原爆も 何せむものか 夾竹桃
中村 梅士 Baishi
かんかん照りの猛暑が続いているが、夾竹桃は日差し
にも涼しげに咲いていいる。
原爆の後にも夾竹桃が目立って咲いていたという。
その光景を見て、母は夾竹桃が嫌いだと言う。
毒花の強さなのか。
夾竹桃にはどの部分にも青酸カリよりも強い毒素が含
まれていると言う。
周辺の土にまで毒素があるというから強烈だ。
枝を箸代わりにつかっても死ぬと言う。
やはり、ただものではない。
夾竹桃の勢いで猛暑を乗り切るとしよう。
太陽がいっぱいの季節を楽しみたい。
今年ほど熱射病の話を聞いたことはない。
猛暑は、フランスやロシアにも想定外の暑さとなって
いるという。
その分、熱射病による死者の数も多い。
こうなると、ジョギングの足も鈍る。
ところが、朝日新聞は高校野球に例外はないかのよう
に熱射病の危険の中で試合を続けさせている。
絶対的命令支配型の部活では根性論が健在なのだ。
選手だけではない。
スタンドの応援団やブラスバンドの生徒にはもっと太
陽がいっぱいなのである。
本来、中止すべきだろう。
危険すぎるからである。
なぜ、行政は止めないのか。
死者が出て、十分注意するように指示を出していたの
ですがでは済まない問題である。
そもそも、高校野球は絶対命令、絶対服従の軍隊教育
である。
リスペクト精神と自由の精神を併せ持ったスポーツで
はない。
こういう猛暑の季節に、過酷なマラソンや野球をやる
べきではない。
オリンピックの時期も、秋にずらすべきではないのか。
旅行シーズンでもあるし、スポーツの秋でもある。
また、2年に一度、種類を変えてやってはいかがか。
夏と冬の競技をそれぞれ2年間隔でやるのだ。
種目別で見れば4年に一度になる。
スケートリンク競技は10月でもよいのだから、秋季
オリンピックにまとめることもできる。
競技種目にアイス球技を入れてもよい。
ホッケーだけではなく、アイスバスケット、アイステ
ニスというのも面白い。
開催期間は3か月間にしてもよい。
そのように、もっと工夫し、変革するべきである。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
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