韓国旅行記 序

明日から母と真ん中の妹の三人で韓国に行く。
妹が3年勤めたケーキ屋を先月辞めて、仕事辞めて時間ができたら旅行に行く約束をしていたのだ。

行き先はどこでもよかったのだが、今韓国は安くで行けるし近いしいーかもねーと言っているうちに妹が旅行会社で『ソウル2泊3日の旅』を申し込んできた。
私はとりあえずパスポートを取得。

北朝鮮との国境に行ってみたかったが、事前にツアーを申し込まないといけなかったそうで、個人では行くことができないらしい。

雑誌とネットでなんとなく滞在する明洞(ミョンドン)周辺情報を収集し、とりあえずエステの予約をしてみた。
なんでもある繁華街らしい。

しかしその前に私には憂うつがあった。
5日ほど前、口の中を火傷。そこから炎症を起こし、ものを食べるのが苦痛なのだった。
玉子サンドを食べるのさえ危ういのにキムチの国へ。
口内炎用の塗り薬を塗ってビタミン剤を飲んでみたりしているがやはりすぐには良くならず。
口の中の怪我は治りが早いものだが、このしつこさは舞台が終わって気が抜けて免疫力も低下しているのではないかと栄養ドリンクを飲む。これもまた染みる。

今日は軍資金稼ぎに朝から晩まで働いた。もう雑巾のような疲労。

夜、仕事終わりの時間に合わせてダーリンが旅行の荷物を持ってきてくれた。
小梅とふたりで留守を任せる。いいお土産を見つけてこなければ。

明朝、京都駅からバスで関空に行く。
5時起き。寝坊がこわい私は今晩から宇治の実家へ。

おおまかに3日間のプランを相談したが、母と妹はテレビでやっていたハリーポッターに8割気を取られていた。

どうなるのか韓国旅行。

続く