春霞 枝垂れ桜を 淡く描き
中村 梅士 Baishi
枝垂れ桜の花姿はつぼみの頃から幽玄である。
去年見たのは花が終わったころだった。
また、日曜日に行ってみようか。
吉野コースの桜も見ごろかもしれない。
彼岸の中日だしねえ。
さて、昨日のディナーはなめこ汁風にうどんを仕立てたが、
あまり食べないで終わった。
ブロッコリーが邪魔だったかもしれない。
しかし、減量が必要だから、小食には多少まずい方がよい。
今朝は筝曲を聴いている。
引いたレコードが軽騎兵序曲に続いて宮城道雄の筝曲だっ
た。
久しく聞いていなかったが、古い録音が筝曲らしい。
レコードの音がよいのでそれなりに聞けてしまう。
さて、うっとおしく思っていたオンライン講師会議だが、
食事をしながら、音楽を聴きながら、なんとかやり過ごすこ
とができた。
コロナ問題を奇貨としてデジタル化を進めようということ
だった。
軽薄である。
映画『海賊と呼ばれた男』を見た。
出光興産の創業者・出光佐三の愛国と反骨のビジネス戦争
を描いたものだ。
小説本は買ったまま読んでいなかったが、気になっていた。
何と、赤間宿の出身だという。
日本初の大型タンカー日章丸は子供心にも覚えている。
イランが英国にいじめられて苦境にあった時に、英国海軍
による拿捕のリスクの中、あえて直接イランに石油の買い付
けに行った勇気は今の日本には微塵もない。
石油メジャーと言えば、大英帝国の植民地利権である。
日本が独立国家であるならば、佐三の反骨に学ぶべきであ
る。
日本の大手石油会社が次々とメジャーに買収される中、日
本の石油会社にまでいじめられていた出光が世界のオイルメ
ジャーに背水の陣で立ち向かったのだ。
その気概が英国海軍さえも退けたのだといえる。
日本は、欧米にいじめられているイランを助け、ロシアを
助けるべきなのだ。
それが見て見ぬ振りができない武士道の反骨ではないか。
士魂商才である。
日本の財界が捨ててしまった心意気である。
イランにも非難されるべき不条理があり、時代遅れの頑な
さが危険視されてもいる。
しかし、それはそれとして、中共のように包囲網を敷いて
阻害すべき国ではない。
キリスト教に劣らない信仰国家であり、親日国家であり、
原油の資源国である。
まずはその信仰と伝統に敬意を払うべきである。
そして、植民地主義の欧米や中共から助けるべきである。
日本は、唯一、この支配権力に抗して戦った国である。
高天原の神々はこの中東諸国に転生を繰り返すほどに縁が
深いという。
背水の陣を敷いてでも助けなければならない。
イラクのように、見捨ててはならない。
同じ過ちを繰り返さなことだ。
なすべきことをしてこそ、イスラム改革に目覚めさせるこ
ともできるというものである。
イランから石油を輸入し、ロシアから天然ガスを輸入する
べきなのだ。
それが経済というものではないか。
オーストラリアや台湾からも中共に代わる顧客となればよ
いのである。
そんなこともできない日本であるならば、天罰を下すべき
である。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party