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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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メンテナンスが必要なのは身体も建物も企業も…函館

2007年08月22日 18時51分52秒 | Weblog
400年前に建造され、あの美しい天守閣を持つ姫路城は50年ごとに手入れを行っています。
そのうちでも昭和の大改修は、とてつもない大規模改修となりました。
天守閣の二本の大黒柱も、それを支える基礎石積まで、全て解体して更地に戻し、大黒柱の接ぎ木補強や大梁、小梁、桁の取替えなどを順序に沿って再構築を行い、現在のお城となっています。

このメンテナンスに関わるもの達は、この解体で先人達の匠の技を知り、その技術レベルの高さに驚愕しながらも、時代ごとに新しい技を付加して次の時代へと引き継ぎます。
建築物のメンテナンスは、関わる人々に様々な技、そして知恵と情報を与えるのです。

「企業は人なり」…これは企業経営の基本で必ず指摘される言葉です。
当然ながら企業は、多くの人々のチームワークで運営されており、そのチームワークを維持するための社員教育が必須です。
その社員教育も時間と時代の経緯に伴ったメンテナンス教育を行わなければ企業人としての対応が陳腐化し、劣化して行きます。
企業の社員教育とは、過ぎ行く時間と時期に応じての世代交代、組織改革、意識改革などがカリキュラムの内容となるでしょう。

その企業を構成する人々も年齢を重ねるたびに、自分の体力と見識、そして年代に見合った視点を持てるようなメンテナンスが必要です。特に身体メンテナンスは、否応なしにしなけれならなくなります。
私は21日月曜日から函館市内の病院に入院し、様々な健康診断と検査を行っています。
長年、酷使した身体は検査すればこそ、様々な手入れの必要な箇所が見つかります。
私もこの際、少し気長に身体メンテナンスを行うつもりです。

何十年ぶりでの入院ですが、入院中に新入社員の入社式、事業プラン作成、事業指針の実施など社長不在でも、重要な案件が滞りなく進んでいます。
むしろ、不在の方がより実践可能な計画を打ち立てられるようです。

病院では、娘と同じ年齢の担当看護婦さんに「病院のルールに従って戴きます」と、厳しい指導を受け、その看護婦さんの「社長不在で社員は育つ!」の助言を素直に聴けます。
そして今日のブログテーマが出来上がり、病院から更新するに至りました。

私自身も、病院と言う建築業界とは異なる組織の中で機能する仕組みを学ぶ事が出来ます。
また年齢に関係なく業務を全うしようとする、病院チームワークに感動を覚えます。
病院でのブログ更新は、検査状況によって毎日出来ないと思いますが、出来るだけ更新を行って参ります。
突然のブログ更新の停止でご心配を戴き恐縮です。コメントを戴いた方、メールを戴いた方に心より感謝とお礼を申し上げます。

写真は、先ほど入院中の部屋から撮った函館山ですが今日も爽やかに晴れ上がっています。
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
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