鏡餅 黴いろいろの 厄を吸い
梅士 Baishi
鏡開きの餅は高価だが、鏡開きの時はすでにいろいろ
の黴に侵食されている。
これまで、委細構わず、黴ごと食っていたが、黴の刺
すような食味はありがたくない。
餅黴は無害という説があったが、どうやらそうではな
いらしい。
カビ毒には食中毒源となったり、発がん性があったり、
毒性があるから、食べないのが無難だという。
かつては、水につけて、黴を削ってから雑煮にしてい
たものである。
さて、十日えびすが終わり、成人式も終わって、今日
から新年の活動が本格的に始動する。
その初日に、風邪で休暇した。
攻防戦は2週間続いたが、やっと峠を越えて、気力が
戻ってきた。
昨日は映画を二本観た。
FBIの陰謀に騙されて命を狙われたスナイパーが復
讐戦に臨むという『シューター』が一つ。
大統領を組織的に暗殺するアメリカならではの陰謀だ
が、似たようなことは日本にもある。
日本もまた陰謀社会である。
もう一本は『連れがウツになりまして』という宮崎あ
おい主演の映画。
駆け出し漫画家の旦那がウツになって、二人で心の病
気と闘うけなげな姿を描いた作品である。
ウツということが辛気臭くて見るのも嫌だが、その渦
中にある人から見れば、大いに共感できる日々なのだろ
う。
確かに、試練は作品になる資源である。
表現力は大事だと思う。
それにしても、鬱というのは失望から無気力に陥る自
殺願望症候群というべきだろうか。
無気力という自己喪失は悪霊を招き、憑依から自殺を
招く。
希望を見失うと、戦う気力がなくなってしまう。
へこたれない力の源泉が信仰なのだと思う。
信仰は私事ではなく、公的なミッションだからである。
日経平均は17300円台まで下落、上海株だけがプラスを
キープしようと政府の介入が繰り返され、上がったとこ
ろを売るという駆け引きが続いている。
上海株式総合指数は、日本がデフレに陥った1991年に
は292だったものが、暴落しているとはいえ、今はま
だ3000をキープしている。
明らかに膨らみ過ぎたのであり、これこそはバブルだ
ったのである。
今年は、習近平が日本領有が実現する年だと宣言した
年である。
逆にチャイナがクラッシュする年だという見方もある。
チャイナクラッシュはみものである。
その後、日本株は本格的な上昇に転じるだろう。
こうして書いている最中に、上海株は一気に3000
を割り込み、2980をも割り込んだ。
これほどの激しさなのである。
今日は3000をはさんだ攻防だろうが、長くは続くま
い。
チャイナに資本主義はないのであり、市場もないので
ある。
急速に資本が引いてゆくことは目に見えている。
チャイナを資本主義経済に引き込んだことが今日の金
融不安を招いているのである。
新聞テレビは、チャイナやコリアに親和的だが、いい
加減にしてもらいたいものである。
日本独立宣言・九州本部・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党