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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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環境が人をつくるのです…北斗市

2007年08月28日 20時42分41秒 | Weblog
親が子供に見せられる背中とは、偉大さや畏敬の念を感じさせる背中なのでしょう。
その上で家庭環境そのものをどのように構築するかが肝心だと思われます。
気持ち良く、晴れやかに、明るくのびのびとした環境であれば…叱るのも、感情を顕にするのもの、このような前提が根付いている事です。
恐い、強いオヤジでも、根っこはとても優しくて思い遣りあり、遣ってはいけない事と遣って良い事のけじめがしっかりとついているのが、在るべき姿だと思われます。

一方、企業内でもこのような環境であれば、社員の仕事の能率が向上し、斬新なアイデアが出易くなり、また新入社員なども健全に育つ社風と言えるでしょう。
善い事と悪い事のけじめ…善い事をすれば絶賛し、悪い事を徹底して戒める環境です。

家庭内環境も、学校内環境も、職場内環境も、地域社会環境も、善い事と悪い事のけじめがはっきりしている事が大切です。ところが、この善い事と悪い事の尺度が夫々の家庭、学校、企業、地域社会などで微妙に異なる場合があります。
この尺度を社会通念上の善い事、悪い事と言っても判り難いのですが、つまりは誰もが好意的に理解出来る行動と言う事でしょうか。

このブログでも紹介した事がありますが、レストランやホテルの廊下を奇声を上げて走り回る子供がおり、傍にいながらその子供に何の注意もせずに放置している親が居ます。
堪らずその子供を注意するものなら、その親御さんから恐ろしい獣を見るが如きの非難の視線に晒される事になるでしょう。このような時、その親御さんに対して優しく丁寧に悟らす事をどれだけの人が出来るでしょうか…殆どの人は苦々しく思いながらもその場を遣り過してしまいます。

中には、親の視線など無視して子供を怒鳴りつける大人もいますが、子供はどうして怒鳴られたかの理解すら出来ないのです。
社会通念上の善悪を躾けられていない子供のあまりにも可哀想な姿です。

今日は隣の上磯中学校に行き授業風景を見学してきました。三階建ての校舎の1階が3年生、2階が2年生、3階が1年の教室が並び廊下部分が吹き抜けになっております。
午前中の3時限目でしたが、2階吹き抜け中央付近にいれば全校内の授業雰囲気を肌で感じる事が出来ます。
実に穏やかな授業風景でした。
毎日、会社の前を行き来する当校の生徒達の穏やかさの根源が此処の環境にあったような気がします。

写真は、校内を案内してくれた三嘴(みつはし)徳久教頭先生(向かって右)と、当社の智専務の担任でもあった阿部春樹先生です。
企業研修、社員研修などでもこの学校の授業風景を見学すべきです。
生徒から、教諭から、校風から、様々な事を学べるでしょう。
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