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流出雑記 

2014/10/4

2014年10月04日 | Weblog

晴れ

来客続く。今京都で開催中の演劇祭を見るのに関東や北陸からやってくる友人の宿になる。演劇祭以外にも公演が多いし、あちこち行って人と会えば外食の機会も自ずと増えて気付くと財布から諭吉や晶子が居なくなっている。

今朝栗ごはんを炊いた。栗は一週間くらい前に仕事に行った高槻の商店街を帰りに歩いているときに買った。岡山直産の農作物を売っている店で270gの袋150円。安い栗は小さめだけど栗ごはんにするのにどうせ割るのでかまわない。買ってきた次の日に下処理までして冷凍庫に入れておいた。何で知ったかは忘れたけれど、栗は冷凍しておくと甘みが増すと聞いた気がする。栗は時間がかかるけれど季節の手間も一度はしたい。

一年のうちの季節毎くらいに会うのが慣例になっている高校時代の友人と松尾大社に行った。彼女は今大阪に住んでいるけれど、いつも京都のどこかで会うことになっていて、お昼を食べて寺社仏閣を散策する。京都に住んでいるくせに行ってない場所が多すぎて目的地には困らない。それで今回はなかなか行く機会がなさそうな松尾大社にしてみた。車で前を通ったとき母にここはお酒の神様だと聞いた事があった。松尾大社の近くにある苔寺にも興味があったけれど、拝観に事前申込が必要と知ったときにはもう間に合わなかった。でも近辺には他にも寺社が多く、名前が素敵な月読神社とか、鈴虫寺などもある。阪急の桂駅から嵐山線というのが出ていて、桂から嵐山まで3つか4つくらいの駅で終点の短い路線がある。その途中の松尾大社駅で降りる。お昼に食べた料理屋さんの定食に生麩の田楽が付いていてふたりとも喜んだ。まだ紅葉シーズンでもないので店も神社も空いている。地元の散歩コースくらいしょっちゅう来ていそうなおばあちゃんが丁寧に拝んでいる傍で、本殿には一応ちゃんとお参りするけれど、境内のちいさい社はスルーして、縁結びとか夫婦和合とあったら参っとこうかと10円投げて手を叩くような雑い参拝者の願いが聞き届けられるだろうか果たしてと思いながら手を合わせる。

月読神社への道で異常な数の轢かれたカマキリを見た。月読神社の前にはパトカーが2台と警官が数人、物々しい雰囲気とまではいかないけれど、何かあったらしかった。何かはわからない。月読神社に参拝客は誰もいない。境内には掃除や草引きをしていた途中の道具類がそのままで、何かあったらしさの不安に拍車をかけた。すぐに出た。

鈴虫寺に向かったら、入り口に公益社の白いテントが立っていた。どうやらお寺の就職か誰かが亡くなって、今夜お通夜の雰囲気で慌ただしく、例え中に入れてもここで鈴虫の音を聞いたところでどうだろうかと鈴虫寺は見送った。そのかわり川沿いにばらがたくさん植わっているイギリスのお庭のようなカフェを見つけ、そこに入って庭で極めて優雅なティータイムを過ごした。そして帰りに駅に向かって歩いていると、買い物帰りで自転車の前カゴにスーパーの袋を積んだおばちゃんの袋から豚肉が滑り落ちて、おばちゃんは自分の自転車でそれを轢いた。幸いパックは破れなかった。

 

 

その他ここ数日の間に起こった事は、目論んだけれど叶わなかったことと、また別の新たな目論みを実現化しようとしていること。