風のたより

つれづれに

             ~~~ 極寒の寒さに耐える猫の冬毛の秘密 ~~~

2018-02-17 | 



鳥を撮っていたら、すっかり時間が経ってしまいました。

帰り道に立ち寄ったベンチの近くで、以前会った猫ちゃんに遭遇!!





”あら、今日もここにいたの??”





ベンチにおろしたバックの周りを、ニャーニャー鳴きながらクンクンと、、、

きっとおなかがすいていたんでしょう。





いつもここに入れているカリカリの匂いがしたのでしょうが、あいにくこの日はいつもの猫ちゃんの
所のお皿に全部入れてきてしまい残っていません。

”あら、ごめんね。今日はあげるものないのよ”





一回りしても何ももらえないのが分かったようですが、いつまでもクンクンと、、、、





でもこの時期の猫は冬毛になっていることもあり、見た目もモコモコ、ぽっちゃりしています。

またそれが可愛いのですが、、、

今年の冬の寒さは例年にも増して厳しいものですが、そんな厳しい条件の中で野良として何とか
この寒さに打ち勝っているのは、猫の冬毛が助けになっています。

猫の毛は太くて長い上毛と、ふわふわした柔らかくて細い下毛の2つがあり、冬になると寒さから
身を守り保温性を高めるために、下毛が自然に増えるのだそうです。


この寒さがとても心配でしたが、ちょっとだけ安心しました。





ご飯がもらえないと分かるとさっそく移動、、、、





トコトコと歩き出して森の中に行くのかと思いきや、、、





ほど良いところに止まりました。
きっと次にやって来る人を、ここで待っているのかもしれません。

森の中の散策路を通る人が、時々ご飯をくれることがあるのをちゃんと知っているのです。

健気にも野良として生きていく処世術かもしれません。

”ごめんね、次はきっと持ってくるからね。”





夕方近くになると川風が冷たく、すっかり日も傾いてきました。

明日は約束どうりご飯のカリカリを持って行かなくては、、、


        ~~ 木曽川の野鳥③ アオジ、モズ、シメ、ジョウビタキ、他 ~~

2018-02-15 | 野鳥



芝生の上をトコトコ歩いていたのはツグミでした。

この時期どこでもよく見かける鳥です。





近づいても逃げる様子もなく、、、時折芝生の中をつついているのは
虫でもいるのでしょうか。





忙し気に木々の間を飛び交ていたのはエナガですが、暗くてよく見えません。





これはひょっとして、、、シメ??
シメなら、しめしめです。(笑)

このシメ、前回アップしたイカルの近くにいたのですが、どうやらイカルとシメは仲が良く
一緒に移動したり食事したりするのだそうです。





シジュウカラは羽の色ですぐわかりました。





こちらはジョウビタキの雄。

黒とオレンジの羽の色が鮮やかです。





ジョウビタキはけっこう人懐っこい鳥で、よく近くまでやってきます。





木の下でせわし気に何かをついばんでいたのは、アオジでした。

ちょっとカメラを意識して、、、可愛いですね。





お腹の色は、、、こんなに鮮やかな黄色なんですね。





ジョウビタキの近くにいたのは、、、モズでした。





小首をかしげて、、、、獰猛といわれるモズも可愛いものですね。

木曽川沿いにはまだまだ違った野鳥がいるようですが、なかなか会えません。



                  ~~~  芝生の雪 ~~~

2018-02-12 | 木曽川の風景



今年の冬の寒さはまだ居座っているようで、東北や北陸の日本海側の大雪は続き
交通にも大きな影響がありました。

福井県の国道8号線で立ち往生した車は1500台にものぼったというニュースに、一昨年
娘の運転で行った能登の旅の途中この8号線を通ったことを思い出しました。

この地方も今朝はまたうっすらと雪、、、夕べのうちに降ったようです。










芝生に降った雪の上に木々の影がうつって、、、、








この時期にしか見ることができない風景かもしれません。








そんな芝生の雪も、この地方では昼ごろまでにはすっかり消えていきました。

まだまだ大雪に見舞われている方々には、なんだか申し訳ないような気分です。





               ~~~ 木曽川の野鳥 ② ムクドリ  ~~~

2018-02-11 | 野鳥



イカルを見た場所からしばらく行くと、また数十羽で移動している野鳥に出会いました。

ここにもまたイカルがいるのかと思ったのですが、どうやら違う鳥のようです。





やっぱり高い木の枝に止まり同じように並んでいます。





この鳥も嘴と足が黄色いようです。





枝から枝に飛び移って遊んでいるような、、、、

どうやらムクドリのようです。





ムクドリはスズメ目ムクドリ科の野鳥で、大きさはスズメとハトの中間ぐらい。

ムクドリの名は椋(ムク)の実を好んで食べるからとかも言われていますが
実際は雑食のようです。





このムクドリも大きな群れを作って行動することが多い鳥で、街中などでは糞の被害があり
嫌われる鳥でもあるようですが、、、





でも自然がいっぱいの公園の中では、そんな心配はなく、ムクドリたちも勝手気ままに
過ごしています。





このムクドリ、日本では見慣れた鳥ですが、東アジア一帯だけに分布するので他の地域では
見られない野鳥だとか。





トリミングしてみると、、、
全体的に黒褐色で頬にある白斑と黄色い嘴と黄色い足が特徴のようです。


木曽川沿いで出会った野鳥はまだまだいっぱいいます。




                 ~~~  木曽川の野鳥 ①イカル  ~~~

2018-02-09 | 野鳥



この時期木曽川沿いを歩いていると、いろいろの野鳥に出会えます。

大きな木の高い枝にお行儀よく一列に並んだいっぱいの野鳥!!





さっきから群れを成して一斉に飛び立ったり、また一斉に舞い戻ってきたりと
忙しい動きが続いています。





なんという野鳥かはじめはわからなかったのですが、、、どうやらイカルのようです。

特徴は大きな黄色い嘴。

スズメ目アトリ科の野鳥で、木の実をこの大きな嘴でかみ砕いて食べ、通常は
木の上で生活しているとか。





イカルなんて変わった名前ですが、どうやら奈良の斑鳩の里あたりに昔いっぱいいたので
イカルという名前が付いたという説がありますが、定かではありません。

またイカルは夫婦仲がいいことで有名で、つがいで行動することが多く、それがいくつか繋がり
コロニーで行動しているようです。





あまり遠くでイカルの顔がはっきり見えません。

で、、、鳥をトリミングしてみると、、、(笑)





やっとわかりました。

全体的にはグレーで、頭部と羽の一部が黒く、大きな黄色い嘴が特徴です。





木の実のほかにもこうして木の中にいる昆虫類を食べているようです。


また群れを成している野鳥がいました。
次はどんな鳥でしょう???