夏雲の 花道に去る 見得を切り
中村 梅士 Baishi
昨日は運命の一日だった。
夏の陣の結果が発表された。
不安は何の役にも立たないと思いつつ、心を締め付ける
ものだ。
学生たちも眠れない夜を過ごしたのだろう。
学生たちを率いてきた自分にとっても、完全勝利でな
い限り、星を落とした落胆に責任を感じる一日である。
賞賛される結果ではあったが、あれほど頑張ったのに星
を落とした学生が一人いた。
微妙な判定だったのだろう。
無念だったが、秋の陣立てをするばかりである。
世は戦国である。
アサガオが満開になった。
そのアサガオを刈り取った。
無念だったが、あまりにも茂りすぎたのだ。
庭の風景ではなく、妖怪の住む密林のようになってしま
ったのである。
いつ成長するのだろうと眺めていたのに、入道雲のよう
に湧きたった。
驚異的成長力である。
せっかく、美しい花を咲かせるようになったのに・・・。
泣いて馬謖を切るがごとくであった。
所詮この世は仮の世、修行すべき場所でこそあれ、執着
するべき場所ではない。
しかし、厳しい競争社会であり、パワハラ社会である。
そこでこそ鍛えられる修行というものがある。
憎悪フリーの寛大さと、大きな不正を許さない正義感と、
努力を怠らない勤勉さが問われている。
日本を代表する経済＆軍事評論家だった長谷川慶太郎氏
が亡くなったという。
享年９１歳、９０を過ぎてからも現役で仕事をこなして
いたという。
自分も、長谷川先生のセミナーテープを楽しみにして勉
強させていただいていた。
氏は、ソ連崩壊を予告していた数少ない軍師でもあった。
なんとも鋭い洞察力に心酔した。
その過去世は黒田如水だという。
まさに天才的軍師である。
その息子、黒田長政は関ヶ原の戦で軍功があり、家康に
福岡藩５２万石を与えられたが、如水への畏れというべき
であろう。
長政は猪突猛進型の単細胞で、如水の手足にはなれなか
った人物である。
それが転生してムッソリーニとなり、現代ではナンダコ
リア国の文寅として政権崩壊に直面している単細胞である。
歴史に名を留めるのだからそれなりなのだろうが、悪役
である。
長谷川先生もそのことを受け止めておられたであろう。
武村健一先生に続いてまた、一時代がピリオドを打った。
英国議会がEU離脱延期の法案を議決し、議会解散総選挙
を否決した。
もはや、英国の衰退はだれにも止められない。
植民地支配のカルマは重いということである。
衰退は避けられないカルマだが、旧植民地の発展に道を
つけながら撤退する殿を務めるべきである。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party
