6時45分、仕事は昼からなのにはやく目が覚めてしまった。
最近毎日起きて最初に食べるものは、みかん、ナッツ(特に好きなのはアーモンド)、時々白湯、アルフォート。この順番もなぜか決まっている。
描きかけの絵に手をつける。
下半身はコタツに入っているので、途中ぬくくてうとうとし、そのまま倒れて二度寝。小豆がやってきた。腕をだすとその上に前足とあごをちょんと乗せる。一緒に寝る。
1時間ほどで目が覚めたが、その間に見た夢は今身近にあるありとあらゆることが立ち行かなくなる悪夢だった。
小豆は口内炎がうずくようで、食べたそうにするがなかなか口をつけない。猫ミルクもあまり飲んでくれない。
お昼ににゅうめんを作るのに出汁を煮たたせていたらカツオのにおいに触発されて食べたくなって食べようとするが、やはり痛そうにする。
昼過ぎ、自転車で仕事に出る。
銀行に寄る用事等があり早めに出たら早く着きすぎそうだったので、北大路駅前のスタバで甘いコーヒーを飲む。
仕事先は実家からわりと近いところにあるアトリエだったので、帰りに実家に寄ろうと父にメールを送っておいた。しばらくして来た返信、6時頃には家に戻ってるよとあった。
ポーズを終えて実家に向かって自転車をはしらせる。
途中の道のりには、小学校の同級生の実家が点々とある。日が沈んでご飯ごしらえの頃。今はもうほとんど交流の途絶えてしまった友達の家を通り過ぎながら、まだここに住んでいるだろうか、今チャイムを押すと出て来たりするのだろうか、兄弟はどうしただろう、今はあの頃より年をとった彼、彼女の父母がふたりでいるのだろうかと明かりのともる窓を眺めながらふらりふらり帰る。
父はまだ帰っていなかった。勤務表を見ると今夜は夜勤。夜勤の日は夕方5時過ぎ頃に早めの夕食をとり仮眠してから家を出るはずだが、何か用事があったらしい。
冷蔵庫にはパックで買ったお惣菜、蓮根のきんぴら、さつまいものレモン煮、ヨーグルトなどが入っていた。お歳暮でもらったのか、なり田屋の漬け物の詰め合わせが箱ごと冷やされていた。
米を炊こうと流しの下の米びつから米を出すと、米の中に茶色っぽい米粒くらいのダンゴムシに似た虫の死がいがいくつか混入している。いつからか、そんなものには怖じ気づかないようになった。スプーンで取り除き米は丁寧に洗う。
夕飯を一緒に食べる約束をしたのでスーパーに買い物に出る。
水菜2束、すき焼き用牛肉400g、油揚げ1枚、それを出汁で煮て、はりはり鍋というのか、食べたことはないが、はりはり鍋らしきものにする。
父は水菜と牛肉を炊いたのが好物なのでこれを気に入ると思う。
夫も呼んで材料は3人分。
父はやはり喜んで食べた。何を作っても大体喜んで食べるが、好物は嬉しいようで作り方を知りたいと言っていた。
食べてしばらくすると父は夜勤に行かなければならない時刻になり、仕事に出掛けた。
私と夫は近くのケーキ屋においしいシュークリームを買いに行ったが売り切れで、代わりにショートケーキを買って帰り、コーヒーをいれてしばらく実家であたたまっていた。
今日実家に寄ったいちばんの目的は、高校性の頃に使っていたカルトンを持って帰ることだった。今までより少し大きい絵を描きたいと思うようになったからだ。大きいと言っても現在の私にとっては普通の、小学校の頃から絵を描く時に使っていた、あの画用紙のサイズが大きい。
今は誰も使っていない2階の部屋、時の止まったクローゼットからカルトンを取り出す。今後誰も袖をとおす機会のない服、吹かれることのないリコーダー、飾られない表彰状が不平も言わず皆クローゼットに収まっている。
カルトンの間には大学受験前に毎度憂鬱になりながら描いた絵や、下手すぎるデッサンが挟まっていた。それらをあまり見ないように全部抜いてさっとクローゼットに戻し、カルトンだけ持って帰った。
最近毎日起きて最初に食べるものは、みかん、ナッツ(特に好きなのはアーモンド)、時々白湯、アルフォート。この順番もなぜか決まっている。
描きかけの絵に手をつける。
下半身はコタツに入っているので、途中ぬくくてうとうとし、そのまま倒れて二度寝。小豆がやってきた。腕をだすとその上に前足とあごをちょんと乗せる。一緒に寝る。
1時間ほどで目が覚めたが、その間に見た夢は今身近にあるありとあらゆることが立ち行かなくなる悪夢だった。
小豆は口内炎がうずくようで、食べたそうにするがなかなか口をつけない。猫ミルクもあまり飲んでくれない。
お昼ににゅうめんを作るのに出汁を煮たたせていたらカツオのにおいに触発されて食べたくなって食べようとするが、やはり痛そうにする。
昼過ぎ、自転車で仕事に出る。
銀行に寄る用事等があり早めに出たら早く着きすぎそうだったので、北大路駅前のスタバで甘いコーヒーを飲む。
仕事先は実家からわりと近いところにあるアトリエだったので、帰りに実家に寄ろうと父にメールを送っておいた。しばらくして来た返信、6時頃には家に戻ってるよとあった。
ポーズを終えて実家に向かって自転車をはしらせる。
途中の道のりには、小学校の同級生の実家が点々とある。日が沈んでご飯ごしらえの頃。今はもうほとんど交流の途絶えてしまった友達の家を通り過ぎながら、まだここに住んでいるだろうか、今チャイムを押すと出て来たりするのだろうか、兄弟はどうしただろう、今はあの頃より年をとった彼、彼女の父母がふたりでいるのだろうかと明かりのともる窓を眺めながらふらりふらり帰る。
父はまだ帰っていなかった。勤務表を見ると今夜は夜勤。夜勤の日は夕方5時過ぎ頃に早めの夕食をとり仮眠してから家を出るはずだが、何か用事があったらしい。
冷蔵庫にはパックで買ったお惣菜、蓮根のきんぴら、さつまいものレモン煮、ヨーグルトなどが入っていた。お歳暮でもらったのか、なり田屋の漬け物の詰め合わせが箱ごと冷やされていた。
米を炊こうと流しの下の米びつから米を出すと、米の中に茶色っぽい米粒くらいのダンゴムシに似た虫の死がいがいくつか混入している。いつからか、そんなものには怖じ気づかないようになった。スプーンで取り除き米は丁寧に洗う。
夕飯を一緒に食べる約束をしたのでスーパーに買い物に出る。
水菜2束、すき焼き用牛肉400g、油揚げ1枚、それを出汁で煮て、はりはり鍋というのか、食べたことはないが、はりはり鍋らしきものにする。
父は水菜と牛肉を炊いたのが好物なのでこれを気に入ると思う。
夫も呼んで材料は3人分。
父はやはり喜んで食べた。何を作っても大体喜んで食べるが、好物は嬉しいようで作り方を知りたいと言っていた。
食べてしばらくすると父は夜勤に行かなければならない時刻になり、仕事に出掛けた。
私と夫は近くのケーキ屋においしいシュークリームを買いに行ったが売り切れで、代わりにショートケーキを買って帰り、コーヒーをいれてしばらく実家であたたまっていた。
今日実家に寄ったいちばんの目的は、高校性の頃に使っていたカルトンを持って帰ることだった。今までより少し大きい絵を描きたいと思うようになったからだ。大きいと言っても現在の私にとっては普通の、小学校の頃から絵を描く時に使っていた、あの画用紙のサイズが大きい。
今は誰も使っていない2階の部屋、時の止まったクローゼットからカルトンを取り出す。今後誰も袖をとおす機会のない服、吹かれることのないリコーダー、飾られない表彰状が不平も言わず皆クローゼットに収まっている。
カルトンの間には大学受験前に毎度憂鬱になりながら描いた絵や、下手すぎるデッサンが挟まっていた。それらをあまり見ないように全部抜いてさっとクローゼットに戻し、カルトンだけ持って帰った。
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