参加し、モウコナラやアブラマツなど約
 2万本の苗木を植えた。
 式典には郭金竜市長や海部俊樹元首相らが出席。同財団の岡田卓也理事長(イオン名
 誉会長相談役)は「これまでに約1万5000人のボランティアが参加してくれた。
 八達嶺での植樹は本年で最後だが、今後も国内外で植樹を続けていきたい」とあいさ
 つした。
 一方、岡田理事長は23日、北京市内で中国共産主義青年団トップの陸昊・第1書記
 を表敬訪問した。北京市副市長も務めた陸氏は岡田理事長に対し、「植樹プロジェク
 トは環境保全の大切さを伝えている。中日両国の交流と環境保護への努力に敬意を表
 したい」と述べた。”

この植樹活動は昔から有名です。
イオンは中国進出でヨーカドーに出遅れているので
その点で有利に働くかも知れません。

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12月は寄付の月 ― プラン・ジャパンの一般プロジェクト(2009年版)

2009-12-25 | 少しでも社会貢献
今年もこの時期になりました。
クリスマスには途上国の子供たちにも少しばかりの幸せがあるといいですね。

…4年前から書いているメッセージです。


このウェブログを見て「自分も寄付してみようかな」と考えた方、
12月中に寄付することをお薦めします。(領収書を忘れずに)

2月から3月に確定申告で寄付金控除を申告すると、
3月中旬か4月中旬に還付金(寄付額-5,000)が戻ってきます。

投資家としてはなるべく寄付から還付までの時間を短縮しなければなりません。
(良い運用をしていれば、時間が収益をもたらすから)
そこで、12月が ”寄付の時期 ”となるわけです。


注 : クレジットカードでの寄付は、証明書発行が1年遅れる場合があります。

    ◇     ◇     ◇     ◇

昨年と同様、プラン・ジャパン(旧名フォスタープラン)で行っている
「一般プロジェクト」の内容(※)をこの機会に御紹介致します。

 ※ 特定の支援プロジェクト(毎年7種類ほどある)に寄付するもの。
   寄付者がどのような活動に寄付するか選択できるのが特徴。

[1]ベナンでの給食支給(2年目)

[2]シエラレオネでの母子保健所の設置

[3]カメルーンでの井戸建設+衛生教育

[4]トーゴでの女の子によるラジオ放送

[5]インドネシアでの水資源保護のための植林(2年目)

[6]インドでの女子教育支援

[7]ラオスでの幼児教育環境整備

[8]ホンジュラスでの教育環境改善

[9]バングラディッシュでの衛生環境改善  ※ カード寄付のみ

今年の特徴は女子支援にフォーカスしたプロジェクトの開始です。
プランの女性支援者の多さに着目したのだと思われます。
(プロジェクトの内容は、焦点の絞り込みが甘いとの印象あり)

プランジャパンは、支援プロジェクトの説明が詳細で
貧困を改善しようとする熱意を感じます。

ただ、2年目のプロジェクトはなぜ2年間が必要なのか、
初年度の成果はどれほどだったのか、情報公開すべきでしょう。

また、今年からカード寄付のみのプロジェクトがありますね。
どうしたのでしょうか?

昨年から名前の出ていた「メリーゴーランド型給水機」、
バングラディッシュでのプロジェクトの写真に出ていますが
耐久性に難のある作りだと思います。
楽しそうな装置ですが費用対効果に疑問あり。
情報公開を望みたいところ。

今年は教育関連が多いですね。
昨年目立ったマイクロファイナンスはなくなりました。
失敗したのでしょうか。
或いはマイクロファイナンス・バブルで資金流入し過ぎた可能性も。

    ◇     ◇     ◇     ◇

ところで、台風「ケッツァーナ」による被害が
フィリピンとベトナムで数百万に及んでおり、
プランが食糧支援や日用品・資材提供のための寄付を募っています。
(こちらの寄付は1月4日までです)
http://www.plan-japan.org/topics/090929phil_typhoon/index.html

西アフリカの洪水被害も拡大しているようです。
(こちらの寄付も1月4日まで)
http://www.plan-japan.org/topics/090907burk_flood/index.html

上掲ページに現地の写真もあり、被害実態の一端が分かります。
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ユニセフのカード&ギフト新作 - 2009年秋冬版

2009-12-13 | 少しでも社会貢献
今年もクリスマス(と忘年会)の時季です。
恒例の日本ユニセフのカード&ギフトの新作紹介を。

すぐ注文すればクリスマスに間に合います。


 クリスマスカード(アソート柄)
 https://www2.unicef.or.jp/jcuApp/servlet/card.C1Card?category=5

 → ファミリー向けには「奇跡の降る街」、
   お子さん向けには「ウィンター・フェスティバル」、
   若い女性向けには「光のシンフォニー」、
   といったところが良いのではないでしょうか。


 クリスマスカード(単柄)
 https://www2.unicef.or.jp/jcuApp/servlet/card.C1Card?category=7

 → 「星のツリー」「パウダー・スノー」
   あたりが喜ばれそうです。
   でも同じ絵柄で枚数が多いので、
   気に入ったものを選ぶことがポイント。


 クリスマス・グッズ
 https://www2.unicef.or.jp/jcuApp/servlet/card.C1Card?category=9

 → 今年注目なのは、こちらのオーナメントです。
   いつの間にか7種類に増加しています!

   個人的にはワイヤーアートがお薦め。
   これ、大喜びする人が絶対いると思う。

   南アフリカのボールキャンドルも
   プレゼントとして面白いかも。


ネットだけでなく、電話やFAXでも申し込みできるようです。
(定価の50%がユニセフの活動に使われるそうです)


最近、社会貢献団体のライバルが続々増えているので、
ユニセフのグリーティングカード事業も
これから工夫が必要になるのではないでしょうか。

売れ筋の順位や人気上昇商品を表示したり、
商品への感想を記すコメント表示欄を設けるとか。


注:日本ユニセフは、一度カードを注文すると自動的にDMを送付してきます。
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