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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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裸になれば人はみな同じ…北斗市

2008年08月01日 18時19分36秒 | Weblog
最近のビジネスホテルには、温泉を設備したところが多くなりました。
先日、青森県のホテルに宿泊した際、仕事を終えたのが夜中になり、0時を回ってから屋上に備えてある露天風呂に浸りに行きました。温泉に入りながら、見えたり消えたりする星空を見上げ、頬を撫ぜる心地よい夜風に疲労感も一緒に飛んで行くように思うものです。
広い露天風呂にひとり、ゆっくり至極の時間を愉しんでいました。そこへ中年の男性が「こんばんは!!」と言って入ってきました。

彼も仕事が遅くなり、ようやく開放されてこの露天風呂にやってきたようです。
二人で夜空を眺めながら互いの仕事の話をして異業種の世界を知る機会を得ましたが、話の中に出て来る会社名は一部上場の大企業のようでした。今日、その会社のホームページを見たところ彼の写真が載っていて彼はその会社の社長さんでした。普通の中年オジサンに変わりありませんが、ある種の風格と雰囲気を感じたものです。

私も21歳から社長と呼ばれて既に40年です。石を投げれば社長にあたると言いますが、私もその石にあたる社長の片割れだと思います。当然、石を投げても一部上場の社長にあたる確率など殆ど無いと言えるのかも知れません。世の中には「社長」と呼ばれる人は山ほど存在しても「社長力」を備えた人が極めて少ないのでしょう。

社長も私のようなのも、露天風呂であった上場企業の社長も、偽装乳牛で何回も謝罪していた社長も、バブルで大儲けした成金社長など、どんな社長も裸になれば風采だけは皆同じに見えます。
しかし素っ裸になって露天風呂に入り、穏やかに相互に世間話をしてみれば、人格、品格などが少しずつ透けて見えて来るものです。

写真は明後日に開催する、弊社ハウジング事業部主催の木工教室の準備風景を撮りました。
前列、私の隣が大工の近江君と、左の地下足袋姿が鉄工の福田君ですが、彼らに背広を着せても絶対に似合いません。田圃の案山子に洋服を着せたように見えます。そう言う自分も一頃までは、地下足袋を履いて七分ズボンに半纏姿が一番似合った時代がありました。

後列向って左から、智専務、研究開発室の村上次長とその部下の藤木君、そして推進事業部、北東北担当の岩山係長です。この四人は、いつもスーツ姿ばかりで登場しています。
このように作業場の片付け業務でドロドロ姿になれば皆が全て一緒に見えて来るものです。
私もこのあと久々にショベルカーを操作して土木作業を行いました。福地建装はホワイトカラーとブルーカラーの境が無く、このチームワークが弊社の財産のような気もします。穏やかな天気に恵まれた北斗市でした。
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